【対立比較】BMW 3シリーズとレクサス ISどちらが買い?新型3シリーズ情報

両社を代表するレクサス ISとBMW 3シリーズ

レクサスとBMWを代表するモデルであると同時に、コンパクトからミドルサイズのスポーティーセダンとして人気の「IS」と「3シリーズ」。

本記事では、この2車種の現行モデルの特長などを比較しながら、どんなユーザーにどちらのモデルのどのグレードが買いなのか、などを考えてみたいと思います。

レクサス ISとは

レクサスIS

レクサスが「インテリジェントスポーツセダン」と呼ぶ、コンパクトスポーツセダン「IS」。パワートレインはガソリンエンジンとハイブリッドの2種類が用意され、「感動と快感の走り」をテーマにドライビングを愉しむための走りを追求したモデルとして、2005年に初代モデルが販売開始となりました。

現行モデルは2代目モデルにあたり、スピンドルグリルを備えた次世代レクサスラインアップの集大成として「気持ちよい走り」と「スポーティーなデザイン」をさらなる高みへと飛躍させています。

BMW 3シリーズとは

BMW 3シリーズ

1975年に発売された初代3シリーズから数えて6代目となる現行モデル。セダン、ツーリングワゴン、グランツーリスモのバリエーションを持ちます。以前はクーペもありましたが、2013年からクーペは4シリーズとして独立したモデルとなりました。現行モデルでは、パワートレインにガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ハイブリッドが用意され、非常に多くのグレードが存在します。

6代目となる今回のモデルはダイナミックなデザイン、俊敏性、実用性など、すべてが高次元に高められ、その魅力をさらに深めました。そして、前後約 50:50 の重量配分や伝統のFRコンセプトはオーナーに心躍るドライビング体験をもたらします。

レクサスISの内装とエクステリア

ISは、2013年のフルモデルチェンジにより、レクサスのデザインアイコン「スピンドルグリル」を起点として力強さとスポーティーさを表現したエクステリアとなりました。ボディサイズは全長が4,665mm、全幅が1,810mm。ボンネットは長く、トランクフードは短い、後輪駆動らしさが表現されています。

また、ボディを横から見ると、リア側のドアの下から後方へウネるような凝ったプレスラインも特徴的です。

ISはかなりスポーティーな雰囲気となっていますが、シートには本革または本革に近い風合いと手触りを実現したL tex(エルテックス)が採用され、CTなどと比べると格段に質感も向上しています。デザインは少々凝りすぎて煩雑な印象も。

BMW 3シリーズの内装とエクステリア

対する3シリーズは、どこから見てもBMWらしい従来からのデザインを踏襲しており、BMWの象徴でもあるフロントマスクのキドニーグリルは、誰が見てもBMWである事を気付かせてくれます。

IS同様、長いボンネットに短いトランクフード。こちらもFRのスポーツセダンらしいスタイリングとなっています。ボディサイズは、全長が4625mm、全幅は1800mmと意外にも全長は4cm、全幅は1cm、ISよりも小さくなっています。

また、新世代のコロナ・リング・デザインを採用したLEDヘッドライトとLEDフォグランプを新たに全車に標準装備、精悍なフロントマスクを演出しています。

3シリーズは、スポーティーながらも部分的にクロームメッキパーツを配した、少々ラグジュアリーな雰囲気のインテリアとなっています。

レクサス ISとBMW 3シリーズの走行スペック・燃費

どちらのモデルも複数種類のパワートレインを選ぶことができ、エンジンのタイプとインテリア、装備の組み合わせにより、非常に多くのグレードが選べるようになっています。

ISは、318psを発生する3.5L V型6気筒、178psの2.5L 直列4気筒、215psの2.5L V型6気筒、245psの2.0L 直列4気筒DOHCICターボの4種類のエンジンが用意され、3.5L V型6気筒は「IS350」、2.5L 直列4気筒は「IS300h」、2.5L V型6気筒は「IS250」、2.0L 直列4気筒DOHCICターボは「IS200t」に搭載されます。

また、「IS300h」と「IS250」には、4WDモデルも設定されています。「IS300h」の4WD車には、前後輪に動力を配分するトランスファーにトルセンLSDも採用し、駆動トルクを適切に配分することにより高い走破性と優れた操縦安定性を実現しています。燃費は、一番悪いIS350で10.0km/L、一番良いIS300hのFRモデルで23.2km/Lとなっています。


