MINI ヴィクトリアが狙い目である理由|いちばんお買い得なMINI

MINI ヴィクトリア

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2018年11月末現在、発売されているMINIは、2014年にフルモデルチェンジをはたした3代目。2018年5月にマイナーチェンジを行ない、6月には特別仕様車「MINI VICTORIA(ヴィクトリア)」も用意されました。このヴィクトリアが、MINI好きのあいだで注目を集めているそうです。

文・西山昭智
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2018年5月にアップデート
ONEは標準装備の内容が乏しい
ONEだけに登場した特別モデル

2018年5月にアップデート

21世紀にBMWのもとで生まれ変わったMINI。2014年に登場した第3世代のMINIは、コードネームがR56からF56へと変わり、MINI好きの間では「F」シリーズとも呼ばれています。そんな3代目MINIが、2018年5月にマイナーチェンジを敢行。3ドアハッチバック、5ドアハッチバック、コンバーチブルがアップデイトされました。

今回のマイナーチェンジでは、7速DCTが追加されエンジンの性能向上なども図られているのですが、それよりも注目を集めたのがスタイリングとインテリアの意匠変更です。

デイタイムランニングライトのヘッドライトリングは、正円になり(旧型は一部が欠けていた)、ウィンカーと兼用。またテールレンズユニットのブレーキランプは、ユニオンジャック柄に光るようなギミックが施されています。

ほかにもクーパーではオプション扱いだったナビゲーションシステムが標準装備になるなど、装備内容とそれにともなうオプション価格の改定が行なわれています。

ONEは標準装備の内容が乏しい

2018年のマイナーチェンジによって、多くの装備が標準装着されるようになったMINIですが、最廉価モデルのONE(ワン)は取り残された感があります。

まずナビゲーションシステムはオプション扱い。今回のマイチェンで、クーパー以上に標準装備となったMINIコネクテッド(スマートフォンと連動して各種情報を知らせる機能)も、装備されていません。

ほかにも、MINIドライバーサポートデスクというサービスが受けられなかったり、緊急時に対応するSOSコールやドライビングアシストも装備されません。また、ユニオンジャック柄のテールランプは、オプションのLEDライトパッケージを選ぶ必要があります。

ONEだけに登場した特別モデル

装備は必要最低限といった印象のONEに追加された特別仕様車が「ヴィクトリア」です。

ONEの3ドアと5ドアに用意され(7ATのみ)、価格はノーマルのONEが256万円(3ドア)と271万円(5ドア)なのに対し、ヴィクトリアは270万円(3ドア)と288万円(5ドア)と若干上がっているものの、それを上回る装備で話題となっているのです。

まずLEDヘッドライトとユニオンジャック柄のテールランプが標準装備となっているのが最大の特徴で、ほかにもサイドスカットルがヴィクトリア専用デザインになっていたり、本来ONEには設定がない15インチヘリスポークシルバーアロイホイールを装備していたりとお得な内容になっています。

ただしナビゲーションはついていないので、ナビをつけたい方はナビゲーションパッケージ(20万円)を追加設定するのがおすすめ。このパッケージには、ナビシステムだけでなくMINIコネクテッドやアームレストも含まれています。

MINIのグレードを選ぶ際に、最初からONEを選択肢から除外している方も多いかもしれません。しかしクーパーとクーパーSは、もしかすると必要以上に豪華すぎる装備内容になっている場合もあります。

そんなときは、このヴィクトリアをベースにして必要なパッケージを追加することで、お得になることもあります。ONEのヴィクトリアは意外と狙い目ですよ。

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