よく聞く、”サルーン”ってどういう意味?

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自動車などでよく聞く「サルーン」という言葉。よく聞くけど、どんな意味なのかは知らない…。という方が多いのではないでしょうか。今回は、サルーンという言葉の語源や意味、そして日本と世界のサルーンについて、紹介していきます。

文・吉川賢一

Chapter
サルーンはフランス語起源の英語
車のサルーンはセダンと同じ
日本では高級セダンのイメージ
世界のサルーン

サルーンはフランス語起源の英語

サルーンは、「Saloon」とつづり、フランス語の「Salon」を起源にもつ英語です。このサルーンには5つの意味があります。

①ホテル、客船などの大広間、談話室
②大きな酒場、バー(米国での用法)
③パブの特別席(英国での用法)
④列車の特別客車、食堂車
⑤セダン型自動車(運転手席を仕切らない普通の箱型の車)
※研究社:ライトハウス英和辞典より

日本でも、④に近い意味で使われているのが、小田急ロマンスカーのサルーン席です。パーテーションガラスで仕切られた準個室は、ウッド製のテーブルを挟んで、乗客がくつろいだ時間を過ごせる空間となっています。

車のサルーンはセダンと同じ

車のサルーンは、セダンと同じ意味を持ちます。JIS(日本工業規格)では、サルーンはセダンとも呼ばれ、座席が2列合計4席以上、側面に2枚もしくは4枚のドアがあり、側面に4枚の窓がある箱型の乗用車とされています。

JISの分類によると、屋根が開放可能で格納できるものはコンバーチブル サルーン、箱型で前後の座席の間に仕切りがあることもあり、6枚以上窓があるものは、ブルマン サルーン(通称:リムジン)となっています。

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日本では高級セダンのイメージ