日産 2代目フーガ(Y51型)を解説!エンジン・中古価格・燃費・競合車種などなど…
更新日:2024.09.09
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今回は日産 2代目 フーガについて紹介していきます。日産のフラッグシップセダンにあたるフーガは、2004年10月に初代となるY50型がデビュー。その後2009年11月に現行モデルである2代目Y51型が発売されました。その華やかな走りでファンの心をつかんでいます。
そんなフーガの魅力はどこから溢れ出てくるのでしょうか?日産フーガの魅力に迫ると共に中古価格や燃費、走行スペックの情報をまとめてみました。
そんなフーガの魅力はどこから溢れ出てくるのでしょうか?日産フーガの魅力に迫ると共に中古価格や燃費、走行スペックの情報をまとめてみました。
2代目フーガ(Y51型)はどんなクルマ?
日産フーガは、セドリック・グロリアの後継車として2004年10月に高級スポーツセダンとして発売されました。初代フーガはY50型。北米市場ではインフィニティブランドからMシリーズ(2014年からはQ70)として販売。Y51型となる現行モデルは、2009年11月に発売されました。
ネーミングのフーガには、音楽形式のフーガのような調和と、上質な優美さである風雅という意味が込められています。実車はその名の通り、非常に高級感があり落ち着いた雰囲気のあるクルマとなっています。
ネーミングのフーガには、音楽形式のフーガのような調和と、上質な優美さである風雅という意味が込められています。実車はその名の通り、非常に高級感があり落ち着いた雰囲気のあるクルマとなっています。
2代目フーガの新車価格
日産 フーガの新車の価格帯は502万円から723万円です。最廉価の250GT Aパッケージともっとも高いHYBRID VIPとでは約220万円もの価格差があります。また、ガソリンモデルの最上位グレード370GT Type Sは595万円で、250GTとは約200万円の差があります。
装備等の違いによって価格は大きく異なるのは、高級車に相応しい特徴なのかもしれません。数字からも分かるように250GTは2.5Lの、370GTは3.7Lのエンジンが搭載されており、HYBRID VIPでは3.5Lのエンジンとモーターのハイブリッドシステムが搭載されていますので、乗り味は大きく異なります。
2.5Lが225馬力、3.7Lが333馬力な点からも、同じフーガという名称ではあるものの、乗り味が異なるであろうことを感じさせます。
装備等の違いによって価格は大きく異なるのは、高級車に相応しい特徴なのかもしれません。数字からも分かるように250GTは2.5Lの、370GTは3.7Lのエンジンが搭載されており、HYBRID VIPでは3.5Lのエンジンとモーターのハイブリッドシステムが搭載されていますので、乗り味は大きく異なります。
2.5Lが225馬力、3.7Lが333馬力な点からも、同じフーガという名称ではあるものの、乗り味が異なるであろうことを感じさせます。
2代目フーガの高級感あふれる外装
フーガはEセグメントの車で、簡単に言えば高級車です。そのためエクステリア・インテリア共に高級車の名に恥じない風格が漂っています。エクステリアに関してはセダンタイプに分類されるモデルで、その中でも近年主流となりつつあるスポーツセダンテイストです。
走りを楽しませてくれると共に、乗り心地が快適であろう重厚感を外からでも感じます。一般的な国産セダンと比べると、ノーズがわずかに長い点と丸みを帯びているところから、まるでクーペのようです。価格帯を考えるとそれなりの経済力が求められるとはいえ、キャラクターそのものは比較的若く、若い人が乗っても似合うでしょう。
