トランクにゴルフバッグが積めるオープンカー5選

BMW 6シリーズ カブリオレ 2015

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爽やかな春、到来です。オープンカーを所有している方なら、ゴルフ場までの往復のドライブは屋根を開けたいものですね。では、オープン状態でもトランクにゴルフバッグが収納できるオープンカーとは、どんな車種があるのでしょう。
Chapter
その①:BMW 220i カブリオレ
その②:ポルシェ 718 ボクスター
その③:BMW 6シリーズ カブリオレ
その④:メルセデス・ベンツ SLクラス
その⑤:ベントレー コンチネンタルGT コンバーチブル

その①:BMW 220i カブリオレ

BMWでもっとも小さいクーペである2シリーズのオープンモデルが、220i カブリオレです。

車体サイズは、4,440x1,775x1,415mm(全長x全幅x全高)で、乗車定員は4名。電動ソフトトップを備えています。

コンパクトなボディのトランクに、小さいとはいえ4座を覆うサイズのトップを格納するのですから、ゴルフバックの積載はとても無理そうですが、1セットならどうにか収納できるようです。ただしドライバーの収納にはコツが必要です。また、オプションで可倒式リアシートを選択すれば、トランクスルーを使って2セットを積載できます。

1シリーズとプラットフォームを共有する2シリーズの駆動方式は、このクラスでは希少なFR。人馬一体をさらに推し進め、運動神経に直結したかのようなダイレクトなドライビング感覚が魅力です。

その②:ポルシェ 718 ボクスター

718ボクスターは、ポルシェオープンカーラインナップのエントリーモデルです。エンジンレイアウトはMR、フロントにリアにラケッジスペースを備えています。

肝心のゴルフバッグは口コミサイトによると、リアのトランクに1セット。それもサイズは8.5インチが上限のようです。長尺のドライバーは、バックから出すことで、載せることができます。

ポルシェ 718は先代の981型に代わり2016年に登場。世界的なダウンサイジングの波を受け、主力エンジンは水平対向6気筒から水平対向4気筒ターボに変更されました。1,950rpmという低回転から380Nmもの最大トルクを発揮し、日常走行の瞬間にもスポーツ性能の高さを感じることができるモデルです。

その③:BMW 6シリーズ カブリオレ

BMW 6シリーズは、クーペ、グランクーペ、グランツーリスモ、カブリオレと幅広いボディタイプを展開する、パーソナル性とエレガントな内外装を備えたシリーズです。

カブリオレは、電動格納式ソフトトップを備えるフル4シーター。ソフトトップ格納時でも、ゴルフバッグを1セット、リアトランクに収納可能です。

BMW 6シリーズ カブリオレには、ツインパワーターボテクノロジーによる4.4L V8搭載の650iと、3.0L直6搭載の640iが用意されます。

最高出力、最大トルクは650iが330kW(450ps)/5,500rpm、650Nm(66.3kgm)/2,000-4,500rpm、640iは235kW(320ps)/5,800rpm、450Nm(45.9kgm)/1,300-4,500rpmを発生します。

その④:メルセデス・ベンツ SLクラス

メルセデス・ベンツ SLクラスは、電動格納式メタルトップを備えた同社最高級クラスのオープンモデルです。現行R231型最大の特徴がオープン時でもゴルフクラブが2セット収納できる広いトランクルームです。ゴルフファンにはまさに羨望の的ですね。

R231型は2012年より日本に導入され、6年目のモデルライフを迎えています。SLクラスのモデルライフは10~12年なので、モデルライフも中盤といったところです。

バリエーションは3.0L V6ツインターボ搭載のSL400、4.7L V8ツインターボ搭載のSL500。さらにAMGには5.5L V8ツインターボのAMG SL63、6.0L V12ツインターボのAMG SL65が用意されます。

その⑤:ベントレー コンチネンタルGT コンバーチブル

クローズドボディは新型が発表されたベントレー コンチネンタルGTですが、コンバーチブルモデルは2018年4月現在未発表。ここでは、旧型をベースにしたモデルを紹介します。

電動格納式ソフトトップを備えた世界最高級クラスのオープンカー、ベントレー コンチネンタルGT コンバーチブルは、トランクスルー機構を備えたリアのセンターアームレストを使えば、オープン時でもゴルフバッグ1セットを縦に収納可能な模様です。

コンチネンタルGT コンバーチブルにエンジンは、6.0LのW12ツインターボ。最高出力434kW(590ps)という圧倒的なパフォーマンスも魅力です。

かつてオープンカーのソフトトップは、ボディの外に折り畳まれているものでした。しかし1990年代以降、電動のトップでトランクに収納するスタイルが主流となり、オープンとたくさんの荷物の両立が難しくなっています。そんな時代だからこそ、オープンでかつゴルフバックをトランクに積載できるモデルが貴重になっていると思います。
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