世界で活躍するランクルの中古価格は?世界中から愛されてきた理由とは

世界で活躍する現行ランクルとは

ランドクルーザー200 AX

2014年10月に世界累計販売台数を800万台にまで伸ばしたトヨタ ランドクルーザーは、ランクルの愛称で世界中で愛され重宝されている車です。砂漠が広がるアラブの国やアフリカ諸国にまでランクルは輸出され、現地で活躍しています。

初代モデルは、陸上自衛隊への納入を狙って開発されたトヨタジープBJ型です。現在のモデルの200系は、これまでの走破性をそのまま残し、さらに豪華な内外装が加えられ、全長4,950mm、全幅1,980mmのビッグサイズになっています。

1984年に販売された、世界各国で活躍するランクル70を、復刻版として2014年8月から2015年6月までの期間限定で発売しましたが、4リッターV6ガソリン、5速MT、パートタイム4WD仕様のみの販売でした。しかしボディタイプは、4ドアバンだけでなくダブルキャブピックアップトラックも設定し、商用車としての1ナンバー登録となりランクルの活用の幅がさらに拡大しました。

現行ランクルのエクステリア・内装について

JAOS ランクル200 エアロ
JAOS ランクル200 エアロ
無題
無題

現行ランクルの新車価格・スペックを車種別に比較

無題

現行ランクルのスペックや価格を車種別に一覧表にしてご紹介します。

  ZX AX”Gセレクション” AX GX
駆動方式 4WD 4WD 4WD 4WD
エンジン V型8気筒DOHC V型8気筒DOHC V型8気筒DOHC V型8気筒DOHC
最大出力(kw/rpm) 234(318)/5,600 234(318)/5,600 234(318)/5,600 234(318)/5,600
最大トルク(N・m/rpm) 460(46.9)/3,400 460(46.9)/3,400 460(46.9)/3,400 460(46.9)/3,400
トランスミッション 6 Super ECT 6 Super ECT 6 Super ECT 6 Super ECT
新車価格(税込) 6,825,600 5,854,582 5,134,909 4,728,437

現行ランクルの走行性能について

  ランドクルーザー ランドクルーザー プラド ディーゼル ランドクルーザープラド ガソリン
駆動方式 4WD 4WD
4WD
エンジン 4.6リッター V型8気筒DOHC 2.8リッター 直列4気筒 DOHC ディーゼル
2.7リッター 直列4気筒 DOHC ガソリン
最大出力 kW(PS)/r.p.m. 234(318)/5,600
133(177)/3,400 120(163)/5,200
最大トルク N・m(kgf・m)/r.p.m. 460(46.9)/3,400 450(45.9)/1,600~2,400 246(25.1)/3,900
トランスミッション 6 Super ECT
6 Super ECT
6 Super ECT

現行のランクルには、ランドクルーザー200(以下、ランクル200)と呼ばれるモデルとランドクルーザープラド(以下、プラド)というモデルがあります。
それぞれの走行性能について見ていきましょう。

ランクル200とプラドの大きな違いは車体の大きさと搭載するエンジンの種類になります。ランクル200はフルサイズSUVでプラドはミドルサイズに相当し、プラドはミドルサイズと言えども大きな車体になります。

両者共に、本格的なオフロード走行が楽しめる走行性能を有しています。

搭載するエンジンは、ランクル200にはハイパワーのスペックを有する大排気量エンジンを搭載し大きく車重もある車体をぐいぐいと引っ張るパワーがあり、プラドには小型で維持費のかからないディーゼルとガソリンエンジンの2つから選ぶことが可能です。

ランクル200とプラドには共通点もあります。

それは搭載するオフロード走行をサポートするシステムで、マルチテレインセレクトと呼ばれるそれぞれの駆動軸に対する力配分や制動力を様々な路面状況に応じた5つのモードから選択することでタイヤの空転や駆動力不足を防ぎ、高いスペックのエンジンを効率よく使用します。

さらに、難しい路面状況でもアクセル操作を自動で行うクロールコントロールが装備されオフロード初心者でも安心して走行できるようサポートしてくれる機能で、悪路でのアクセル・ブレーキ操作は難しく熟練した技術がないと走破出来ない場面でも、ドライバーはステアリング操作にだけ集中できるので安心です。

また、大きな車体のランクル200とプラドは見えない部分も多くカメラによって障害物を確認しながらの走行も可能です。

初代ランクルから現行ランクルまでの中古価格について

大手中古販売サイトを参考に、ランクルの各モデルの中古価格の最安値、最高値、平均値を、中古相場を表にまとめてみました。
なお、初代や20系はデータがありませんでしたが、ランクル全体の平均価格は570.5万円となっています。

