消費税10% 増税後に発売!? 2019年10月以降にデビューする国産車たち

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参院選で一部の党が消費税増税中止を訴えているが、2019年10月に10%に引き上げられる流れになっている。
駆け込み需要による反動減も懸念されるものの、政府の反動減対策抜きで、増税後でも買いたくなるクルマはあるのだろうか。
2019年10月以降の増税後に発売される新型車を予想した。
文・塚田 勝弘
東京モーターショーでデビューする新型車も多い?
トヨタのヴィッツ、アクアという2台のコンパクトカーが2019年にフルモデルチェンジされるのでは?という憶測が飛んでいる。
現行ヴィッツは2010年登場で、ビッグマイナーチェンジを経ているが、2019年12月で丸9年を迎えることからも東京モーターショーで新型が披露され、2019年度内に発売されても(時期的には)おかしくない。
なお、次期ヴィッツの車名は、世界で使われているヤリスになるのでは、と予想する噂もあるがまだ現時点では憶測に過ぎない。また、ハイブリッドのアクアは2011年に日本で発売されていて、こちらも今年12月で丸8年を迎える。
東京モーターショーがある2019年中に発表されても時期的は不思議ではないだろう。
MAZDA3ベースのSUV、CX-30も今秋登場か?
MAZDA3、MAZDA6と車名をMAZDAに統一しているマツダからは、MAZDA3をベースに仕立てられたSUVのCX-30が東京モーターショーで披露されるはずだ。市販仕様の発売時期は不明だが、2019年中にはデビューする可能性もある。少なくても2019年度内のリリースはあるとみていいだろう。
ダイハツ&トヨタから新型コンパクトSUVが登場するかも!?
コンパクトSUVでは、ダイハツが開発を主導し、トヨタからも発売されるラッシュ&ビーゴの後継モデルも東京モーターショーで披露される期待が高まっている。
コンパクトSUVでは、日産ジュークの開発が遅れているという憶測もあり、売れ筋のSUVをリリースすることで、ジムニー(シエラ)で好調のスズキにも対抗したいはず。その次期ジュークは、2018年にはデビューしていても不思議はなかったものの、開発をやり直したという噂もあった。
2019年度内に登場するのか当然分からないものの、開発をやり直しているのであればもう少し時間がかかると見るのが自然だろう。
軽自動車では、日産と三菱連合によるデイズ/eKワゴンが新型にスイッチしているが、デイズ/eKワゴンよりも背高系の軽スーパーハイトワゴン、つまりデイズ・ルークス/eKスペースの次期型も東京モーターショーか、あるいはモーターショー後に登場するかもしれない。
販売面で圧倒的な強さを誇るホンダN-BOX、新型にスイッチしたダイハツ タントに対抗できるか注目だ。
「TNGA」を使う新型カローラ/カローラツーリングは今秋登場確実!?
今秋発売予定という内容で、すでにティザーサイトがオープンしているのが新型トヨタ カローラ(カローラツーリング)だ。2019年秋としか紹介されていないため、10月の増税前か後かは不明。グローバルプラットフォームである「TNGA」を使いながらも国内向けのナローボディにするとしている。
ティザーサイトによると、ステーションワゴンのフィールダーは、カローラツーリングになるようだ。
新型車のデビューに対しては、どのメーカーも基本的に箝口令が敷かれていて、現行モデルの時期から推測するしかない。
毎回、東京モーターショーでは国産車のブランニューモデル、フルモデルチェンジが発表されていて、10月に消費税増税というトピックスがあるものの、多くの新型車が登場するのは間違いないだろう。