トヨタ 2代目センチュリーの長所は、卓越した静粛性と乗り心地!(DBA-GZG50-AETGK/DBA-GZG50-AEWGK型)

トヨタ 2代目センチュリー

1997年4月から2017年2月まで販売されていたトヨタ 2代目センチュリー(DBA-GZG50-AETGK/DBA-GZG50-AEWGK型)。

装備面や安全装備、燃費などが現行モデルの3代目センチュリーには劣っているものの、数多くの長所が備わった1台でもあります。

そこで今回は、センチュリーにはどのような長所があるのか詳しく紹介していきます。

Chapter
トヨタ 2代目センチュリーは卓越した静粛性と乗り心地を両立している!
トヨタ 2代目センチュリーはフロントシートの乗り心地も快適!
トヨタ 2代目センチュリーは安く購入できる!?

トヨタ 2代目センチュリーは卓越した静粛性と乗り心地を両立している!

センチュリーのボディは、惜しみなく手間をかけることで静粛性を極めています。

アーク溶接を多用するなど、手間をかけた特別の工程を通してかつてないボディ剛性を実現するとともに、吸・遮音材、制振材を惜しみなく配置し、ボディの整流化も徹底して実施しているのです。

上述したように、センチュリーのボディは静粛性が極められていますが、どんなに遮音対策を施しても走行時には全くの無音ということはありえません。

そのため、やむを得ないノイズはチューニングすることで、心地よい静けさを実現しているのです。

人が車内で不快と感じる低・中周波数(200〜500Hz)のロードノイズを低減すると同時に、チューニングを施すことで人が不快感を覚えない音色に調整しています。

また、会話の聞き取りやすさに影響するノイズを割り出し、提言することで会話明瞭度に優れた室内を実現しているのです。

さらに、卓越した乗り心地を実現するため、サスペンションには4輪ダブルウォッシュサスペンションを採用しています。

センチュリーの足回りである4輪ダブルウォッシュサスペンションは、2本のアームで車輪を懸架しており、ショックアブソーバーは緩衝作用のみに選任できます。

トヨタ 2代目センチュリーはフロントシートの乗り心地も快適!

センチュリーは、リアシート(後席)だけでなくフロントシート(前席)も快適なクルマに仕上がっています。

フロントシートは最適な運転姿勢を維持するためにホールド性を重視しており、シート前後スライドやリクライニング、4ウェイ上下アジャストやランバーサポートを電動で調整可能です。

助手席シートはリアシートとの会話等で振り向くことを想定し、肩周辺に開放感を持たせた形状としています。

フロントコンソールボックスは本木目で、開閉がスムーズなスライド式を採用しているほか、グラブボックスのドアは助手席の方の膝に当たらないよう、開き方を2段階に設定しているのです。

また、フロントシフト車にはシーケンシャルシフトマチックを採用し、マニュアル感覚でのシフト操作を可能にしているのもポイントです。

コラムシフト車のシフトレバーも、テレスコップと連動して最適な位置に調整できます。

さらに、センチュリーはボディ制御カスタマイズ機能を搭載しているのも、大きな特徴といえるでしょう。

ボディ多重通信システムを採用することで、乗車した方の細かい要望に応えるカスタマイズ機能や高度な故障診断機能を備えています。

カスタマイズ機能を活用すればコントラストの感度調整やオートロック機能の解除、ドア閉め後の消灯タイマーの時間調整などが可能と、痒いところに手が届く機能が備わっているのです。

トヨタ 2代目センチュリーは安く購入できる!?

現行モデルである3代目センチュリーの新車価格は2,008万円と、さすがトヨタが誇るショーファーカーといえる価格、と思う方もいるかもしれません。

新車価格で購入する際はなかなか手の出しづらいかもしれないセンチュリーですが、現在、2代目センチュリーは安価で購入可能なのです。

その理由は、2代目センチュリーはすでに生産が終了しているからです。

2代目センチュリーが販売されていたのは、1997年4月から2017年2月まで。

現在は2代目センチュリーは生産されておらず、購入する際には中古車を購入しなければならず、新車での購入に比べてはるかに安く購入できます。

2021年7月時点の中古車市場での2代目センチュリーの平均価格は、おおよそ113.5万円です。

車両の年式や状態によって値段は異なりますが、年式が新しく、状態の良いものでも300万円代後半で購入可能なので、気になった方は中古車市場をチェックしてみるのも良いでしょう。

2代目センチュリーにはリアシートの卓越した静粛性と乗り心地、フロントシートの使い勝手の良さといった長所があることがわかりました。

また、現在では生産終了していることで、購入時には本来の価格よりも大幅に安く購入できるのも嬉しいポイントです。

これだけのクルマが、状態の良いものでも300万円代で購入可能というのは、非常に魅力的なのではないでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道