  エンジン トランスミッション 駆動方式 最高出力 kW(PS)/rpm 最大トルク Nm(kgf・m)/rpm カタログ燃費(JC08モード)
IS200t 1998cc 直列4気筒DOHC 8AT FR 180 (245) / 5,800 350 (35.7) / 1,650〜4,400 13.2km/L
IS300h 2493cc 直列4気筒DOHC CVT FR/4WD 131 (178) / 6,000 221 (22.5) / 4,200〜4,800 23.2km/L / 20.4〜20.6km/L
IS250 2499cc V型6気筒DOHC 6AT 4WD 158 (215) / 6,400 260 (26.5) / 3,800 10.6km/L
IS350 3456cc V型6気筒DOHC 8AT FR 234 (318) / 6,400 380 (38.7) / 4,800 9.8〜10.0km/L

3シリーズは、184psの2.0L 直列4気筒DOHCディーゼルターボや最高出力の異なる184ps、245ps、252psの2.0L 直列4気筒DOHCターボ、306psや326psの3.0L 直列6気筒DOHCターボなど、多くのエンジンが用意されています。そして、そのエンジンにFRやフルタイム4輪駆動システム「xDrive」が組み合わされます。燃費は320iなどで15.4km/L、ディーゼルエンジン搭載の320dで19.4km/Lなどとなっています。

  エンジン トランスミッション 駆動方式 最高出力 最大トルク カタログ燃費(JC08モード)
320i 1998cc 直列4気筒DOHC 8AT FR 135(184)/5,000 270(27.5)/1,350-4,600 16.9km/L
320i ※1  1998cc 直列4気筒DOHC 6MT FR 135(184)/5,000 290(29.6)/1,350-4,250 15.7km/L
320i xDrive 1998cc 直列4気筒DOHC 8AT 4WD 135(184)/5,000 270(27.5)/1,350-4,600 14.9km/L
320d(ディーゼル) 1995cc 直列4気筒DOHC  8AT FR 135(184)/5,000 400(40.8)/1,750-2,500 21.4km/L
330e(HYBRID)※2 1998cc 直列4気筒DOHC 8AT FR 135(184)/5,000 270(27.5)/1,350-4,600 17.7km/L
340i 2997cc 直列6気筒DOHC 8AT FR 240(326)/5,500 450(45.9)/1,380-5,000 13.5km/L
※1.320iのMTモデルは、Sport、M Sportの2グレード。
※2.330eシステムトータルは、最高出力・185kW(252ps)、最大トルク・420Nm(42.8kgm)。

レクサス ISとBMW 3シリーズの安全性能

ISは、衝突の回避や被害軽減を支援する「プリクラッシュセーフティシステム」やオートマチックハイビーム、レーンディパーチャーアラートなど、各種安全機能の設定はあるものの、そのほとんどがオプション扱い。昨今、自動ブレーキシステムなどが標準装備のモデルも増えている中で、プレミアムブランドのモデルがそれらを標準装備していないのは少々不満。

対する3シリーズは、自動ブレーキや車線逸脱警告システム、前車接近警告機能なども標準装備し、最新のパッシブセーフティー機能に対応しています。


レクサス ISとBMW 3シリーズの快適性

現行のレクサスIS、BMW3シリーズの快適性を比べてみます。レクサスISはレクサス初の静電式温度調整スイッチを導入しています。これは金属製スイッチを指先でスライドして操作するもので、運転席・助手席のオートエアコンの温度が変えられる優れものです。

次にサウンドシステムにもこだわっていて、世界から称賛されるブランド・マークレビンソンプレミアムサラウンドサウンドシステムが採用されています。そのため五感に響く臨場感あるサウンドが味わえます。

BMW3シリーズは両手が荷物でいっぱいでも、トランクが開けられるコンフォート・アクセスを採用しています。これはトランク・リッド・スマート・オープン機能で、足を素早くリヤ・バンパーの下で左右に動かすとロックが解除され、センサーの働きでトランクが開くようになっている便利なものです。

また3シリーズはカップホルダーや電源ソケットなどのかゆい所に手が届くような、様々な収納スペースが用意されている点も特長です。

どちらも快適性を高めるべく多彩な装備や機能がありますが、どの部分を重視するのかで選び方が違ってくるのではないでしょうか。

レクサスlSがフルモデルチェンジの予定?