走りを楽しませてくれると共に、乗り心地が快適であろう重厚感を外からでも感じます。一般的な国産セダンと比べると、ノーズがわずかに長い点と丸みを帯びているところから、まるでクーペのようです。価格帯を考えるとそれなりの経済力が求められるとはいえ、キャラクターそのものは比較的若く、若い人が乗っても似合うでしょう。
2代目フーガの使いやすさと高級感のある内装
フーガのインパネを見ると、使われている素材そのものの高級感を活かしていることが分かります。しかし決して複雑なデザインではなく、自然と調和するかのような、乗っていて疲れないデザインです。上質感・高級感をふんだんに感じさせてくれる一方で、使い勝手も高いです。
機能性に関してはシンプルです。センターコマンダーがあるので、運転中であっても必要最小限の動きでナビ操作等を行えますし、高級車らしく、ステアリング周りには多くのボタンが付いていますので、長時間のドライブでも疲れないための工夫がインパネ周辺に盛り込まれているのです。
フーガはシートも上質です。座り心地は自動車のシートというよりかは高級ソファを思わせるもの。また、サイズは全長4,980mm×全幅1,845mm×全高1,500mmと、2,900mmのホイールベースから生み出される車内空間は後部座席でも十分な居住性があります。運転する楽しさもあれば、後部座席でくつろぐ楽しさもあるでしょう。
また、ヘッドレストにモニターが用意されているグレードもありますし、後席アームレストには各種操作が可能なスイッチ等が配備されているグレードもあるなど、まさに高級車の貫禄十分です。送迎車として採用している大手企業があるのも頷けます。
また、ヘッドレストにモニターが用意されているグレードもありますし、後席アームレストには各種操作が可能なスイッチ等が配備されているグレードもあるなど、まさに高級車の貫禄十分です。送迎車として採用している大手企業があるのも頷けます。
2代目フーガのエンジンは一目瞭然の高性能
フーガのエンジンスペックはというと、この通り。
排気量:3.7L
最高出力:245kW(333PS)/7,000rpm
最大トルク363Nm(37.0kgfm)/5,200rpm
この数字からも、どのような走りが可能なのかはある程度、想像出来るのではないでしょうか。333馬力は、現在の国産車の中ではハイスペックです。大型ミニバンでさえここまでの馬力の車種はほぼ見当たりません。
車重は1,770kg~1,880kgと決して軽くはありませんが、ポテンシャルの高いエンジンのおかげで重さをほとんど感じない設計になっています。アクセルを踏めば踏んだ分、ガンガン加速してくれる感覚が伝わるり、やっぱり3.7Lのエンジンは伊達ではありませんでした。
また、フーガのボディ剛性は非常に高く設計されています。速度を出しても振動や揺れが少ないので、スピードを出しても体感速度は遅く感じ、安心感がありました。見た目の高級感だけではなく、エンジン性能や走行時の空間設計までこだわって設計されているのがわかります。
排気量:3.7L
最高出力:245kW(333PS)/7,000rpm
最大トルク363Nm(37.0kgfm)/5,200rpm
この数字からも、どのような走りが可能なのかはある程度、想像出来るのではないでしょうか。333馬力は、現在の国産車の中ではハイスペックです。大型ミニバンでさえここまでの馬力の車種はほぼ見当たりません。
車重は1,770kg~1,880kgと決して軽くはありませんが、ポテンシャルの高いエンジンのおかげで重さをほとんど感じない設計になっています。アクセルを踏めば踏んだ分、ガンガン加速してくれる感覚が伝わるり、やっぱり3.7Lのエンジンは伊達ではありませんでした。
また、フーガのボディ剛性は非常に高く設計されています。速度を出しても振動や揺れが少ないので、スピードを出しても体感速度は遅く感じ、安心感がありました。見た目の高級感だけではなく、エンジン性能や走行時の空間設計までこだわって設計されているのがわかります。
2代目フーガ450GTの燃費性能は良くない?
