クルーズコントロールの賢い使い方とは?

走行中、運転をアシストしてくれる「クルーズコントロール」。近頃の新型車には、クルーズコントロールが搭載されるクルマも増えてきました。今回は、このクルーズコントロールの賢い使い方について考えてみます。

文・吉川賢一

ACCの賢い使い方は?

渋滞

① スムーズに流れている高速道路でクルーズコントロールを利用すれば、燃費よく走ることができます。

② ノロノロ運転が続く渋滞時の高速道路では、車速ゼロまで追従するACCが役立ちます。アクセル・ブレーキの頻繁な操作から解放されて、足は疲れにくくなります。ただし、完全停止を維持してくれるタイプと、数秒後に自動解除されるタイプがありますので、注意が必要です。

③ 上り勾配や下り勾配が続く高速道路などでも、アクセルやブレーキを長く踏み続けることなく設定速度を守って加減速をしてくれます。そのため、車速に気を遣わずに済むので、心理的に楽になります。

ACCを使わない方がいいケース

ゼブラゾーン 一般道

① 一般道ではお勧めしません。高速道路と違い、長く一定速度を保つ場面が少ないこと、かつACCのセンサーが前方に向けてセットされているため、バイク、自転車、歩行者等の急な飛び出しを検知できない場合があり、対応が遅れます。

② 高速道路の料金所付近や合流・流出エリア、カーブのきつい首都高などでは、ACCのセンサーが検知範囲を越えてしまうために正確な作動をしないことがあります。

③ 前走車が目視できず急停止できないエリアや、豪雨や霧・雪などの視界が悪くセンサーが正常に動かない可能性があります。


安全性を高めることを目的に、ACCを全車種に採用する考えのメーカーもあると聞きます。ただ、ACCを過信することで大きな事故に繋がるおそれもあります。さらなる技術の進化を期待しつつ、上手に使う方法をさらに考えていきたいものですね。