マフラーからオイル?黒い液体?が漏れている場合はどうすればいいの?
更新日:2024.09.09
※この記事には広告が含まれます
マフラーやクルマの下から液体がポタポタとたれる現象を見かけますが、果たして何が起こっているのでしょうか?
マフラーからの液体は多くの場合、ただの水
マフラーから出る液体は、ほとんどの場合は水です。
ガソリンを燃焼させると二酸化炭素と水蒸気などが発生。この水蒸気がマフラーに送られると外気との温度差で冷やされます。水蒸気は冷やされると水に変わるため、マフラーからポタポタ液体がたれてくる原因となるのです。
よく、エアコンの使用が原因という情報を耳にしますが、関係はありません。
ガソリンを燃焼させると二酸化炭素と水蒸気などが発生。この水蒸気がマフラーに送られると外気との温度差で冷やされます。水蒸気は冷やされると水に変わるため、マフラーからポタポタ液体がたれてくる原因となるのです。
よく、エアコンの使用が原因という情報を耳にしますが、関係はありません。
車の下から垂れる液体、色や臭いがあると要注意
クルマの下から垂れる液体が透明であれば、エアコン使用などで車内を除湿するための排水なので、特に心配ありません。
しかし、青・緑・赤などの色のついた液体が垂れていた場合は、エンジンを冷却するための水が垂れている可能性があります。そのままの状態で走行を続けてしまうとクルマに残った冷却水が減少して高温となり、オーバーヒートなどのエンジントラブルの原因となってしまうため、大変危険です。水との見分けが難しい場合もありますが、よく注意してチェックをするようにしましょう。
黒・茶色で粘度のある液体が垂れている場合は、エンジンオイルやミッションオイル等のオイル漏れの可能性が高いです。これは既に異常をきたしている部分からオイルが漏れている場合が多く、こちらもそのまま放置するとエンジンが焼きつき故障するといったトラブルの原因となるため、大変危険です。オイル漏れの場合は色も濃く粘度もあるため、比較的発見しやすいとされています。
また、非常に強い臭いがした場合はガソリン漏れの可能性が高く、こちらも大変危険ですが、臭いが強烈なため比較的発見しやすいでしょう。この場合はエンジンをかけずに、メーカー等へ問い合わせることが最優先です
しかし、青・緑・赤などの色のついた液体が垂れていた場合は、エンジンを冷却するための水が垂れている可能性があります。そのままの状態で走行を続けてしまうとクルマに残った冷却水が減少して高温となり、オーバーヒートなどのエンジントラブルの原因となってしまうため、大変危険です。水との見分けが難しい場合もありますが、よく注意してチェックをするようにしましょう。
黒・茶色で粘度のある液体が垂れている場合は、エンジンオイルやミッションオイル等のオイル漏れの可能性が高いです。これは既に異常をきたしている部分からオイルが漏れている場合が多く、こちらもそのまま放置するとエンジンが焼きつき故障するといったトラブルの原因となるため、大変危険です。オイル漏れの場合は色も濃く粘度もあるため、比較的発見しやすいとされています。
また、非常に強い臭いがした場合はガソリン漏れの可能性が高く、こちらも大変危険ですが、臭いが強烈なため比較的発見しやすいでしょう。この場合はエンジンをかけずに、メーカー等へ問い合わせることが最優先です
漏れている液体をしっかりチェック
液体の色や臭いをしっかりと見分けることができればトラブルを未然に防ぐことは可能ですが、そもそも液漏れしないようにするのが1番です。
メーカー側からの見解の1例として、ホンダはHP上で「冷却水やオイルには、触ると危険なものもあります。(省略)異常な液漏れを起きにくくするには、やはり定期点検を忘れずに受けることが大切です」と紹介しています。
定期点検を怠らず、万が一異常な液漏れが起きてしまった場合でも決して焦らずに、液体の種類を確かめて適切な対応をしましょう。
メーカー側からの見解の1例として、ホンダはHP上で「冷却水やオイルには、触ると危険なものもあります。(省略)異常な液漏れを起きにくくするには、やはり定期点検を忘れずに受けることが大切です」と紹介しています。
定期点検を怠らず、万が一異常な液漏れが起きてしまった場合でも決して焦らずに、液体の種類を確かめて適切な対応をしましょう。