知れば納得のあの車の名前の由来をご紹介

ホンダ シビック セダン 2017

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名前にはそれぞれ、込められた思いがあります。クルマも同じで、各メーカーが考え抜き、こだわった名前が付けられています。自分の愛車、知人の愛車、街で見かけるあのクルマの名前の由来はなんだろう、と気になったことありませんか?今回は、知れば納得する、名前の由来を紹介します。

文・吉川賢一
Chapter
プリウス(トヨタ)の名前の由来
アルファード(トヨタ)の名前の由来
シビック(ホンダ)の名前の由来
マーチ(日産)の名前の由来
11色カラーバリエーション
レガシィ(スバル)の名前の由来
デミオ(マツダ)の名前の由来
アルト ラパン(スズキ)の名前の由来

プリウス(トヨタ)の名前の由来

プリウスは1997年に、トヨタ自動車が製造・発売を開始した世界初の量産ハイブリッド専用車(スプリット方式)、およびそれを中心としたハイブリッド専用車の車名です。

プリウス(PRIUS)はラテン語で『~に先駆けて、~に先立って』という意味。時代の最先端を、というメーカーの強い思いが伝わってきますね。

ちなみにプリウスαの”α(アルファ)”は「現状の価値に付け加えられるもの」を意味しています。

アルファード(トヨタ)の名前の由来

アルファード (ALPHARD) は、トヨタ自動車が販売している大型LLクラスのミニバン型高級乗用車です。製造はトヨタ車体が担当しています。

このアルファードの由来は、「星座の中で最も明るい星」を意味するギリシャ語のα(alpha=アルファ)に由来する造語です。

販売店の違いで、アルファードGとアルファードVの2つの車名があり、Gは「Grand(大きい、雄大)」から、Vは「Victory(勝利)」から名付けられています。

シビック(ホンダ)の名前の由来

1972年に販売が開始され、ホンダ乗用車のなかでも、もっとも長く同一車名で販売されている車です。

シビック(CIVIC)は、英語で「市民の」という意味。市民のためのクルマを、徹底追及して造ったという意味が含まれています。

マーチ(日産)の名前の由来

マーチは、日産自動車が製造・販売するハッチバック型のコンパクトカーです。ボディカラーは、なんと11色もあり、女性にも人気のある車です。

マーチ(MARCH)の名前の由来は、英語で「行進曲」「行進」「3月」の意味。軽快な躍動感と、若々しいイメージを表現しているそうです。じつは、マーチという名前は一般公募で選ばれたものでした。

マーチBOXは、英語で「箱」。マーチのショートワゴン風モデルという意味になります。

11色カラーバリエーション

レガシィ(スバル)の名前の由来

レガシィは、スバルが製造・販売するセダン型の普通乗用車。スバルの看板車種になります。

レガシィ(LEGACY)の意味は「遺産、伝承」。独自の技術を受け継ぎながらも、アイサイトをはじめとした、最新の安全技術などが搭載されており、名前の由来通りの、魅力的な車になっています。

デミオ(マツダ)の名前の由来

マツダが製造・販売しているコンパクトカー、デミオ(DEMIO)の名前の由来は、スペイン語の「de mio」で、英語の “of mine”に相当します。「私の、自分の、俺の」というように、”自分流の工夫をして楽しむ車”という気持ちを込めて命名されたそうです。

アルト ラパン(スズキ)の名前の由来

女性をターゲットにしているだけあり、カラーバリエーションが豊富で、パステルカラーなども用いた、かわいいカラーのアルト ラパン(ALTO LAPIN)。名前の由来は、アルトがイタリア語で「秀でた」、ラパンはフランス語で「ウサギ」を表しています。

車の名前の由来を知ると、各メーカーのその車に込めた思いや願いがわかります。

車の名前も、車選びのヒントにしてみてはいかがでしょうか。

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