  初代 20系 40系 55・56型 60系 70系 80系 100系 200系
最安値(万円) 該当なし 該当なし 138 225 69.8 48.8 55.9 78.8 308
最高値(万円) 該当なし 該当なし 388 246 395 619.8 498 568 1,100
平均価格(万円) 該当なし 該当なし 248.8 223.6 170.6 238.5 151.2 196.5 567.1
(2016年7月現在)

新型ランクル200の車体本体価格は安くても4,728,437円です。そこにオプションを追加すれば、かなり金額が膨らんでしまいます。見積りをもらったらじっくり確認し、必要ないメーカーオプションなどは値引き交渉をして、少しでも安く購入したいものです。

現行ランクルのライバル車は?

エスカレード Lexani Motorcars

ランクル200に対抗できる国産車はなく、外車で挙げるとするとキャデラックのエスカレードでプラドのライバル車は国産で三菱のパジェロが挙げられます。

では、それぞれの車種を比較してみましょう。

初めにランクル200とキャデラック エスカレードとの比較です。

  ランクル200 エスカレード
エンジン 4.6リッター V型8気筒DOHC 6.2リッター V型8気筒 OHV
最大出力 kW(PS)/r.p.m. 234(318)/5,600 313(426)/5,600
最大トルク N・m(kgf・m)/r.p.m. 460(46.9)/3,400 623(63.5)/4,100
大きさ(全長×全幅×全高) mm 4,950×1,980×1,870 5,195×2,065×1,910
販売価格(税込)円 6,825,600 13,490,000

ランクル200とエスカレードを比較して見てみると、車の開発コンセプトから異なりランクル200はオフロード走行を可能とした遊び心有る車両で、エスカレードはオフロード走行を考えてなくスペシャリティカーとしてのコンセプトを持っていて大きな車体と広い車内空間でゆったりと過ごせる空間が広がります。

エンジンはランクル200が4.6リッター、エスカレードが6.2リッターと両者共に大排気量エンジンを搭載し出力・トルク共に非常に高く余裕を持った走りを楽しめます。
ただ、車体サイズがかなり大きくなるので狭い日本の道では取り回しが難しい場面も出てくるでしょう。


次に、プラドとパジェロを比較してみましょう。

ランクルプラドとパジェロの比較は!?

ランドクルーザープラド3

  ランドクルーザープラド パジェロ
エンジン ディーゼル:2.8リッター 直列4気筒 DOHC
ガソリン:2.7リッター 直列4気筒 DOHC
ディーゼル:3.2リッター 直列4気筒 DOHC
ガソリン:3リッター V型6気筒 SOHC
最大出力 kW(PS)/r.p.m. ディーゼル:133(177)/3,400
ガソリン:120(163)/5,200
ディーゼル:140(190)/3,500
ガソリン:131(178)/5,250
最大トルク N・m(kgf・m)/r.p.m. ディーゼル:450(45.9)/1,600~2,400
ガソリン:246(25.1)/3,900
ディーゼル:441(45.0)/2,000
ガソリン:261(26.6)/4,000
大きさ(全長×全幅×全高) mm 4,760×1,885×1,850 LONG:4,900×1,875×1,870
SHORT:4,835×1,875×1,850
販売価格(税込)円 ディーゼル:5,133,927
ガソリン:3,956,727
ディーゼル
LONG:4,951,800
SHORT:4,001,400

ガソリン
LONG:3,839,400
SHORT:2,926,800

ランクルプラド、パジェロは共にディーゼルエンジンか、ガソリンエンジンかを選択できるようになっており、パジェロのほうが排気量は大きく、出力・トルク共に上回るスペックを有しています。さらにパジェロは、ロングとショートが用意されており選べるようになっています。

エンジンの出力関係のスペックは異なりますが、ランクルプラド・パジェロともに最大値を発生する回転数がほぼ同じで扱いやすい中低速回転域を得意とし、オフロード走行でも低回転域から力強い走りを可能にして、本格的なオフロード走行も楽しめる2台です。

しかし、欠点は燃費でしょうか。

ランクル200、ランクルプラド、そのライバル車を含めても、車体も大きく車重もあるのでカタログ燃費ですら期待できるような数値ではなく、おそらく実燃費となると今日のエコカーよりかなり劣った値になります。これは、非日常のオフロードを走れたり大きなボディがもたらす広い車内空間は落ち着いてゆったりとしたドライブの代償といったところでしょうか。

次ページ世界がランクルを求める、その決定的理由とは !?

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