なぜ日本ではクルーズコントロールがあまり使われていないの?

クルーズコントロール

速度を設定すれば、ブレーキを掛けるなどの操作を行わない限り、ずっと定速で走り続けるクルーズコントロール機能(オートクルーズ)は、1958年にクライスラー社が初めて実用化した機能です。採用車種は多いものの、日本ではあまり使われていないオートクルーズとは、どんな機能なのでしょうか?

Chapter
日本車初採用はトヨタ クラウン エイトだった
オートクルーズはどんな時に便利?
一般ドライバーがあまり使わないのはなぜ?
オートクルーズを禁止にする業界もある?

日本車初採用はトヨタ クラウン エイトだった

クルーズコントロールの日本車採用第1号は、1964年に発売されたトヨタ クラウン エイト。それにオプションでオートドライブという機能が設定されていました。いまから50年以上も前に日本車にも採用されていたとは驚きですね。

その後、各メーカーの上級車種に採用されてはいたものの普及するまでにはいたらなかったのですが、1981年にホンダがミドルクラスセダンのアコードに標準装備したことで、採用が拡大していきました。ATのイメージが強い装備ですが、アコードではMTにも搭載されていました。

オートクルーズはどんな時に便利?

クルーズコントロールは高速道路などを長時間、長距離走るときにはとても便利な装備です。筆者も経験がありますが、何時間も高速道路でアクセルを踏み続けるのは結構疲れます。

もちろん、ハンドル操作や自動ブレーキなどはないのですが、それでも速度を設定して、動作をONにすればアクセルペダルを踏まなくても、ブレーキを掛けて解除するまで、ずっと定速で走り続けることができるので疲労が軽減されます。

また、アクセルの開き方が一定であるため燃費がよくなる効果もあります。そういった意味でオートクルーズは、自動運転の初歩的な機能と言えますね。

そんなとても便利な機能ですが、あまり使ったことがないという人は多いようです。その理由は、なんでしょう?

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一般ドライバーがあまり使わないのはなぜ?