汚れたらホースで水洗い!? アウトドアをさらに楽しめるオープンデッキの車3選

トヨタ ハイラックス 2017

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皆さんは、アウトドアを楽しむなら、どんなクルマを選びますか?乗車定員、汚れにくいシートや荷室、積載量、荷物の積みやすさなど、気になる要素はいろいろあると思います。そのなかで、荷物の積み降ろしやすさ、汚れ物も気にせず積載できるなどの条件を満たすスタイルが、オープンデッキです。そんなオープンデッキスタイルのクルマを3車種紹介しましょう。

文・吉川賢一
Chapter
トヨタ ハイラックス
トヨタ bB オープンデッキ
ダイハツ ハイゼット デッキバン

トヨタ ハイラックス

1968年に登場して以来、あらゆるシーンで活躍を続けてきた「トヨタ ハイラックス」。現在は、おもに海外向けに生産されているピックアップトラックです。日本市場では、2017年に約13年ぶりとなる復活をはたしました。

ボディサイズは、全長5,335mm×全幅1,855mm×全高1,800mm。日本の街中や細い路地では、狭苦しく感じてしまいそうな大きさではありますが、ハイウェイや海沿いの道をゆったり走るのは気持ち良さそうですし、なによりも悪路で抜群の走破性を発揮します。

アウトドア好きにとって、クルマ選びの際にまず重要となるのが「荷物がどれくらい積めるか」ということではないでしょうか。ハイラックスの荷台の最大床面長は1,565mm、リヤゲートの開口幅は1,380mm。これほどまでに広い荷台であれば、キャンプ用品や釣り具、サーフボードなど、積む順番や場所など気にせずに、次々と載せることができます。

また荷台が汚れた場合、水洗いできるのもオープンデッキの利点。車内に泥などを持ち込む心配が少ないのは、アウトドアファンにとって大きな魅力でもありますね。

トヨタ ハイラックス 画像

トヨタ bB オープンデッキ

トヨタが2000年に発売した若者向けの小型トールワゴン、bBをベースに、後席から後ろラゲッジ部分を屋根のない荷台に改造したクルマが、2001年に販売が開始された「bB オープンデッキ」です。

通常は、1.3Lと1.5Lという2つのエンジンが用意されていたbBですが、オープンデッキは1.5Lのみ。ボディは、5ドアから右側1ドア、左側は観音開きの2ドアというスタイルに変更されていました。

もともとコンパクトサイズのトールワゴンということもあり、荷台の奥行きはそれほどあるわけではないのですが、深さがあるので、荷物を積み重ねても安定性があることや、長い物も縦に積載が可能となっています。

加えて、後席後ろのパネルとガラスは、上下に開放することが可能なデッキスルードアとなっており、風の巻き込みなどを気にしなければ、室内と荷台を一体化させた使い方ができることも特徴です。

ところが、人気は伸び悩み2003年には生産終了。中古市場では、個性的なキャラクターや希少性で、おしゃれなアウトドアファンから一目置かれているようです。

ダイハツ ハイゼット デッキバン

ダイハツの「ハイゼット デッキバン」は、軽ワンボックスカーと軽トラックの”いいとこ取り”をした1台です。1988年に発売されて以来、根強い人気があります。

それまで商用イメージの強かったデッキバンですが、東京オートサロン2018のダイハツブースで、アウトドア向けのアクティブに遊べるクルマを提案し、話題となりました。

気になるデッキ部分のサイズは、荷台長850mm、荷台幅1,360mm、荷台高590mm。軽自動車でありながら長いパラソルなども積み込めるのが特徴です。

通常の軽トラックは2人乗りなのに対し、デッキバンは4人乗り。荷物をたっぷり積み込んでも、後部座席はしっかり確保されています。またオプションのカラーパックを選択すると、ファインミントメタリックやライトローズメタリック、パーツホワイト、ブラックマイカメタリックなど、商用車の軽トラには無いボディカラーを選べます。

軽自動車の可愛らしさとスタイリッシュなカラーで、これまでの商用イメージを払拭する外観も魅力的です。

ダイハツ ハイゼット デッキバン


思い立ったら荷物をパッと積んで、遊び終わったらサッと片付けて帰路につく。そんなアウトドアライフを楽しむ方に、オープンデッキはおすすめのクルマと言えます。

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