初代フーガは、2003年に開催された東京モーターショーでお披露目されたフーガをベースに設計されています。
当初、エンジンは直列4気筒2.5LのQR25DE型と、V型6気筒2.5LのVQ25DE型と3.4LのVQ35DE型という3機種が搭載されていましたが、2005年8月にV型8気筒4.5LのVK45DE型を搭載する450GTが追加され、名実ともにハイエンドセダンの仲間入りを果たしました。
グレードによる差別化をあえて嫌ったフーガの450GTは、4本出しのテールパイプとそれに合わせたリアバンパー形状のみが違うだけで、エンブレムを見ない限りまったく見分けがつきません。100万円以上の価格差がある、450GT購入者からしてみれば外装の差別化を図ってほしかったに違いありません。
この450GTは燃費が非常に悪く、実燃費は4km/L〜7km/Lと報告されています。大排気量車であっても低燃費が求められる現代においては、非常に挑戦的ともいえるでしょう。燃費性能が高く、壊れにくいほうが良いという方は、VQ25DE型エンジンを搭載している2代目の250GT系をお勧めします。
当初、エンジンは直列4気筒2.5LのQR25DE型と、V型6気筒2.5LのVQ25DE型と3.4LのVQ35DE型という3機種が搭載されていましたが、2005年8月にV型8気筒4.5LのVK45DE型を搭載する450GTが追加され、名実ともにハイエンドセダンの仲間入りを果たしました。
グレードによる差別化をあえて嫌ったフーガの450GTは、4本出しのテールパイプとそれに合わせたリアバンパー形状のみが違うだけで、エンブレムを見ない限りまったく見分けがつきません。100万円以上の価格差がある、450GT購入者からしてみれば外装の差別化を図ってほしかったに違いありません。
この450GTは燃費が非常に悪く、実燃費は4km/L〜7km/Lと報告されています。大排気量車であっても低燃費が求められる現代においては、非常に挑戦的ともいえるでしょう。燃費性能が高く、壊れにくいほうが良いという方は、VQ25DE型エンジンを搭載している2代目の250GT系をお勧めします。
2代目フーガの安全装備
日産 フーガは性能面だけではなく、安全装備もマイナーチェンジを重ねるごとにパワーアップしてきました。ここではその一部を紹介します。
◼︎インテリジェント エマージェンシーブレーキ
インテリジェント エマージェンシーブレーキは、もしクルマが他の車両や歩行者とぶつかりそうになったとき、ドライバーに警報を促しつつ、アクセルとブレーキを自動的に調整し、ゆっくりと減速へと導いてくれます。それでも減速ができなかった場合、自動的にブレーキがかかり、衝突した時の事故を最小限に防ぐ働きをします。
◼︎インテリジェント LI/LDW
インテリジェントLDW(車線逸脱警報)は文字通り、フーガの走行中に車線をはみ出すと、クルマが警報と表示でドライバーに知らせてくれ、さらにその時にインテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)が警報を発しながら、自動的に車両の向きを変えるサポートをしてくれます。
◼︎インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)
フーガには前・後ろ・サイドと全てにモニターやセンサーが用意されていますので、それらを駆使し、まるで上空から見ているかのような機能、インテリジェント アラウンドビューモニターが使用出来ます。
◼︎インテリジェント エマージェンシーブレーキ
インテリジェント エマージェンシーブレーキは、もしクルマが他の車両や歩行者とぶつかりそうになったとき、ドライバーに警報を促しつつ、アクセルとブレーキを自動的に調整し、ゆっくりと減速へと導いてくれます。それでも減速ができなかった場合、自動的にブレーキがかかり、衝突した時の事故を最小限に防ぐ働きをします。
◼︎インテリジェント LI/LDW
インテリジェントLDW(車線逸脱警報)は文字通り、フーガの走行中に車線をはみ出すと、クルマが警報と表示でドライバーに知らせてくれ、さらにその時にインテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)が警報を発しながら、自動的に車両の向きを変えるサポートをしてくれます。
◼︎インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)
フーガには前・後ろ・サイドと全てにモニターやセンサーが用意されていますので、それらを駆使し、まるで上空から見ているかのような機能、インテリジェント アラウンドビューモニターが使用出来ます。
2代目フーガのモデルチェンジの噂は?
