圧倒的な販売台数を誇る「プリウス」、その人気の理由は?

プリウス

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2019年上期の新車販売台数ランキング1位を取るなど、プリウスの根強い人気について迫ります。

文・PBKK
Chapter
新車販売台数の上位をキープするプリウス
「低燃費」がプリウス人気のキーワード
ステータスカーであるプリウス
日本のトップ企業であるトヨタのネームバリュー
装備・グレード・価格について

新車販売台数の上位をキープするプリウス

1997年に発売されたプリウスは、着実に売上を伸ばしていき、2009年には約20万台を販売。年間新車販売台数で1位を取りました。その後、プリウスは常にランキングの上位をキープ。2019年上期では7万台を売り上げ、新車販売台数1位を獲得しています。

「低燃費」がプリウス人気のキーワード

プリウスの人気を語る上では外せないキーワードに、「低燃費」があります。プリウス EグレードはJC08モードで39.0㎞/L、電気式4WDシステム「E-Four」を搭載した4WDでも34.0㎞/Lと低燃費です。この燃費の良さは、燃費性能の良いエンジンやモーター、TNGAに基づいて新開発された「GA-Cプラットフォーム」を導入することで実現しています。

同じトヨタのハイブリッドカーとして販売されているアクアは、低燃費モデルでも38.0㎞/Lとなっており、アクアよりもプリウスの方が燃費では優れていることがわかります。

ステータスカーであるプリウス

「低燃費」であるプリウスは、所持することである種のステータスを得ることができるという側面もあります。新車販売台数の上位をキープするプリウスは、多くの人が所持する「人気の車」。その上、「価格が高い高級な車」「環境に優しいハイブリッドカー」といったステータスも得ることができ、所持することで社会的欲求を満たしてくれるクルマなのです。

日本のトップ企業であるトヨタのネームバリュー

トヨタは、世界的な企業番付であるフォーブス・グローバル2000において、2018年度に12位を獲得。30位以内にランクインしている日本の企業は、他にありません。もちろん日本国内自動車売り上げでも1位となっており、日本や世界でトップ企業として名を馳せています。

以上のように活躍しているトヨタは、クルマ業界において王道的存在。知名度も抜群です。だからこそ、「クルマならトヨタを購入すれば間違いない」といった安心感や、「世界に通用しているトヨタ」というブランド効果もあります。


装備・グレード・価格について

プリウスには装備や性能の違う4つのグレードが用意されており、それぞれ価格が異なります。一番安いEグレードは251万円~、標準モデルのSグレードは256万円~、安全装備が充実しているAグレードは284万円~、最上級グレードであるAプレミアムグレードは317万円~となっています。

このようにプリウスは他のハイブリッドカーに比べて、「安価」という訳ではありません。そのため、価格だけを見たら他のハイブリッドカーに軍配が上がります。しかし、プリウスは先ほど紹介した通り、「低燃費」かつ「ステータスカー」といった要素のあるクルマ。他にも「コンパクトなサイズ感」や「運転がしやすい」というポイントもユーザーに評価され、プリウスの人気が確立されているのです。

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