フェラーリをリースで乗るという選択肢~月々11万円から叶えるスーパーカー生活|2025年版

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フェラーリは多くのクルマ好きにとって永遠の憧れですが、その高額な価格ゆえ購入をためらう方も少なくありません。しかし近年、「リースでフェラーリに乗る」という新たな選択肢が注目されています。

実はこれは残価設定型ローン(いわゆる「残クレ」)という購入プランを活用する方法です。最近ではこの残価設定型ローンを利用して車を購入する人が増えており、特にスーパーカーの世界で重宝されています。

2025年の今、最新情報を踏まえながら月々11万円という驚きの金額でフェラーリオーナーになる方法を解説します。

CARPRIME編集部

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CARPRIME編集部
Chapter
フェラーリをリースで乗るとは?残価設定ローンの基本
スーパーカーが月額リース向きな理由:残価設定ローンの仕組みとメリット
残価設定ローンで月額が下がる仕組み
スーパーカーは値落ちが少ない=高い残価を設定できる
フェラーリは残価75%プランも(新車・中古どちらも可)
高残価と低金利の相乗効果で負担を圧縮
月々11万円~で叶うフェラーリ生活:試算してみた
新型フェラーリ(ポルトフィーノ)を残価設定で試算
中古フェラーリなら月額11万円も現実的
国産高級車との月額“逆転現象”
維持費への不安とメンテナンスプログラム
ローン利用の実態と結論
フェラーリ「リース」利用時の注意点
契約終了時の選択肢とリスク
審査・資金計画のポイント
まとめ:憧れの跳ね馬を“月額”で手にする

フェラーリをリースで乗るとは?残価設定ローンの基本

まず、「フェラーリをリースで乗る」とはどういうことか、その仕組みを理解しましょう。通常のカーローンでは車両代金全額を期間内で支払います。例えば3,000万円のフェラーリを5年(60回払い)で頭金なし・均等返済すると、単純計算で月々約50万円もの返済が必要です。これでは一般の人には到底支払えない金額でしょう。

そこで登場するのが残価設定型ローン(残クレ)です。これは数年後に車を売却することを前提に、将来の下取り予定価格(残価)分の支払いを最後に据え置く仕組み。平たく言えば、「ローン期間中は車両価格から将来の売却額を差し引いた分だけ支払う」という方法です。

先ほどの例でいえば、5年後に半額の1,500万円で売れると想定して残価を設定すれば、支払う元本は残り1,500万円となります。その場合月々の返済は約25万円と試算でき、通常ローンの半額でフェラーリに乗れる計算です。

もしここで、ある程度の頭金(例えば840万円)を入れた場合、ローン元本は(1,500万円 - 840万円 = 660万円)となり、月々の返済は11万円(660万円 ÷ 60回)と試算できます。このように、頭金の額や、中古車(車両価格が安い)を選ぶことによって、月々の支払いをさらに抑えることが可能です。

つまり、残価設定ローンを使えば購入時に車両価格全額を用意しなくても高額なフェラーリに乗るチャンスが生まれます。

「リースでフェラーリに乗る」という表現は、この残価設定ローンを活用して一定期間だけ支払う点がリースと似ているため使われるわけです(実際、3年間の残価設定ローンは“3年間のオートリース”的な契約とも言われています)。

スーパーカーが月額リース向きな理由:残価設定ローンの仕組みとメリット

残価設定ローンで月額が下がる仕組み

残価設定ローンでは、据え置く残価(=ローン終了時まで支払いを先送りする額)を大きく設定するほど月々の支払いは少なくなります。ただし当然ながら残価には上限があり、ローン会社が市場のリセール価値を調査して決めています。ここでポイントとなるのが、車種によるリセール(再販価値)の違いです。

スーパーカーは値落ちが少ない=高い残価を設定できる

ご存じのとおり、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーは他の一般的な車に比べて値落ちが少ない傾向にあります。中古市場での需要が高く希少性が保たれるため、数年経っても高値で売れるケースが多いのです。値落ちが少ない=高い残価を設定できることを意味し、残価設定ローンとの相性が抜群に良いのです。

フェラーリは残価75%プランも(新車・中古どちらも可)

実際、日本の正規ディーラーでもフェラーリの場合、3年後の残価を最大で車両価格の75%まで設定できるプランが用意されています。これは新車だけでなく中古車にも適用可能。

驚くべき数字ですが、裏を返せば「車両本体価格の25%だけ支払えば憧れのフェラーリに乗れてしまう」という計算になります。

もちろん実際にはオプションや諸費用、金利なども加味する必要がありますが、それでも一括購入や通常ローンに比べて圧倒的にハードルが低いことは間違いありません。

高残価と低金利の相乗効果で負担を圧縮

言い換えると、フェラーリの残価は非常に高い(=リセールが良い)ため残価設定ローンを使うと購入時の負担を大幅に圧縮できます。

極端な話、フェラーリを実質「定価の75%オフ」で買うような感覚だという指摘もあります。また現在は金利も比較的低水準(年利2%前後)で推移しており、ローンを賢く活用しやすい環境と言えるでしょう。