フーガが前回モデルチェンジされたのは2009年です。2015年に大きなマイナーチェンジが行われたものの、フルモデルチェンジからは約10年が経ちます。なのでフーガのモデルチェンジを予想する声は大きくなっており、2020年の間に行われるという声もあります。可能性はかなり高いと言えるでしょう。
では、気になるモデルチェンジのベースとなるのはどんなクルマなのでしょうか?ベースとなるのは2018年デトロイトモーターショーにて発表されたコンセプトカーであるQ Inspiration conceptです。これは日産が展開する高級車ブランドのインフィニティから発表されたもので、開発には日産ルノーとダイムラーが携わっています。
デザインはエクステリア・インテリア共に無駄をそぎ落としたモダンなクルマとされており、2018年にアイズ・オン・デザイン ベストコンセプトカー賞 ベストインテリアデザイン賞を受賞しています。
2009年のフルモデルチェンジから今回のモデルチェンジまで長い期間が空いたのは、フーガが日産を代表する高級車であり、日産としても数撃てば当たるではなく、丁寧に販売したいとの思惑があったからだと思われます。
一方で、スカイラインと同様にインフィニティブランドを押し出すようになるなど、国内市場よりも国外市場に重きを置くようになっているのも事実です。今回のモデルチェンジは力を入れていた国外市場を組み込んだ、気合いの入ったモデルとして期待が高まりますね。
では、気になるモデルチェンジのベースとなるのはどんなクルマなのでしょうか?ベースとなるのは2018年デトロイトモーターショーにて発表されたコンセプトカーであるQ Inspiration conceptです。これは日産が展開する高級車ブランドのインフィニティから発表されたもので、開発には日産ルノーとダイムラーが携わっています。
デザインはエクステリア・インテリア共に無駄をそぎ落としたモダンなクルマとされており、2018年にアイズ・オン・デザイン ベストコンセプトカー賞 ベストインテリアデザイン賞を受賞しています。
2009年のフルモデルチェンジから今回のモデルチェンジまで長い期間が空いたのは、フーガが日産を代表する高級車であり、日産としても数撃てば当たるではなく、丁寧に販売したいとの思惑があったからだと思われます。
一方で、スカイラインと同様にインフィニティブランドを押し出すようになるなど、国内市場よりも国外市場に重きを置くようになっているのも事実です。今回のモデルチェンジは力を入れていた国外市場を組み込んだ、気合いの入ったモデルとして期待が高まりますね。
フーガのモデルチェンジでエンジンが変わるかも?
このようにモデルチェンジが予想されるフーガですが、性能面では何が変わるのでしょうか?現行のY51型フーガにはハイブリッドモデルが1種類しか無く、国内市場ではやや遅れ気味とも言えます。そのため新型フーガのパワートレーンにはEV方向の進化が期待されています。
新しく追加される可能性が高いのは、日産が新たに開発した2.0Lの直列4気筒ターボエンジンVC-Tとモーターによるハイブリッドモデルです。その際のスペックはどうなるのでしょうか?現在のハイブリッドモデルに搭載されている3.5Lエンジンと比較してみましょう。
・VQ35HR型 - 3.5Lエンジン(現行Y51型搭載)
最高出力225kW(306PS)/6800rpm、最大トルク350N・m(35.7kgf・m)/5000rp
・VC-T型 - 2.0Lターボエンジン(モデルチェンジ後搭載)
最高出力200kW(270PS)/5600rpm、最大トルク380N・m(38.7kgf・m)/ 4,400-4,800rpm
何より目を引くは最大トルクですね。ターボエンジンとはいえ1.5Lの差を覆しているのは衝撃的です。こんなに力強いトルクを得られたのは、VC-Tの最大の特徴である「可変圧縮比」の恩恵が大きいからでしょう。
圧縮比とはシリンダー容積と燃焼室容積から算出される比率のことで、簡単に言うとエンジンの燃費とパワーを決定する重要な数値です。通常のエンジンならこの圧縮比は設計時点で決定しているのですが、VC-Tでは走行状態に合わせた圧縮比に調整することを可能にしました。
またこのような可変圧縮比エンジンはこれまでにも存在しましたが、求められる技術力が非常に高いことから、量産するまでは至っておりませんでした。VC-Tは量産を可能にした可変圧縮比エンジンとしても注目を集めていますね。
