消費税10% 増税前に購入すべき!? 2019年10月までにデビューする国産車たち
更新日:2024.09.09

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2019年10月に消費税が10%に引き上げられる前に、住宅やクルマなどの「大きな買い物」は駆け込み需要があるのは間違いないし、すでに建築ラッシュの住宅などは駆け込み需要が起きている。クルマでは、消費税が10%に増税されることで、自動車取得税の廃止が決定。代わりに環境性能割(燃費課税)が導入予定になっている。2019年10月1日前までに登録が間に合う新型車とは?
文・塚田勝弘
文・塚田勝弘
増税前に購入すべきか、待つべきか!?
「2019年9月30日までに登録をしたい」という駆け込み需要は、必ず出てくるだろう。取得税が8%に上がった2014年4月1日前にもあったのは、記憶に新しいところ。
なお、10%増税時に廃止される自動車取得税は、50万円以上のクルマの購入時に、自家用車が3%、事業用車と軽自動車が2%掛かるもの。新たに導入される環境性能割は、環境負荷軽減(燃費基準値達成度など)に応じて、非課税、1%、2%、3%の4つ区分されている。
また、2019年10月以降、自動車関連税初の恒久減税となる自動車税の減税が決まっているが、排気量1000ccまでのコンパクトカーが最も大きな恩恵を受ける。逆に2000ccを超えると年に1500円安くなるだけ。
環境性能割は、対象の燃費基準が厳しくなるため、燃費基準に達していないクルマの場合、増税になる可能性が高い。実質的に、自動車取得税廃止を穴埋めするのが「環境性能割」と考えていいだろう。それプラス、燃費の悪いクルマからはしっかり税金を取りますよという考えだ。
個人的には、慌てて駆け込むよりも、購入までに時間があるのであれば、じっくり吟味したほうがいいと思うし、ディーラーも増税後の反動減に対応策を練るはず(消費税増税還元セール的なうたい文句はNGらしいが)。
それでもいま、車検を迎えたり、新社会人、新大学生などになったりするため、クルマを買い替えるタイミングという方もいるだろう。消費税10%増税前にデビューするクルマはあるのだろうか?
なお、10%増税時に廃止される自動車取得税は、50万円以上のクルマの購入時に、自家用車が3%、事業用車と軽自動車が2%掛かるもの。新たに導入される環境性能割は、環境負荷軽減(燃費基準値達成度など)に応じて、非課税、1%、2%、3%の4つ区分されている。
また、2019年10月以降、自動車関連税初の恒久減税となる自動車税の減税が決まっているが、排気量1000ccまでのコンパクトカーが最も大きな恩恵を受ける。逆に2000ccを超えると年に1500円安くなるだけ。
環境性能割は、対象の燃費基準が厳しくなるため、燃費基準に達していないクルマの場合、増税になる可能性が高い。実質的に、自動車取得税廃止を穴埋めするのが「環境性能割」と考えていいだろう。それプラス、燃費の悪いクルマからはしっかり税金を取りますよという考えだ。
個人的には、慌てて駆け込むよりも、購入までに時間があるのであれば、じっくり吟味したほうがいいと思うし、ディーラーも増税後の反動減に対応策を練るはず(消費税増税還元セール的なうたい文句はNGらしいが)。
それでもいま、車検を迎えたり、新社会人、新大学生などになったりするため、クルマを買い替えるタイミングという方もいるだろう。消費税10%増税前にデビューするクルマはあるのだろうか?
新型スープラの登録は間に合わないかも!?
新型RAV4がデビュー間近
同じく、2019年春に登場予定のトヨタ RAV4も見逃せないSUVだ。全長4,600mm×全幅1,855mm×全高1,685mmというサイズと、厳ついフロントマスクによる存在感は抜群。ライバルはマツダ CX-5、ホンダ CR-Vなどで、三菱 アウトランダーなども競合しそうだ。
日産&三菱の新型軽自動車が登場
エコカーは慌てる必要はなさそうだが、この3月中にも発表と予想されるのが、日産&三菱自動車の新型軽自動車だろう。ライバルをキャッチアップし、追い抜くことが目標であるはずで、ハイト系の軽自動車を狙っている方なら要チェック。
Mazda3は今春登場か!?
(画像・Victor Decolongon/Getty Images for Mazda Motor Co.)
マツダからは、2019年中にもMazda3の登場が正式にアナウンスされている。9月中の登録に間に合う今春の登場も十分に可能性があり、もうすでに見積もりも取れるという情報もあるから、気になる方はディーラーに行ってみる手もあるだろう。
2019年は東京モーターショー開催年なので、東京モーターショーでデビュー、その後市販化という流れがありそう。もちろん、10%増税前には間に合わないが、慌てて買って後悔するのは避けたいところだ。
2019年は東京モーターショー開催年なので、東京モーターショーでデビュー、その後市販化という流れがありそう。もちろん、10%増税前には間に合わないが、慌てて買って後悔するのは避けたいところだ。
塚田 勝弘|つかだ かつひろ
自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。