月々11万円からでフェラーリのオーナーに!? スーパーカーのお得な買い方

フェラーリ カリフォルニア

残価設定型ローンというクルマの購入方法をご存じですか?販売会社や提携先ローン会社によっては、バリューローンや残価クレジットなどとも呼ばれています。そんな残価設定型ローンを使用して、クルマを購入する方が最近増えています。特にスーパーカーの世界で重宝されているのです。その理由を、残価設定型ローンの仕組みとともに解説しましょう。

文・山里真元|日本スーパーカー協会 事務局 ライティングGT代表ライター

Chapter
残価設定型ローンとは?
据え置く残価の設定ルール
月々11万円からのフェラーリ生活

残価設定型ローンとは?

ローン(loan)とは、直訳すると「なにかを貸す」という意味ですが、ここで用いるローンは融資商品のことを指します。融資を受けて毎月決まった額を返済していくというものです。

たとえば3,000万円の車を5年60回払い、頭金無し、均等割り(金利分は含まず)で購入すると、月々の返済額は50万円。一般庶民では、支払える金額ではありません。

残価設定型とは、あらかじめ数年後の売却を想定して売却額分(残価)の返済を据え置くことで、月々の返済額を低く抑えるというものです。つまり、通常のローンなら完済後の売却で返ってくる金額を、あらかじめ分割返済分から差し引いておくのです。

これを使うと、3,000万円の車でも、5年後に半額の1,500万円で売却(残価)できると仮定し、その分を据え置けば、分割返済額は1,500万円となり、前述したシミュレーションと同じく5年60回頭金0で計算すると、月々の返済額は25万円で済むことになります。一般的なのローンと比べて、なんと月々の支払は半額で乗れてしまうという計算になります。

据え置く残価の設定ルール

据え置く残価を多くすればするほど、月々の返済額を小さくできます。しかし、この残価の設定には上限が存在しています。上限についてはローン会社がさまざまな市場調査をすることで割り出しています。上限を上回らない範囲でなら、好きな値が設定可能です。

ここまで説明すれば、なぜスーパーカーの購入で重宝されているか、おわかりいただけたかと思います。フェラーリやランボルギーニなどは、一般的な車と比べて値落ちが少ないからに他なりません。値落ちが少ない=据え置く残価を大きくできるのです。

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月々11万円からのフェラーリ生活

山里 真元|やまざと まさゆき

日本スーパーカー協会 事務局 ライティングGT代表ライター。国内最大手IT社員→ITコンサルティング会社創業を経て、2010年より趣味の車好きが高じて主にスーパーカーやクラシックカーなどのニッチな車の売買相談を開始。インポーター各社とのパイプも太く、国内外新型クラシック問わず幅広く相談を受けている。趣味のツーリングでは、地域密着型のスーパーカークラブを運営し、日本スーパーカー協会事務局長としても活動中。

山里 真元