アルトワークス HKSデモカーインプレッション チューニングパーツは本当に走りを変えるのか?

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今注目のアルトワークスをチューニング界のトップメーカーHKSが手がけました。
前回はアイテムのラインナップをご紹介しましたが、今回はその「効能」をご報告しましょう。
チューニングパーツで走りは変わるのか?皆の疑問に答えは出るでしょうか?

Chapter
HKS アルトワークス デモカーの装備は?
いざインプレッション
エンジン周りのチューニングはいかに?
まとめ
HKS アルトワークス ギャラリー

HKS アルトワークス デモカーの装備は?

まずはこのデモカーに装備されているアイテムを整理します。


スーパーターボマフラー(4種あるマフラーのトップモデル)」

フラッシュエディター(コンピュータチューニング)

スーパーパワーフロー(エアクリーナー)

スーパーSQV(ブローオフバルブ)

マックスⅣ GT(車高調サスペンション)

ここまでがHKSのアイテムです。

これに加えタイヤ・ホイールが以下になります。
ヨコハマ・アドバンネオバAD08R(165/55R15)
ヨコハマのアドバンレーシングRZⅡ(5J×15)

いざインプレッション

走りはじめてまず印象的なのは、スポーツサスペンション装着車らしからぬ落ち着いた乗り心地です。
車高は推奨値のフロント34㎜ダウンで、リアは26㎜ダウン。
ダンパーの減衰力調整も30段階の推奨値という設定でしたが、日常的な速度域ではハーシュネスを意識させない上質なライド感を披露してくれます。軽量なクルマにスポーツサス、というと昔はしっかり荷重を載せられる速度域にならないとポンポンと跳ねるような乗り心地になるのが相場でしたが、マックスⅣ GTにはそうした粗さの類がありません。

その一方、速度域が上がればスポーツ性の高さも十二分。ステアリング操作に対するレスポンスや回頭性は一層シャープなものとなり、コーナーで は高性能なコンパクトハッチらしさが堪能できます。
また、無闇に固めるのではなくストロークを使い切る仕立てとあって、例えば路面が荒れたコーナーに飛び込むような場面でも扱いやすさが実感できることも、特にロードユース主体のユーザーには嬉しいポイントといえるでしょう。

エンジン周りのチューニングはいかに?

HKSの真骨頂でもあるエンジン回りもさすがといえる出来映えでした。
ドレスアップ効果も高いスーパーターボマフラーは、日常域の不快なこもり音を排除する一方、アクセルを深く踏み込む領域では「抜け」の良さを実感させてくれるキャラクター。高回転域の音質も入念にチューニングされていて、アルト・ワークスに期待されるスポーツテイストを盛り上げること請け合いです。
アクセルレスポンスの向上に貢献するスーパーパワーフローやスーパーSQVが奏でる音も、チューニング派であれば思わずニンマリしてしまうポイントいえるかもしれません。

ですが、今回試乗をリポートする立場として何よりも“刺さった”のはフラッシュエディターの優れた効能でした。
試乗車はプリセット設定(フェイズ1とフェイズ2)ではなく、パワーライター(特定のHKS契約店に配備される専用ソフト)でハイオクガソリンの使用を前提とした専用セッティングを実施。最高出力と最大トルクが、同一条件下のノーマル比でそれぞれ9.8psと1.4㎏-m上乗せされていましす。
ノーマルのカタログ値が64psと10.2㎏mですから、実際に走らせると確かに数値なりの伸びしろが実感できます。しかし、それ以上に印象的だったのはナチュラルなパワーキャラクターでした。

この種のコンピュータチューニングの場合、タービンがノーマルだと特定の領域でパフォーマンスが向上しても出力やトルクの特性がいびつになるのはよくある話。
しかし、フラッシュエディターでチューニングを受けたアルト・ワークスにそうした難点は一切ありません。
過給ゾーンに入ってからの力強さに加え、リミットの7000rpmオーバーまでしっかりパワー感が持続する端正な吹け上がりはお見事というほかにない出来映え。ライトチューンのメニューとしては、ハイオク仕様になるという点を差し引いても抜群のコストパフォーマンスと断言できる出来映えでした。

まとめ

このようにそれぞれで着実なチューニング効果を実感できるHKSのアイテム。
一気にコンプリートして試乗車のような完成度の高さを満喫するのもアリですが、手軽なところから徐々に手を入れて、変化を感じながら仕上げて行くのもひとつの愉しみ方かもしれません。

HKS アルトワークス ギャラリー