モデルチェンジ間近なので、現在中古車市場に出回っている現行モデル及び前モデルの価格は変動することが予想されます。中にはお値打ち価格のものもあるので気になる方はチェックしてみても良いかもしれません。
新しく追加される可能性が高いのは、日産が新たに開発した2.0Lの直列4気筒ターボエンジンVC-Tとモーターによるハイブリッドモデルです。その際のスペックはどうなるのでしょうか?現在のハイブリッドモデルに搭載されている3.5Lエンジンと比較してみましょう。
・VQ35HR型 - 3.5Lエンジン(現行Y51型搭載)
最高出力225kW(306PS)/6800rpm、最大トルク350N・m(35.7kgf・m)/5000rp
・VC-T型 - 2.0Lターボエンジン(モデルチェンジ後搭載)
最高出力200kW(270PS)/5600rpm、最大トルク380N・m(38.7kgf・m)/ 4,400-4,800rpm
何より目を引くは最大トルクですね。ターボエンジンとはいえ1.5Lの差を覆しているのは衝撃的です。こんなに力強いトルクを得られたのは、VC-Tの最大の特徴である「可変圧縮比」の恩恵が大きいからでしょう。
圧縮比とはシリンダー容積と燃焼室容積から算出される比率のことで、簡単に言うとエンジンの燃費とパワーを決定する重要な数値です。通常のエンジンならこの圧縮比は設計時点で決定しているのですが、VC-Tでは走行状態に合わせた圧縮比に調整することを可能にしました。
またこのような可変圧縮比エンジンはこれまでにも存在しましたが、求められる技術力が非常に高いことから、量産するまでは至っておりませんでした。VC-Tは量産を可能にした可変圧縮比エンジンとしても注目を集めていますね。
モデルチェンジ間近なので、現在中古車市場に出回っている現行モデル及び前モデルの価格は変動することが予想されます。中にはお値打ち価格のものもあるので気になる方はチェックしてみても良いかもしれません。
2代目フーガの中古相場と購入で気をつけたいこと
初代フーガのY50型の中古相場は約8万円〜150万円とグレードや状態により、価格にバラ付きがあります。流通しているモデルは、250GTと350GT系がほとんどで、450GTを探すのは困難です。ただし、オーバースペックと燃費の悪さは、人気が薄い要因ともなっているので、フーガ450GTにこだわる人には好材料かもしれません。
また、その他のY50型でも50万円前後で状態の良いものを購入できる可能性はとても高くなっています。過去のオーナーがどのようなメンテナンスをしていたかをしっかりと調べたうえで、良質なものを選んで購入しましょう。
一方、現行のY51型では370GT系がもっとも多く、その次に250GTとなっています。グレードによる違いが少ないモデルなので、自身の使い方や車に求める性能によって、排気量を決めると良いでしょう。現行フーガの流麗なデザインか、高級セダンらしい落ち着いたデザインを取るかはあなた次第です。
※ 2020年6月現在
また、その他のY50型でも50万円前後で状態の良いものを購入できる可能性はとても高くなっています。過去のオーナーがどのようなメンテナンスをしていたかをしっかりと調べたうえで、良質なものを選んで購入しましょう。
一方、現行のY51型では370GT系がもっとも多く、その次に250GTとなっています。グレードによる違いが少ないモデルなので、自身の使い方や車に求める性能によって、排気量を決めると良いでしょう。現行フーガの流麗なデザインか、高級セダンらしい落ち着いたデザインを取るかはあなた次第です。
※ 2020年6月現在
2代目フーガを中古車で購入するメリット
中古車で購入するメリットはもちろん初期費用を抑えられることが大きいですが、フーガにはエンブレムを選べる点でもメリットがあります。フーガのエンブレムはマイナーチェンジにより変更を重ねています。2015年12月のマイナーチェンジではスカイライン同様の日産エンブレムからインフィニティエンブレムへと変更。
販売戦略も日産のクルマというよりも、高級車としてブランドを確立したいという節が見え隠れしていました。しかし2019年のマイナーチェンジで再び日産のエンブレムに変更されました。
これはフーガが日産の高級ブランド インフィニティに合わなくなったからではなく、それだけ従来の日産ブランドを求める声があったからでしょう。つまり2020年6月3日現在、フーガを新車で購入すると日産エンブレムになり、一方で中古市場のY51型には2種類のエンブレムが入り交ざっている状態になっています。
