ボディサイズ、排気量など色々デカすぎ!? スケールの大きなアメ車5選

自動車大国であるアメリカでは、過去から現在までさまざまなモデルが生産されてきました。最近でこそ、世界的なマーケットを見据えた日本車やヨーロッパ車と近しいモデルの開発も進んでいますが、アメリカならではと言っても過言ではないボディサイズや排気量などが独創的なモデルも存在しています。ここでは、日本車とはケタ違いのアメリカ車を厳選してお届けします。

文・西山昭智

大きすぎて生産中止!?「フォード エクスカージョン」

アメリカを代表するフルサイズSUVといえばキャデラック エスカレードとリンカーン ナビゲーターが挙げられますが、フォードにはそれをはるかに凌ぐビッグサイズのSUVが存在していました。それがフォード エクスカージョンです。

これはF150(10代目)の兄弟モデルであるスーパーデューティをベースにしたSUVで、ボディサイズだけでなく搭載エンジンも超ド級。全長5,760mm×全幅2,030mm×全高1,900mm、ホイールベース3,480mmというボディに搭載されたのは、7.3LのV8パワーストロークディーゼル。

またガソリンエンジンでは、6.4LのV10トライトンエンジンも用意されていました。1999年に誕生したものの2005年には生産が中止され、大型のSUVはエクスペディション EL/Maxへと受け継がれています。

V8ならぬV10エンジン搭載「ダッジ バイパー」

クライスラーのいちブランドであるダッジから発売された伝説のアメリカンスポーツカー。シェルビー コブラの再来と言われ、開発にはキャロル・シェルビーが関わっていたとされています。

1989年に北米国際オートショーでコンセプトモデルを発表したのち、1991年に市販車モデルがラインオフ。このバイパーの最大の特徴は、一般車としては異例の7.9L V型10気筒エンジンを搭載していたということ。

もともとはピックアップトラックのエンジンがベースになっており、当時クライスラーの子会社だったランボルギーニの手によってチューニングが施されたことでも話題を集めました。

バイパーは、オープンモデルのRT/10とクーペモデルのGTSが用意されており、GTSをベースにしたバイパーGTS-Rは当時のルマン24時間レースやニュルブルクリンク24時間耐久レースなどで華々しい活躍を見せています。

2007年には、バイパーSRT10ACRがニュルブルクリンク北コースを7分22秒1で周回し、市販車最速の称号を獲得。さらに2017年には第5世代のバイパーACRで、7分1秒30という記録をマークしています(2018年現在の最速記録はランボルギーニ アヴェンタドールSVJの持つ6分44秒97)。


日本における実用性など関係なし、とにかくスケールが大きなアメリカ車たちを紹介ました。広大な国土を持ち、自動車が生活のなかに根付いているアメリカならではのラインナップは、私たちの予想をはるかに上回るものばかりです。

他人と差をつけたい、オリジナリティのある愛車に乗りたい、そんな想いをお持ちの方はぜひ一度アメリカ車をご検討されてみてはいかがでしょう。