クルマの購入 現金VSローン どちらがお得?6年で80万円の差になることも!?

トヨタ アルファード 2017.12

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クルマを購入する際、多くの方は分割払いを選択していると思います。しかし、ローンには毎月払い続けることになる金利があり、実際には車両価格以上の金額を支払うことになります。とはいえ、現金の持ち合わせがあればよいのですが…。ここでは、現金一括かローンか、それぞれのメリットとデメリットを考えてみましょう。
Chapter
アルファードの新車を購入する場合…
ローンでアルファードS”Cパッケージ”を買ったら、総額いくら?
ローンのメリットとは?
極力リスクを減らして楽しいカーライフを!

アルファードの新車を購入する場合…

毎年、年間4万台も売り上げるトヨタ アルファード。兄弟車のヴェルファイアと合わせると、かなりの販売台数になることは想像に難くありません。

そのグレードは、エアロボディも合わせると、17種類にもなります。そのなかで売れ筋は、エアロボディをまとった2.5LガソリンエンジンのS”Aパッケージ”もしくはS”Cパッケージ”の2WDモデルだそうです。

試しに、メーカーサイトの見積もりシュミレーションを利用して、S”Cパッケージ”の2WDを計算すると、T-Connectナビ DCMパッケージ+ナビ連動ETC付きで、車両価格は4,535,460円になりました。

他にも本革シート、LEDヘッドランプ、アルミホイールなどがあり、S”Cパッケージ”2WDの乗り出し価格は450万円~といったところが実情です。

これを現金一括で購入するなら、諸費用合わせて約490万円をポン!と出せれば良いのですが、そう簡単に出せる方は一握りでしょう。

では、そうなると考えるのが、ローン(分割払い)です。

ローンでアルファードS”Cパッケージ”を買ったら、総額いくら?

手持ちはない、しかしどうしても物欲が抑えられない!という場合は、やはり分割払いに頼るしかありません。

銀行や各種金融機関で、さまざまなプランが用意されているので、自身のライフスタイルに合わせたプランをチョイスできます。固定金利で450万円を借りた場合、金利は2%~6%あたりです。

仮に、アルファードS”Cパッケージ”(450万円)を、6年間=72回返済というプランで、東京トヨペットが用意している通常のローンを利用した場合、どれぐらいの支払いが発生するのでしょうか?現在の金利は5.9%。ボーナス払いは無しで計算すると、月々の返済額は、74,365円です。

つまり、74,365円×72か月(回)で、総額5,354,304円となり、総額では80万円以上の開きが出てしまいます。

金融機関がマイナス金利を採用しないかぎり、ローンのほうが確実に総額は増えるわけですから、どちらがお得かと問われれば、現金一括に越したことはないのです。

では、ローンのメリットとはなんでしょう。

ローンのメリットとは?

ローンのメリットは、やはり貯金がなくてもすぐにマイカーの購入の算段が出来るということ。負債とはいえ結果的に「資産」を得るわけですから、仕事などをするうえでのモチベーションにつながる…というポジティブシンキングもできるかもしれませんね。

また、残額を繰り上げ返済可能なプランであれば、さらに金利による総額増を抑えていくことができますので、うまく活用していきたいですね。

他方で、6年~7年などといった長期ローンを組んだ場合、その間に起こり得る自身のライフスタイルの変化というリスクは存在します。転職や海外転勤といった事態に直面する可能性は否めません。

極力リスクを減らして楽しいカーライフを!

ローンには、リスクがあるのも事実です。やはり金利が総額を左右しますから、ローンを組む際は、ディーラー以外のローンも検討して比較してみましょう。

また少しでも頭金があれば、借入金額を抑えることができます。下取り車両を持っているのであれば、ディーラー下取り見積もりだけでなく、買い取り専門店での売却も積極的に考えるべきです。

結論としては、自身のライフスタイルに合わせたプランであれば、ローンという選択肢もあり、ということです。無理のない支払いプランで、充実したカーライフを送りましょう。

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