具体的には2009年の販売開始から2015年までは日産エンブレム。それ以降から2019年のマイナーチェンジまではインフィニティエンブレム、さらにそれ以降は再び日産エンブレムというわけです。年式からエンブレムを完全に絞り込むことはできませんが、大手中古車サイトでの現在の価格帯はこのようになっていました。
・年式2009年~2015年 台数は346台、価格帯は27.8万円~329万円
・年式2016年~2019年 台数は48台、価格帯は178万円~468万円
状態の良い中古車が多く、優れたコストパフォーマンスでフーガに乗ることができそうです。中古車でフーガを購入される際は年式とエンブレムをしっかりと確認する必要がありそうです。
※ 2020年6月現在
販売戦略も日産のクルマというよりも、高級車としてブランドを確立したいという節が見え隠れしていました。しかし2019年のマイナーチェンジで再び日産のエンブレムに変更されました。
これはフーガが日産の高級ブランド インフィニティに合わなくなったからではなく、それだけ従来の日産ブランドを求める声があったからでしょう。つまり2020年6月3日現在、フーガを新車で購入すると日産エンブレムになり、一方で中古市場のY51型には2種類のエンブレムが入り交ざっている状態になっています。
具体的には2009年の販売開始から2015年までは日産エンブレム。それ以降から2019年のマイナーチェンジまではインフィニティエンブレム、さらにそれ以降は再び日産エンブレムというわけです。年式からエンブレムを完全に絞り込むことはできませんが、大手中古車サイトでの現在の価格帯はこのようになっていました。
・年式2009年~2015年 台数は346台、価格帯は27.8万円~329万円
・年式2016年~2019年 台数は48台、価格帯は178万円~468万円
状態の良い中古車が多く、優れたコストパフォーマンスでフーガに乗ることができそうです。中古車でフーガを購入される際は年式とエンブレムをしっかりと確認する必要がありそうです。
※ 2020年6月現在
2代目フーガのライバル車種
フーガはEセグメントの高級セダンというキャラクターを持っています。競合車も当然そのようなキャラクターを持ったモデルになりますが、最大のライバルと言えばトヨタのクラウンです。
近年はクラウンのエンジンもダウンサイジングしたり、ハイブリッドの売り上げが良いなど、微妙に競合から外れるようになりつつありますが、元々はクラウンが最大のライバルです。
BMWの5シリーズをライバルに据えて開発が行われた事からも分かるように、輸入車ではBMWの5シリーズがライバルになります。車格的にはベンツのEクラスもライバルにはなりますが、価格帯で考えると真向からの競合車ではないでしょう。
近年はクラウンのエンジンもダウンサイジングしたり、ハイブリッドの売り上げが良いなど、微妙に競合から外れるようになりつつありますが、元々はクラウンが最大のライバルです。
BMWの5シリーズをライバルに据えて開発が行われた事からも分かるように、輸入車ではBMWの5シリーズがライバルになります。車格的にはベンツのEクラスもライバルにはなりますが、価格帯で考えると真向からの競合車ではないでしょう。
日産 2代目 フーガについて紹介してきました。フーガは日産のフラッグシップモデルを担い、かつラグジュアリーセダンの名を冠するモデルだけあって、エクステリア・インテリア・走行性能・燃費・安全性能どれにつけても、紹介すれば紹介するほどそのポテンシャルの高さを我々に証明してくれます。
そのポテンシャルに見合うだけの価格を今なお中古車市場でも誇り続けますが、輸入車を含めると比較的リーズナブルな価格ととらえることもできます。以前からセダンタイプに興味があった方や、BMW 5シリーズ等だと予算をオーバーしてしまうという方には、コストパフォーマンスの観点からみてもかなりオススメできるモデルです。
そのポテンシャルに見合うだけの価格を今なお中古車市場でも誇り続けますが、輸入車を含めると比較的リーズナブルな価格ととらえることもできます。以前からセダンタイプに興味があった方や、BMW 5シリーズ等だと予算をオーバーしてしまうという方には、コストパフォーマンスの観点からみてもかなりオススメできるモデルです。