サンダルで運転、車検ステッカーを外すのもNG!?…意外と知られていないルール5選

車を公道で運転する際には、誰もが道路交通法(以下、道交法)で定められたルールを守らなければなりません。しかし、道交法をすべて理解している人は、特定の職業に就いている人など、ほんのひとにぎりだけ。私達が、日常なにげなくやっていることが、じつは道交法違反になってしまうことも、ないとは言えません。今回は、意外と知られていない交通ルールをお届けいたします。
①サンダルでの運転は違反です
自宅からすぐのコンビニやガソリンスタンドなど、「ちょっとそこまで。ものの数分の距離だから」と軽い気持ちでサンダルで運転してしまうこと、ありませんか?
サンダルは、つま先とかかとが固定されていればOKですが、裸足、下駄、ビーチサンダル、スリッパ等での運転は、各都道府県の定める道路規則に抵触する可能性が高く、摘発されれば罰金が課せられます。またハイヒールや厚底サンダルなども、アクセルやブレーキ操作に支障があると判断されることもあるようです。
理由は、それらが原因で事故につながってしまう恐れが高いためです。自動車を運転するときは、履物も意識するようにしましょう。
②車検ステッカーを外すのはNG?
車検ステッカーは、次回の車検時期を示すもの。外してしまうと、しっかり車検を受けているかどうか判断ができなくなってしまいます。
道路運送車両法第66条では、「自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない」とされています。
つまり、車検ステッカーは、”自動車の前面ガラスの内側に前方から見易いように貼り付けることによって表示するものとする”ということ。
なんとなく、無いほうがすっきりしているからというような軽い理由で、外してしまわないように注意しましょう。警察官には、不審車と思われてしまうかもしれませんしね。