アルティマ、VIP、リミテッドなど...高級グレードに用いられるワード

GT

フェラーリ250GTO(1962年式)

GTは、フェラーリ250GTや、アルファロメオ ジュリア スプリントGT、アストン マーティンDB4GTなど、車のモデル名やグレードに古くから使われている名称です。

GTは、”グランドツーリング”や”グランツーリスモ”の頭文字をとったもので、本来は高速域での長距離走行を得意とする快適性を重視したモデルに多く付けられていましたが、現在はスポーツモデルやスポーツセダンの上級グレードに用いられることが多くなっています。

代表的な国産車種としては、日産 スカイラインやスバル レヴォーグ、トヨタ 86などがあります。

アルティマ

日産 セドリック アルティマ

アルティマは英語のultimate(アルティメイト)に由来します。究極や最高を意味し、そのモデルの最上級グレード(もっとも装備の充実した仕様のモデル)として位置付けられます。

おもに日産が販売していたセドリックやグロリア、レパードなどに採用していた名称です。

VIP

日産 シーマ VIP

これも日産が上級グレードに好んで使う名称で、エルグランド、シーマ、フーガなどに使用されています。

装備が充実したモデルに付けられる傾向があり、ゆっくりくつろげるような高級感のあるグレードにつけられます。装備としては走行性能に関わるぶんよりも内外装の目に見える部分や快適装備が充実していることが多いです。

単に「VIPカー」の場合は、セダンモデルを指すことが多いです。

LIMITED(リミテッド)

トヨタ クラウンアスリート リミテッド

本来は、限られたとか狭いとか、有限であることを表す単語ですが、米英語の”特別の”をもとにした呼称。限定車や特別仕様車であることを表します。

高級グレードというよりかは、限定車であることをアピールするために付けられることが多いかもしれません。

現在でもことあるごとに使用されており、記憶に新しいところでは、トヨタ クラウンアスリートやスズキ ハスラーなどがあります。

RS

ポルシェ 911 GT2 RS

本来の意味は、ロードスポーツやレーシングスポーツ。ポルシェでは、ドイツ語のRenn Sport(レンシュポルト)の略で、レース用モデルという意味で使わています。

ところがホンダに関しては、明らかにスポーツを意識したモデルに付けられたはずのRSですが、その意味を”ロードセーリング”と公式に発表しています。これは、最初のRSとなったシビックが原因。発売された1976年は、世の中の環境意識が高まっていた時代で、世間の風当たりを防ぐために発表されたといわれています。

同じ文字なのに意味が異なっていたり、いまでは意味がわかりづらかったり、車ねグレードひとつとってもメーカーの苦労が垣間見えますね。

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