C27型セレナの荷室寸法【3列目収納時のラゲッジサイズが欠点?】

日産のセレナ(SERENA)がフルモデルチェンジをして、5代目に生まれ変わりました。
C27型 セレナ(SERENA)は自動運転技術“プロパイロット機能”に注目が集まっていますが、ガラスエリアのみを開閉できるデュアルバックドアを採用した荷室も注目ポイントの一つ。
デュアルバックドアを採用した事により、狭いスペースでもリアゲートを開閉できるようになったのは、とても良いように感じました。
また、今回フルモデルチェンンジをしたセレナ(SERENA)は、3列目シートが前後にスライドできるなど荷室・ラゲッジルームの使い勝手も大幅に向上。
そんな日産 セレナの荷室寸法を確認してきたので、紹介したいと思います。
2016/9/15
C27型セレナの荷室寸法1:3列目シートを使用時
C27型 セレナの3列目使用時の荷室・ラゲッジスペースは、このようなデザインになっています。
そして、このように荷室・ラゲッジスペースを格納した時の荷室寸法は、このようになっていました
■セレナ 3列目シート使用時の荷室寸法
荷室長:約360mm ~ 約480mm
荷室幅:約940mm ~ 約1120mm
荷室高:約1220mm
このC27型 セレナ(SERENA)の3列目シートを使用した状態での荷室・ラゲッジスペースのメリットは、3列目シートのスライド機能が装備されている事。
荷物の量や大きさ、3列目シートの乗車人数などに応じて、荷室・ラゲッジルームの奥行きや長さを調節できるのは、嬉しいですよね。
■3列目シートを一番奥にスライドした時の様子
■3列目シートを一番手前にスライドした時の様子
ちなみに、競合車のホンダのステップワゴンやトヨタのヴォクシー/ノアの荷室の奥行き・長さは、それぞれこのようになっています。
■セレナの競合車の荷室長
・ノア/ヴォクシー
荷室長:約420mm
・ステップワゴン
荷室長:約400mm
3列目シートを一番手前にスライドすると、セレナの荷室長は360mmとなり、競合車・ライバル車の荷室長と比べて、格段に狭くなってしまいます。
しかし、C27型 セレナ(SERENA)の3列目シートを一番奥へスライドさせると、競合車のノアヴォク(ノア/ヴォクシー)やステップワゴンよりも荷室・ラゲッジスペースは、広くなります。
若干3列目シートのスライド用のレールは気になるものの、3列目シートを一番前にスライドすると一番広くなるC27型 セレナ(SERENA)の荷室は、とても良いと思いました。
ちなみに、このようにスライドレバーが用意されているので、3列目シートのスライドは荷室側から行う事ができます。
この操作性の良さも好印象でした。
C27型セレナの荷室寸法2:3列目収納&2列目シート使用時
C27型 セレナ(SERENA)の3列目を収納し、2列目シートを左右にスライドした状態での荷室・ラゲッジルームは、このようになっています。
3列目シートの収納部分での張り出し部分の大きさが気になるものの荷室・ラゲッジスペースの奥行きは、格段に広くなりましたね。
そんな2列目シートに同乗者が座れる状態でのC27型 セレナの荷室・ラゲッジスペースは、このようになっていました。
■3列目シート格納時&2列目シート使用時の荷室寸法
荷室長:約1,080mm
荷室幅:約750mm ~ 約1,120mm
荷室高:約1,220mm
※2列目シートは左右にスライドした状態での最後端に設置
日産 セレナ(SERENA)の3列目シート格納&2列目シート使用時の荷室長は若干ヴォクシーに及ばなかったものの、十分に満足できるサイズを確保。
家族4人で荷物が多くなりがちな遠出やキャンプのアウトドアなどに出かけても困る心配は無いのかなと思いました。