車体の角にあったコーナーポール、なぜ見なくなった?

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昔はよくみたコーナーポール、なぜ最近のクルマには見かけなくなったのでしょうか?その原因を探るべくオートバックスセブンにお話をうかがいました。

文・PBKK
Chapter
コーナーポールはどこへ?
カー用品店に聞いてみた

コーナーポールはどこへ?

コーナーポールとはフェンダーポールとも呼ばれ、運転手からの視認が難しい前方の距離感を把握するため、運転席と逆側の前方部分に装着された部品のことです。インターネット上などでは「へたくそ棒」という不名誉な呼ばれ方もしていますが、狭いスペースでの通行や駐車では、運転手をサポートするものとして活躍しています。

しかし、近年はこのコーナーポールをほとんど見かけなくなったという意見が多く見られます。たしかに、街を走るクルマを何気なく見ていても、コーナーポールを装備しているクルマはあまり見かけません。

さらに、若い世代ではそもそもコーナーポール自体を見たことがないという意見もありました。関東在住の20代前半の男性ドライバーは、友人のクルマにコーナーポールが装備されているのを見て「何のための装備かわからなかった」と感じたそうです。

かつては高級セダンをはじめとし、アクセサリーとしても人気のあったコーナーポールは、なぜここまで減ってしまったのでしょうか?

カー用品店に聞いてみた

近年のコーナーポール減少の考えられる理由について、カー用品店「オートバックス」を運営する株式会社オートバックスセブンは次のように話します。

ーー最近コーナーポールを装備したクルマが減っていますが、考えられる理由はなんでしょうか?

「コーナーポールは、昔のセダンタイプなどの特に『鼻の長い』クルマに多く装備されていました。しかし、近年ではセダンタイプでも鼻が短くなったほか、コンパクトカーなどのクルマが人気なのもコーナーポールの装備が減少した理由ではないかと考えられます。また、アラウンドビューモニターなどのパーキングアシストシステムを搭載するクルマが増えたことも、要因として考えられます。」

ーー近年、コーナーポールの売上はどれぐらい減少しているのでしょうか?

「部品としては、メーカー純正品や市販の商品と種類が多いため明確な販売数は把握できませんが、体感として減っているのは明らかです。およそ平成の初期頃をピークに販売数が減っている印象です。」

ーー現在でもコーナーポールを装備しているのは、どのようなユーザーでしょうか?

「高齢の方など、昔からコーナーポールに馴染みのある方は今でも装備されている印象があります。コーナーポールという商品が、減ってはいますがなくなってはいない、ということを考えると、一部のユーザーには根強い人気があるのではないでしょうか。」
近年のコーナーポール減少の考えられる理由について、カー用品店「オートバックス」を運営する株式会社オートバックスセブンは次のように話します。

ーー最近コーナーポールを装備したクルマが減っていますが、考えられる理由はなんでしょうか?

「コーナーポールは、昔のセダンタイプなどの特に『鼻の長い』クルマに多く装備されていました。しかし、近年ではセダンタイプでも鼻が短くなったほか、コンパクトカーなどのクルマが人気なのもコーナーポールの装備が減少した理由ではないかと考えられます。また、アラウンドビューモニターなどのパーキングアシストシステムを搭載するクルマが増えたことも、要因として考えられます。」

ーー近年、コーナーポールの売上はどれぐらい減少しているのでしょうか?

「部品としては、メーカー純正品や市販の商品と種類が多いため明確な販売数は把握できませんが、体感として減っているのは明らかです。およそ平成の初期頃をピークに販売数が減っている印象です。」

ーー現在でもコーナーポールを装備しているのは、どのようなユーザーでしょうか?

「高齢の方など、昔からコーナーポールに馴染みのある方は今でも装備されている印象があります。コーナーポールという商品が、減ってはいますがなくなってはいない、ということを考えると、一部のユーザーには根強い人気があるのではないでしょうか。」
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