最近見なくなった「毛ばたき」って何に使うもの?

毛ばたき

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昔は皆よく使っていたけれど、最近は見ないな、というアイテムは沢山ありますよね。もちろん、これはクルマでもいえること。今回はそんなグッズのひとつである羽のついた棒「毛ばたき」にスポットを当ててみましょう。
Chapter
羽のついた棒…何に使うの?
「毛ばたき」の使い方は?
毛ばたきもピンからキリまである…

羽のついた棒…何に使うの?

写真の取っ手の先に羽のついたアイテムは、「毛ばたき」と言います。決して大きな猫じゃらしではありません。

駐車場などでタクシーやハイヤーの運転手が、この毛ばたきを熱心に振り回している光景も、いまはむかし。最近ではめっきり見かけなくなりました。

この毛ばたきは、ボディに付着したホコリやチリを払うためのアイテムで、ニワトリやダチョウの羽が使われています。

ユーザーはおもに、タクシーやハイヤー、公用車などの運転手。綺麗であることが、イメージ的にも非常に重要な車両の運転手さんが、待ち時間などにボディをパタパタしています。

いまでもカー用品店やネット通販などで入手できるので、一定のニーズはあるといえそうです。

「毛ばたき」の使い方は?

毛ばたきを見たことがない、使ったことがないという方、この毛ばたきの使い方をチェックしてみましょう。

毛ばたきを使用する際に重要なポイントは、”洗車後、ワックスをかけてあること”です。ワックスによって、ホコリ・汚れなどを付着しにくくすることで、毛ばたきの効果を引き出すことが出来ます。

屋根付きの駐車場でも、数日、クルマを停めておくと、ボディがうっすらとホコリやチリに覆われていることがありますよね。毛ばたきを使えば、簡単に、かつボディを傷つけることなく落とすことができるのです。

使用時のコツは、毛ばたき全体を回転させること。強く使うと小傷の原因になってしまうので、撫でるように優しく回転させて使用すると良いでしょう。

毛ばたきもピンからキリまである…

毛ばたきの素材には、オーストリッチ(ダチョウ)と、ガルス(ニワトリ)の2つが存在します。

高級なオーストリッチは、芯が丈夫で折れにくいというメリットがあります。一方ニワトリは、値段が安い反面、芯が折れやすいと言われます。そのため、折れた芯でボディに傷がついてしまう、といったリスクもあるようです。

一方、オーストリッチには、羽毛によって等級があるので注意が必要です。固い毛先がないかどうか使用前にチェックするのが予防になります。

毛ばたきのメリットは、「ホコリを払う効果に優れている」「マメに使用することでクルマを綺麗に保てる」。一方、デメリットは、「汚れがひどい状態では意味がない」「ワックスをしてあること」「ダーク系のカラーでないと効果を実感しにくい」といった点があげられます。

また、コーティング技術が進化したことも、ユーザーが減少した要因かもしれません。


ロングドライブのあとや、数日間クルマを動かさないときなどに使用すると、ボディを手軽に綺麗に保つことができる毛ばたきは、ある程度クオリティの担保された品を使用するのが良いといえるでしょう。

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