高額なスーパーカーほどこの仕組みを使ったときの恩恵が大きく、フェラーリはまさに「月額リース」で乗るメリットが大きい車なのです。

月々11万円~で叶うフェラーリ生活:試算してみた

フェラーリ ポルトフィーノ

フェラーリ ポルトフィーノ

新型フェラーリ(ポルトフィーノ)を残価設定で試算

フェラーリ最新モデルの一つ、ポルトフィーノ。残価設定ローンを使えば、このような新型フェラーリも月々20万円強という支払いで手に入る計算になります。

通常ローンで毎月50万円近く払うことを考えれば、夢がぐっと現実に近づくでしょう。

具体的な数字を見てみましょう。例えば車両価格3,000万円のフェラーリ ポルトフィーノを3年残価75%で購入するとします。3年後の残価は2,250万円となり、ローンで支払うのは差額の750万円です。

その結果、月々の返済額は約20.8万円(750万円÷36回)となります。月々21万円ほどで最新型フェラーリに乗れる計算です。

もちろん駐車場代や保険料、税金、燃料代などの維持費は別途かかりますが、それでもフェラーリが手の届く存在になるのは驚きではないでしょうか。

中古フェラーリなら月額11万円も現実的

では中古のフェラーリならどうでしょうか?新車より価格が下がった中古車でも残価設定ローンは利用可能です。実は中古フェラーリをリース感覚で乗る場合、月額11万円程度からというケースも十分あり得ます。

先代モデルのフェラーリ カリフォルニアTは発売当時人気を博したV8オープンモデルです。その認定中古車は現在1,600万円前後から購入可能ですが、これを3年残価75%で試算すると月々約11万円でオーナーになれてしまいます。

一方、もし残価設定を使わず通常ローンで支払うと、仮に男気のある7年(80回)払いにしても月々約20万円の返済が必要です。

月11万円 vs 月20万円――この差を見るだけでも残価設定ローンの威力がお分かりいただけるでしょう。

国産高級車との月額“逆転現象”

さらに興味深い点として、残価設定ローンを使うと「車両価格が安いはずの国産高級車より、フェラーリのほうが月々の支払い負担が少ない」という逆転現象が起こる場合すらあります。

実際、メルセデスAMGやBMW Mといったプレミアムカーは新車価格の下落幅が大きく、3年で価値が半減することも珍しくありません。

その点フェラーリは高額でありながら下取り値が高く保たれるため、結果的に消費するお金が少なく済む可能性があるのです。これはフェラーリならではの強みと言えるでしょう。

維持費への不安とメンテナンスプログラム

なお「フェラーリは維持費も高いのでは?」という心配について補足しておくと、2011年以降のフェラーリ新車には7年間の無料メンテナンス・プログラムが付帯しています。

オイル交換や消耗品の交換費用をメーカーが負担してくれる制度で、初期数年間のメンテナンスコストは大幅に軽減されています。このように維持費面のサポートも充実しており、思ったほどランニングコストがかからないケースもあります。

もちろん任意保険料やガソリン代、駐車場料金などはそれなりの額になりますが、「それでもフェラーリに乗る価値がある」と考える人が多いのも事実です。

ローン利用の実態と結論

ちなみに、フェラーリの購入者層といえば富裕層のイメージがありますが、実際には中古フェラーリの購入の約80%はローン利用とも言われています。

多くの人がローン(残クレ含む)という形で憧れのスーパーカーを手に入れているのです。月々の支払いを抑えつつ夢を実現できる残価設定ローンは、まさに合理的な選択肢と言えるでしょう。

フェラーリ「リース」利用時の注意点

フェラーリ カリフォルニア

フェラーリ カリフォルニア

魅力たっぷりのフェラーリ残価設定ローンですが、利用にあたって注意すべきポイントもあります。まず、残価を高く設定して契約するためには車のコンディションを良好に保つことが重要です。

ローン満了時に想定残価で売却したり下取りに出したりするには、走行距離を極端に増やしすぎないことや内外装の状態維持が条件となる場合があります。

契約時に定められた年間走行距離の制限などがある場合も多いので、日常的に乗り回すというより週末に大切に乗るようなスタイルが求められるでしょう。

契約終了時の選択肢とリスク

フェラーリ ロゴ

フェラーリ ロゴ

残価設定ローンでは期間終了時に残価分の支払い(一括精算)か車両の売却(返却)を選ぶ形が一般的です。

もし手放すならその売却代金で残価を相殺できますが、実際の中古相場が想定より下回った場合は差額を自分で補填しなければならないリスクもあります。

逆に市場が好調で残価以上の価格で売却できればプラスに転じることもありますが、この点は覚悟しておく必要があります。

審査・資金計画のポイント

肝心のローン審査ですが、フェラーリクラスになるとやはり一定の信用力や頭金が求められるケースが多いようです。新車注文時には車両本体価格の20%程度の予約金が必要(注文→納車までそのまま預ける)といった話もあります。無理のない資金計画を立て、ディーラー担当者とも相談しながら進めることが大切です。

まとめ:憧れの跳ね馬を“月額”で手にする

以上の注意点を踏まえつつも、フェラーリを残価設定ローン(リース)で手に入れるメリットは非常に大きいと言えます。高嶺の花だったスーパーカーが月々数万円~十数万円の支払いであなたのガレージに収まる日が来るかもしれません。

もしフェラーリに乗る夢をお持ちなら、ぜひ一度「フェラーリ リース」という選択肢を視野に入れてみてはいかがでしょうか。憧れの跳ね馬を手に入れる第一歩として、きっと有力な手段となってくれるはずです。

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