スマホ「ながら運転」の罰則強化。2019年12月1日から違反点数や反則金が約3倍に?

スマホ ながら運転

7月19日(金)、警察庁は携帯電話等使用時の反則金をそれまでの約3倍に引き上げる道交法施行令の改正案を公表。8月20日までの期間で、パブリックコメントを求めています。

この改正案は、2019年12月1日に施行予定の改正道交法についてのもので、運転中にスマートフォンなどを使用する「ながら運転」が厳罰化されたことに伴うもの。以下のような違反点数、反則金の引上げ案が盛り込まれています。

文・木谷 宗義

なぜ今(2019年8月)のタイミングなの?

今回の改正道交法は、2019年5月28日に衆議院で可決され、6月5日に公布されたものです。にもかかわらず、なぜこのタイミングでパブリックコメントを募集したのでしょうか?

実は、国会で可決された法案では、反則金や点数の具体的な数字は明記されていなかったのです。そこで、警察庁は具体的な数字を盛り込んだ改正案を公表するとともに、パブリックコメントを募集。12月の施工に向けて、さまざまな意見を集めて、必要に応じて調整していこうというわけです。

罰則の重さに関わらず「ながら運転をしない」が大原則ですから、普段からきちんと運転している人にとっては、今回の改正も大きな問題ではないかもしれません。しかし、自分や家族が「ながら運転」による事故に巻き込まれないためには、厳罰化は歓迎すべきものでしょう。2020年以降、「ながら運転」による重大事故が減ることを期待したいものです。

木谷 宗義|きたに むねよし

車メディアとSNSの編集者。編集者として企業メディアやSNSのコンテンツ制作を手がける、自身もライターとして年間約100本の記事を執筆する。自動車の歴史から機能解説、ドライブデートまでその幅は広いが、その主軸はひとりの自動車ユーザーとして「役に立つこと」。1981年、神奈川県生まれ。

木谷 宗義