圧倒的な販売台数を誇る「プリウス」その人気の理由は?
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文・PBKK
*2019年時点の情報です
新車販売台数の上位をキープするプリウス
「低燃費」がプリウス人気のキーワード
プリウスの人気を語る上では外せないキーワードに、「低燃費」があります。プリウス EグレードはJC08モードで39.0㎞/L、電気式4WDシステム「E-Four」を搭載した4WDでも34.0㎞/Lと低燃費です。この燃費の良さは、燃費性能の良いエンジンやモーター、TNGAに基づいて新開発された「GA-Cプラットフォーム」を導入することで実現しています。
同じトヨタのハイブリッドカーとして販売されているアクアは、低燃費モデルでも38.0㎞/Lとなっており、アクアよりもプリウスの方が燃費では優れていることがわかります。
ステータスカーであるプリウス
日本のトップ企業であるトヨタのネームバリュー
トヨタは、世界的な企業番付であるフォーブス・グローバル2000において、2018年度に12位を獲得。30位以内にランクインしている日本の企業は、他にありません。もちろん日本国内自動車売り上げでも1位となっており、日本や世界でトップ企業として名を馳せています。
以上のように活躍しているトヨタは、クルマ業界において王道的存在。知名度も抜群です。だからこそ、「クルマならトヨタを購入すれば間違いない」といった安心感や、「世界に通用しているトヨタ」というブランド効果もあります。
装備・グレード・価格について
プリウスには装備や性能の違う4つのグレードが用意されており、それぞれ価格が異なります。一番安いEグレードは251万円~、標準モデルのSグレードは256万円~、安全装備が充実しているAグレードは284万円~、最上級グレードであるAプレミアムグレードは317万円~となっています。
このようにプリウスは他のハイブリッドカーに比べて、「安価」という訳ではありません。そのため、価格だけを見たら他のハイブリッドカーに軍配が上がります。しかし、プリウスは先ほど紹介した通り、「低燃費」かつ「ステータスカー」といった要素のあるクルマ。他にも「コンパクトなサイズ感」や「運転がしやすい」というポイントもユーザーに評価され、プリウスの人気が確立されているのです。