2050年、高級車はどのようになっているのか? ベントレー、英国美大の学生たちと共同研究

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2018年10月、ベントレーはイギリスの美術大学ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのインテリジェント・モビリティ・プログラムでデザインを学ぶ学生たちとの共同研究として、「未来の英国のラグジュアリー」について予測しました。
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ベントレーとロイヤル・カレッジ・オブ・アートが共同研究
デザイン・チームによる特に興味深かった作品4つ
未来の英国のラグジュアリーとは?

ベントレーとロイヤル・カレッジ・オブ・アートが共同研究

ベントレー・モーターズは、世界トップの人気を誇る超高級車ブランド。本社はクルーにあり、現在はコンチネンタル、フライングスパー、ベンテイガ、ミュルザンヌの4車種をラインアップしており、設計からR&D、エンジニアリング、製造までを一貫して本社で管理しています。

そんなベントレーが、芸術やデザインの分野において世界をリードするイギリスの大学ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(以下、RCA)の学生と、未来の英国のラグジュアリー(the future of British luxury(※))について共同研究を行いました。

学生たちは、今後世界がますます仮想化、デジタル化する中で、本物の贅沢なグランド・ツーリングという経験を生み出すために、物理的に重要なエレメント、テクノロジー、クラフツマンシップをいかにして共有できるか、のイメージの確立に挑戦します。

24名の学生から提出された回答の中で、RCAの講師とカリキュラム・プロジェクト全体を通じて助言と指導を与えるベントレーのデザイン・チームが特に刺激を受けたイメージ画を4つ紹介しましょう。

(※)ベントレーとRCAの共同研究は、贅沢なモビリティの未来に関するトピックについて議論を喚起するための学問的な試みです。ここで提案されたデザインやモデルは将来のベントレーの製品やコンセプトではありません。また、ベントレー社の将来のデザインの方向性を示すものでもありません。

デザイン・チームによる特に興味深かった作品4つ

①ラグジュアリー・サウンドスケープ(贅沢な音の風景)

アイリーン・チウ(Irene Chiu)の「ラグジュアリー・サウンドスケープ(贅沢な音の風景)」は、望まない音やストレスとなる騒音を選択的にフィルターにかけ、同時に快適な生体音響を残すことができる自動車というテーマで、未来の高級車における音の役割を考察。

彼女は、音の風景(サウンドスケープ)が自動運転車両の室内の音響に対する斬新な取り組みであり、それが車内にいる人の健康、心地よさ、旅の経験にどのような影響を及ぼす可能性があるかを実証しています。

②マテリアル・ヒューマニティ(人間的な材料)

ケイト・ナムゴン(Kate NamGoong)の「マテリアル・ヒューマニティ(人間的な材料)」は、2050 年の高級車の顧客が引き続き評価しているような、予想のつかないものや感情を明らかにした作品。

さらに彼女は、未来の世界が完全に自動化され、電動化されたとしても、時にはエンジン付きの自動車を自分自身で運転することを選べるのも真の贅沢であると提言し、伝統的なエンジンが貴重なものとなると、今日の高級機械式時計と同じように機械的な仕組みを見たがるだろう。とも語っています。

③ストラトスフェリック・グランド・ツーリング(成層圏へ至る壮大な旅)

ジャック・ワトソン(Jack Watson)の「ストラトスフェリック・グランド・ツーリング(成層圏へ至る壮大な旅)」は、100年に迫るベントレーの技術革新の歴史にインスピレーションを受けてイメージ。

彼の予想する「未来の贅沢」は、ビジネスのための世界旅行はもはや人々の生活圏を制限しないというシナリオを想定し、持続可能で贅沢な、成層圏へ至る 壮大な旅が現実のものとなる。と想像しています。

④エレガント・オートノミー(優雅な自動化)

エヌジ・チョイ(Enuji Choi)の「エレガント・オートノミー(優雅な自動化)」は、スマート・ シティのために造られた運転手のいない未来のクルマでは、優雅さや英国的な礼儀正しさが重要となると予想。

このプロジェクトでは、乗車時および降車時のエチケットや、それらが馬車の時代から現代の自動車まで、時の経過と共にどのように発達したのか、また、それらが 自動運転化された世界でどのように発達し続けるかに着目していると語っています。

未来の英国のラグジュアリーとは?

ベントレーのデザイン・ディレクターで、RCAの卒業生でもあるステファン・ジーラフは、

「ベントレーは、常に高級車の最前線に立ち続けており、この共同研究によって新世代の学生たちに将来のビジョンを問うてみたいと考えました。」
「私たちは、世界各地のデジタル・ネイティブの視点を使って、新しくて面白い方向に我々を導く可能性のあるアイデアやコンセプトを探求しました。ここの2年生は、未来の自動車をデザインする人たちです。このチャレンジの結果がとてもエキサイティングなものになったのは、そのため
です。」と話しています。

また、RCAでインテリジェント・モビリティのシニア・チューターを務めるクリス・ソープ博士は、

「進化する文化、破壊的なテクノロジー、そして個人の欲求が未来のクルマを変えるのだとしても、どのようにすれば未来の個人的な旅行を感動的な体験にすることができるのか?ベントレーが、今後30年間の自動車の『ラグジュアリー』を見たいと希望したときから、ここの学生たちはその問いかけに取り組みました。」と話しています。

ベントレーとRCAの共同研究による提案の全てはこちらのウェブサイトで確認できます。ぜひ、未来のラグジュアリーを想像してご覧ください。

【ベントレーモーターズジャパン プレスリリースより】

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