なぜ、キャラバンではなくハイエースがカスタムベースの王座となったのか?
更新日:2020.01.08

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トヨタ、日産のワンボックスカーである、ハイエースとキャラバン。一見すると、非常によく似た両者であり、どちらもカスタムベースとしてよく使われますが、キャラバンよりもハイエースのほうが多いようです。その理由は、どんなところにあるのでしょうか?両車を比較しながら探っていきたいと思います。
トヨタ ハイエースとはどんな車?
1967年以降、世界130カ国で累計販売台数は602万台と、トヨタのベストセラー車種のひとつでもあるハイエース。荷室の広さと耐久性が支持され、ビジネス用途のみならず、レジャーや趣味のトランスポーターにも使われています。
もちろん現在でも製造・販売は続いており、現行の200系は5代目となっています。
もちろん現在でも製造・販売は続いており、現行の200系は5代目となっています。
日産 NV350キャラバンとはどんな車?
日産版ハイエースとも言われるキャラバン。トヨタに遅れること、6年後の1973年に登場し、現在のモデルはハイエースと同じ5代目になります。
価格、車体寸法、動力性能もほぼハイエースと互角。唯一違うのは販売台数で、2016年の年間国内販売台数は、約60,000台のハイエースに対して、キャラバンは約21,000台と、大きく差をあけられています。
価格、車体寸法、動力性能もほぼハイエースと互角。唯一違うのは販売台数で、2016年の年間国内販売台数は、約60,000台のハイエースに対して、キャラバンは約21,000台と、大きく差をあけられています。
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