通常は現行犯逮捕のスピード違反や信号無視、後日逮捕はあるのか?

パトカー

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今回は、スピード違反の後日逮捕について。そもそもスピード違反で逮捕されるというのは、どちらかというとレアケースだろう。逮捕となるケースでも現行犯逮捕が多く、後日逮捕になるのはどういった状況だろうか。

文・塚田勝弘
Chapter
そもそもスピード違反でも逮捕される!?
後日逮捕もあり得る
安全運転を心がけよう

そもそもスピード違反でも逮捕される!?

「そもそもスピード違反で逮捕されるの?」という疑問もあるかもしれない。厳密にいえば1km/hでもオーバーすれば速度違反になるため、比較的身近な? 違反といえるだろう。定められた期日までに反則金を支払えば、逮捕されることはない。

お題の「通常は現行犯逮捕のスピード違反。後日逮捕はある?」だが、後日逮捕はもちろんあり得る。オービスなどでドライバーの顔と車両のナンバープレートが判明している場合はもちろん、ナンバープレートなしで中央高速道路を235km/hを出したダッジ・チャレンジャーという超レアなクルマということもあり、約2年後に逮捕された。こちらは、ナンバープレートもなく、顔も隠されていたことで、「執念の逮捕」と報道されたのも記憶に新しい。 

では、こんな極端な事例ではなく現行犯でも後日でも速度超過で逮捕されることはあるのだろうか?

後日逮捕もあり得る

警察官の制止(停止)命令を振り切ったり、速度超過しながら蛇行運転や悪質なあおり運転をしたりすると、逮捕される可能性は出てくるだろう。

以前、青森県ではネズミ取りに引っかかった警察官が運転するクルマが逃走し、後日検挙されるというかなり酷い事例もあったようだ。

安全運転を心がけよう

あるいは、速度超過にひき逃げも絡んでいたり、速度超過ではあまり考えにくいが、証拠隠滅を図ろうとしたりすると逮捕されるかもしれない。前科持ちで、しかも悪質性が高いと判断されると、逮捕権の乱用に当たらない範囲で逮捕されるケースもあり得る。

また、度重なる出頭命令を無視したり、海外旅行などで出頭命令に気づかなかったりすると逮捕される可能性もあり、実際そうした事例もあるよう。逮捕には至らなくても、反則金を支払うのは馬鹿らしいし、一発免停や免許取り消しなどにならないような運転を心がけたいものだ。

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