ランクルはやっぱり丸目に限る!? 歴代「丸目」のランクルたち

ランドクルーザー70

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日本国内のみならず、世界中で根強い人気を誇るランドクルーザー。Land(陸)Cruiser(巡洋艦)という車名の通り、世界のさまざまな地域で活躍しています。今回はそんなランクルのなかでも、可愛らしい丸目モデルを取り上げましょう。
Chapter
ランクル40
ランクル55・56
ランクル60(前期型モデル)
ランクル70

ランクル40

1960年にランクル20系の後継モデルとして登場したランドクルーザーが40系です。約24年間にわたりランクル40系は愛され続け、ランクルの確固たる人気を決定づけるモデルとなりました。

現在は、ヒストリックカーの領域に含まれ、アメリカのオークションでは1,000万円を超えるプライスで落札される個体もあらわれています。

ランクル55・56

1967年7月にデビューしたランクル55系。当時、販売されていた40系は、ガソリンのFJ40、FJ43、FJ45Vの3種類で、ロングボディーであったFJ45Vの後継モデルとしてデビューしたのがFJ55Vです。

ショートのFJ40、ミドルのFJ43、そしてロングのFJ55Vと、40系と並行して販売されました。その後、1975年にFJ56Vへとマイナーチェンジ。
55・56系は主に北米を意識して造られたこともあり、国内での販売台数はそれほど伸びず、現在ではかなり入手困難な車両となっています。

ランクル60(前期型モデル)

1980年8月に、55系の後継モデルとしてデビューした60系。このモデルは前期型は丸目、後期型では角目。その印象はクラシカルで可愛らしい表情の前期型に対して、後期型は格好良いスタイルとなりました。

相反する2モデルの存在がランクル60の揺るぎない人気の要因なのかもしれませんね。

ランクル70

1984年に40系の後継としてデビューしたランクル70。乗用車を意識した60系に対して、70系は走破性や耐久性を追求したモデルに仕上がっています。

足回りは、初期が前後リーフリジット。1999年のマイナーチェンジでフロントのみリーディングアーム+コイルへと変更され、乗り心地や操縦安定性を大幅に改善することに成功しました。

国内モデルのエンジンは、ディーゼルとガソリン(1992年以降)の2本立てでした。この本格派の70系の人気は非常に高く、2014年から再販モデルが1年間の期間限定で発売されています。

またこの70系には、後にプラドのサブネームが与えられることになるライトデューティー向けモデルもラインナップされていました。

ややクラシカルな印象のある丸目のヘッドランプを装備したランクルの各モデル。40系などは、すでに価格が高騰していますが、そこには現代のSUVで味わうことができない、クロカン4WDのプリミティブな魅力といった要素が含まれているのでしょうね。
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