一部メディアによると、レクサスISは2016年10月にビッグマイナーチェンジが行われるのではと噂されています。

LEDヘッドライトレンズではなくプロジェクター式が採用されたり、フロントグリル周りがスポーティーなデザインへと変更されるようです。
パワートレーンも基本性能や燃費向上が図られるとも予想されます。

大胆にも予想スペックを打ち出している所もありますが、遠からず正しい情報が出てくるでしょう。

BMW 3シリーズのマイナーチェンジで何が変わった?

2015年8月、3シリーズはマイナーチェンジされました。主な変更点は以下になります。

・直6エンジンが復活
・サスペンションがリセッティングされた

もっといろいろと動きがあったのではないかと想像していた人にとっては少々物足りないかもしれませんが、BMWのキャッチフレーズとも言うべき「駆け抜ける喜び」をより高いレベルに昇華させてくれますので、3シリーズに走りを求めている人にとっては是非チェックしていただきたいポイントです

レクサスISとBMW 3シリーズの中古価格

  レクサスIS BMW3シリーズ
最安値 269万円 189万円
最高値 558万円 659.9万円
平均価格 406.8万円 209.1万円

(2016年7月時点)

大手中古車サイトを参考にして、レクサスISとBMW3シリーズの中古価格の中古相場を比較すると、3シリーズの最高値が高いという結果になりました。最安値も3シリーズで、レクサスISの中古車は430万円代が最も多く、年式としては2013年の古い年式の中古車が多く出回っていますが、2016年式は数が少なく、中古相場も高めです。

BMW3シリーズの中古車は440万円以上の価格帯が最も多く、年式では2013年の中古車が多く出回っています。2016年式の3シリーズは440万円以上の中古車が多く、新しい年式の中古相場が高いことが分かります。

中古車の値引きの情報ですが、レクサスはあまり期待できないという口コミがありますが、3シリーズはレクサスISより値引きが可能という口コミもあります。中古車は状態が各車で違うので、その点を考慮して選ぶことがおすすめです。

レクサスISとBMW 3シリーズ、オススメはどちら?

車としての位置付けや価格レンジなど、かなり近い部分も多い両モデルですが、機能や味付けなどを見ていくと、意外と違いがあるのがお分かりいただけましたでしょうか。それを踏まえた上でどちらがおススメかを最後にまとめてみたいと思います。

まず、それぞれのモデルのおススメグレードをトータルに考えてみると、価格と動力性能、燃費などを総合的に考えて、ISは300h、3シリーズは320dになるかと思います。320dはディーゼルエンジンモデルになり、ベースグレードが506万円から、ISはIS300hのベースモデルが約500万円から。

では、最終的にISと3シリーズ、どちらがおススメなのでしょうか。上記の各比較項目をそれぞれ見てみましょう。まず動力性能ですが、最高出力ではIS300hが320dを上回るものの、最大トルクでは320dの圧勝となります。燃費は単純な数値だけだとISがいいものの、軽油は価格が安いため最終的に燃料代としての差はそれほどありません。また、スポーツセダンという点では足周りやハンドリングのセッティング等、BMWに一日の長があると思われます。単純に楽に乗り心地を求めるのであれば、ISの方が上となりそうです。

エクステリア、インテリアに関しては、好みの部分が大きいので、これは好みの問題かと思われます。安全装備に関しては、標準で各種機能を装備している3シリーズの方がおススメできます。後は、製品の信頼性やメンテナンス性ですが、これに関してはディーラー店舗の数や製品そのものの信頼性という面でレクサスの方が色々な意味で安心でしょう。

以上を踏まえ、高速域の走行が多く、走りそのものの性能を重要視するなら3シリーズ、比較的短距離や街乗りが多く、維持メンテナンス等の信頼性を重要視するのであれば、ISがおススメではないでしょうか。

レクサス ISとBMW 3シリーズのそれぞれの特長やおススメポイントをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。購入を検討されている方の参考に少しでもなれば幸いです。



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