コンパクトSUVのおすすめ5選

マツダ CX-3 2018

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2002年に登場したポルシェのカイエンが火付け役になって、2000年代から世界的にSUVがブームに。その流れは、今やA~Bセグメントのコンパクトクラスにまでやってきています。各メーカーから発売されるSUVモデルは、ハッチバックやミニバン以上に個性的なものばかり。そこで、「今買いたいコンパクトSUV」と題して、5車種をピックアップしてみました。

文・木谷宗義
Chapter
おすすめのコンパクトSUV:スズキ クロスビー
おすすめのコンパクトSUV:マツダ CX-3
おすすめのコンパクトSUV:ジープ レネゲード
おすすめのコンパクトSUV:フィアット 500X
おすすめのコンパクトSUV:DS 3クロスバック

おすすめのコンパクトSUV:スズキ クロスビー

軽自動車のハスラーを一回り大きくしたようなデザインで人気のクロスビーは、Aセグメントの5人乗りSUV。ボディサイズは、全長3,760mm×全幅1,670mm×全高1,705mmとSUVの中では異例にコンパクトで、都市部での扱いやすさが光ります。

イグニスやソリオのメカニズムを流用して開発されたものですが、ヒルディセントを含めた4モードを持つ4WDシステムにより、走破性もなかなか。パワートレインは、1.0L直噴ターボ「ブースタージェット」エンジンに、加速をアシストするISG(モーター機能付発電機)を備えたマイルドハイブリッド。

ホワイトまたはブラックの2トーンルーフに、さらにイエローやオレンジのアクセントを追加した3トーンコーディネートも選べる幅広いカラーバリエーションも魅力的です。価格は176.6万円~。

おすすめのコンパクトSUV:マツダ CX-3

マツダ CX-3は、アウトドアよりも都市部での使用に重きを置いたBセグメントのクロスオーバーSUV。マツダ車に共通する鼓動デザインが採用されたエクステリアは、アテンザやCX-5など同社のような雰囲気を持っています。

発売当初、1.8Lクリーンディーゼル「SKYACTIV-D」だったパワートレインは、2.0L「SKYACTIV-G」ガソリンエンジンも選べるように。どちらのエンジンも、6ATだけでなく6MTが選べるため、MT好きな方におすすめしたい1台です。

定期的に発売される特別仕様車も見逃せないところ。2019年2月現在ラインナップされる「20S Exclusive Mods」は、ディープレッドのナッパレザーシートにピュアホワイトのインパネやドアトリムがコーディネートされるお洒落な仕様となっています。

おすすめのコンパクトSUV:ジープ レネゲード

ジープってデザインはいいけど、大きくて使いづらそう…。そんな方におすすめなのが、Bセグメントに属するレネゲードです。ボディサイズは全長4,255mm×全幅1,805m×全高1,695mm。ラングラーやチェロキーの面影を残しながらも、コンパクトSUVらしく可愛らしさが感じられるデザインが最大の特徴です。

2019年2月現在、1.3L「マルチエア」ガソリンターボ+6速DCTのFWDモデル「LIMITED」(355万円)のみですが、春ごろにはLONGITUDEと、同じ1.3Lターボながら9速ATを組み合わせる4WDモデルの「Traihawk」も加わる予定です。サイズ的にも価格的にも、日本にピッタリのジープと言えるかもしれませんね。

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おすすめのコンパクトSUV:フィアット 500X

フィアットとジープは現在、同じFCAグループのブランド。そこでフィアットとジープは、メカニズムを共有して、別のSUVを作ることにしました。フィアット 500Xは、レネゲードと基本的なメカニズムを共有するモデルで、スタイリングは日本でも大人気のコンパクトカー、フィアット500のイメージを踏襲したもの。

パワートレインは、レネゲードと基本的に共通の1.3L「マルチエア」+6速DCTのFWDと、9速ATの4WDの2種類。ボディサイズも、全長4,250mm×全幅1,795m×全高1,610mm(FWD車)と、レネゲードとほぼ同じです。

ボディ同色のパネルが配されるインパネなど、インテリアもフィアット500と共通のモチーフで作られています。価格は292.7万円~。

おすすめのコンパクトSUV:DS 3クロスバック

DS 3クロスバックはDSブランド初のコンパクトSUVで、「今買いたい」ではなく正確には「これから買いたいSUV」で、日本導入が待たれる1台です。

「DS3」や「DS7クロスバック」のイメージを採り入れながらも新鮮なスタイリングは、DSらしいラグジュアリーさを感じさせるもの。それでも発表されているボディサイズは、全長4,118mm×全幅1,791mm×全高1,534mmと十分にコンパクトで、日本の都市部で活躍しそうな期待の持てる1台です。

テスラのような人が近づいたときだけ自動的にポップアップする「フラッシュドアハンドル」も採用。3種類のルーフカラーや5種類のインテリアトリムなど、本国では豊富な選択肢が用意されています。

パワートレインは、1.2L「Puretech」ガソリンターボと1.5L「BlueHDi」ディーゼルターボにピュアEVの「E-TENSE」が加わる見込み。価格は邦貨換算で約300~500万円とちょっと高価ですが、ラグジュアリーなコンパクトSUVとして注目されそうな予感大です。

今、世界で販売される新車の1/3をSUVが占めると言います。日本では軽自動車やミニバンが主力ですが、世界的な潮流は間違いなくSUV。まだまだこれからもSUV人気は続いていくことでしょう。1年後は「今買いたいSUV」のラインナップもガラっと変わっているかもしれません。


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