いま一番ホットなカテゴリー!? 車幅1,850mm以下のコンパクト輸入SUVたち

SUVというと大柄なボディと思いがちですが、最近ではスモールサイズのコンパクトSUVというジャンルが確立され、多くの自動車メーカーがこぞって参入。いま一番ホットなカテゴリーとして、人気を集めています。今回はそんなコンパクトサイズのSUVのなかでも、特に運転のしやすい車幅1,850mm以下のモデルをメーカー別でセレクトしてみました。
※車幅はメーカー公表値をベースにしています。

文・西山昭智

Chapter
メルセデス・ベンツ
BMW
MINI
アウディ
フォルクスワーゲン
ルノー
プジョー
フィアット
シボレー
ジープ

メルセデス・ベンツ

メルセデス GLA 2017

GLAクラス=1,805mm

ゲレンデヴァーゲンを除けば、Mクラスというカテゴリーから始まったメルセデスのSUVシリーズ。現在はC/E/SそれぞれのカテゴリーでSUVが用意され、CとEではクーペSUVも作られているほど活況を呈しています。

そんなメルセデス・ベンツのなかで、車幅1,850mm以下なのは、GLAクラスのみ。AクラスをベースにしたコンパクトSUVで、都心部での取り回しや利便性に長けたSUVモデルです。ちなみに過去にはGLKというシリーズもあり、こちらは全幅1,840mmでした。

BMW

BMW X1

X1=1,820mm
X2=1,825mm

1から6までのシリーズに、SUVモデルが存在するBMW。2017年のフランクフルトショーでは、大型SUVとなるX7が発表され、来年には市販化されるようです。

そんな充実したBMWのSUVラインナップですが、車幅1,850mm以下はX1とX2のみ。X1は2010年にデビューしたSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)で、2015年のフルモデルチェンジにともない駆動方式がFRからFFに変わったモデル。車高も従来の立体駐車場サイズから1,610mmに大型化したことでも話題となりました。

一方、最近仲間入りしたばかりのX2は、そんなX1の車高の高さを補うかのように全高が1,535mmに抑えられています。ただし車幅はX2の方が広く、ワイド&ローなスタイリングとなっています。

MINI

MINI クロスオーバー

クロスオーバー=1,820mm

モデルチェンジをするたびにボディサイズが大きくなるミニ。SUVモデルであるクロスオーバーも先代モデルよりだいぶ大型化されましたが、それでも車幅は1,850mm以下となっています。ちなみに先代クロスオーバー(R60)の全幅は1,790mmでした。

アウディ

アウディ Q2 2017

Q2=1,795mm
Q3=1,830mm

アウディのSUVモデルで車幅が1,850mm以下なのはQ2とQ3の2台。デビューはQ3のほうが先で、2012年。2018年秋以降に初めてのフルモデルチェンジを行うと噂されています。

一方のQ2は、2017年にデビューしたばかりのニューカマーで、999cc 直3エンジンを搭載するモデルもあるコンパクトSUV。車幅も1,800mm以下と現在のSUVのなかではかなりコンパクトな数値となっています。

フォルクスワーゲン

フォルクスワーゲン ディグアン R-Line

ティグアン=1,840mm

フォルクスワーゲンのSUVは、現在2モデルが発売されていますが、車幅が1,850mm以下なのはティグアンのみ。2008年にデビューした初代ティグアンの車幅は1,810mm。現在発売されているのは2代目ですが、10年もの年月を経てもいまなお1,850mm以下をキープしています。

ルノー

ルノー キャプチャー 2017

キャプチャー=1,780mm
カジャー=1,835mm

あまりSUVのイメージがないルノーにも、SUVは存在しています。その2台ともが全幅1,850mmというのも珍しいのではないでしょうか。モデルとしてはキャプチャーが2014年に先にデビューしており、カジャーは2017年発売です。

どちらも1.2L直4ターボエンジンを搭載していますが、カジャーは7速ATを採用しているなど装備が充実しており、車両価格も高めに設定されています。

プジョー

プジョー 2008

2008=1,740mm
5008=1,840mm

プジョーのSUVモデルで車幅1,850mm以下を実現するのは2008と5008。2008は、コンパクトハッチの208をベースにしているため全幅のみならずボディそのものがコンパクト。

一方の5008は、もともと7シーターのミニバンとして2013年にデビューし、2017年にSUVモデルとしてフルモデルチェンジ。ミニバン時代と同じ7シーターを確保しつつもコンパクトな車幅を実現しています。

フィアット

フィアット 500X

500X=1,795mm

チンクエチェントの現代版であるフィアット500のSUVモデルが500Xです。フィアット500の派生車種で、全幅1,795mmとかなりコンパクトにまとめられています。とはいえ、全高は1,610mmと、駐車場事情の厳しい都市部では意外と苦労させられるかもしれません。

シボレー

シボレー キャプティバ 2017

キャプティバ=1,850mm

ボディサイズが大きいと思いがちなアメリカ車にも、車幅1,850mm以下のSUVはあります。シボレー キャプティバは、2011年にデビューしたSUVで、アメリカ市場だけでなく世界戦略車として登場し、ボディサイズもコンパクト。エンジンも大排気量のV8ではなく、2.4L直4と実用的なサイズになっています。

ジープ

ジープ チェロキー 2018

コンパス=1,810mm
レネゲード=1,805mm

ジープブランドからも車幅1,850mm以下のSUVが2モデル発売されています。2012年にデビューしたコンパスは、チェロキーよりも少し小さめのボディサイズと小排気量(2.4L直4エンジン)が特長。

一方のレネゲードは、フィアット500Xの兄弟車として2015年にデビュー。同じプラットフォームを用いながらも、500Xとは違った雰囲気でジープらしさ溢れる仕上がりとなっています。

昨今の輸入車SUVの盛況ぶりは目を瞠るものがあり、最近ではアルファロオ ステルヴィオ(全幅1,905mm)やジャガー E-PACE(全幅1,900mm)、ボルボ XC40(全幅1,875mm)、レンジローバー ヴェラール(全幅1,930mm)などが次々と発売されています。

さらにはプレミアムSUVとしてマセラティ レヴァンテ(全幅1,985mm)、ベントレー ベンテイガ(全幅1,995mm)、ロールス・ロイス カリナン(全幅2,000mm)、ランボルギーニ ウルス(全幅2,016mm)なども発売され、いずれも好評を博しているとか。

そのような多種多様な選択肢のなかで、”車幅”を基準にしてSUVを選んでみるというのも、ひとつの選び方といえるのではないでしょうか。