R32型の スカイライン GTS-tとは?GT-Rとの違いは?
更新日:2024.09.09
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歴史上もっとも高く評価され、発売から30年近くが経過した現在でも、絶大な人気を誇る日産のR32型スカイラインGT-R。そのGT-Rの影に隠れながら、走り屋に人気だったモデルに、GTS-tがありました。どちらもスカイラインの名が付いたモデルですが、どんな違いがあったのでしょうか?
R32型 スカイライン GT-R とはどんな車?
R32型スカイラインGT-Rは、GT-Rの3代目として1989年に登場しました。じつに、16年ぶりの復活を遂げたモデルでもあります。
エンジンは、直列6気筒2.6Lのツインターボで、最高出力は280psと当時のメーカー自主規制値いっぱいにセットされていました。
エンジンは、直列6気筒2.6Lのツインターボで、最高出力は280psと当時のメーカー自主規制値いっぱいにセットされていました。
スカイライン GTS-tとは?
GTS-tには、GTS-tとGTS-t タイプMという2つのグレードがありました。GTS-tの15インチのホイール+ブレーキキャリパーに対して、タイプMは16インチホイール+ブレーキキャリパーを組み合わせた上級モデルでした。(他に細かい仕様の違いはあります)
ボディは1,695mmの全幅で、5ナンバーサイズの枠に収まっていたこともポイント。4ドアボディも用意されていました。
またGT-Rの4WDに対して、GTS-tはFR(4WDのGTS-4もあり)。ノーマルのスカイラインが自然吸気エンジンだったのに対しGTS-tには、2.0Lの直列6気筒ターボを搭載していたのも特徴です。
ボディは1,695mmの全幅で、5ナンバーサイズの枠に収まっていたこともポイント。4ドアボディも用意されていました。
またGT-Rの4WDに対して、GTS-tはFR(4WDのGTS-4もあり)。ノーマルのスカイラインが自然吸気エンジンだったのに対しGTS-tには、2.0Lの直列6気筒ターボを搭載していたのも特徴です。
GT-RとGTS-t、外観上の違いは?
遠目で見ると似ているGT-RとGTS-tですが、3ナンバーのGT-Rはややごつく、GTS-tは5ナンバーサイズなので細身ですらっとした印象があります。さらに、フロントグリルやバンパー、リヤスポイラー、ホイールの違いを知っていれば、一目で判断がつくでしょう。
最も簡単なのはGT-Rのネームバッチが貼り付けられているかどうかですが、GTS-tをGT-R仕様にカスタムを施すのが流行りだったこともあり、じつはGT-Rじゃないなんてこともありました。
また排気量は、2.0Lと2.6Lなので、エンジン音や排気音も聞き比べるとGT-Rのほうがより勇ましく聞こえるでしょう。
最も簡単なのはGT-Rのネームバッチが貼り付けられているかどうかですが、GTS-tをGT-R仕様にカスタムを施すのが流行りだったこともあり、じつはGT-Rじゃないなんてこともありました。
また排気量は、2.0Lと2.6Lなので、エンジン音や排気音も聞き比べるとGT-Rのほうがより勇ましく聞こえるでしょう。
GT-Rはやはり憧れ?
R32 GT-Rは、当時のスカイラインの最上級モデルに当たりますが、GTS-tはあくまでスカイラインのグレードのひとつなので、成り立ちが異なります。
新車の価格差もありますが、FRレイアウトにこだわる走り屋も多く、当時はあえてGTS-t タイプMに乗るオーナーも多くいましたね。
新車の価格差もありますが、FRレイアウトにこだわる走り屋も多く、当時はあえてGTS-t タイプMに乗るオーナーも多くいましたね。
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