トヨタ ランドクルーザー 200ってどんなクルマ?その装備も紹介!

トヨタ ランドクルーザー

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トヨタ ランドクルーザー 200について紹介します。ランクル200は、歴代ランドクルーザーの中でも特に豪華なエクステリアやインテリアという特徴をもつモデルです。そんな、ランクル 200の成り立ちや性能・装備などを掘り下げていきましょう。
Chapter
トヨタ ランドクルーザーとは?
トヨタ ランドクルーザー200というクルマはどんなモデル?
ランドクルーザー200のグレード展開
トヨタ ランドクルーザー 200の走行性能について
現行のトヨタ ランドクルーザー 200は便利な装備が充実
トヨタ ランドクルーザー 200の装備①トヨタ セーフティセンス
トヨタ ランドクルーザー 200の装備②マルチテレインモニター
トヨタ ランドクルーザー 200の装備③前後左右独立温度コントロールフルオートエアコン
ランドクルーザー200の価格差はどれくらいあるのか?
ランクル200の中古価格は?

トヨタ ランドクルーザーとは?

トヨタ ランドクルーザーの歴史は長く、1954年にその名が冠せられたモデルが登場して以来、歴代モデルが世界中で高い評価を得ています。

歴代ランドクルーザーの特徴といえば、シャシーにラダーフレームを採用していることでしょう。

これにより、類をみない高い走破性や耐久性を実現しています。時代によってヘビーデューティーな仕様や、ショートボディモデル・ロングボディモデルなど、様々なバリエーションが存在していましたが、2020年7月時点で、国内販売されているランドクルーザーは、200とランドクルーザープラドの2つのモデルだけとなります。

トヨタ ランドクルーザー200というクルマはどんなモデル?

トヨタ ランドクルーザーは、60→80→100→200と進化を続けてきたモデルであり、レクサスSUV系の最上級モデルとなるLX570のベースでもあります。ランクルシリーズは日本での高評価はもちろん、世界での評価が圧倒的に高いクルマで、製造から20〜30年、40〜50万km走ったランクルが、今なお世界中で活躍するほどです。

ランクル 80以降は、モデルチェンジを重ねるたび、現在のブランドイメージを構築する高級感と性能を向上させ続けました。ボディも徐々に大きくなりましたが、その理由のひとつとして、日本市場よりも北米・オーストラリアをターゲットに製造されたことが挙げられます。

サスペンションも、悪路走破性と耐久性に対して絶大な信頼を得ていたリーフリジットから、乗り心地と走行安定性に優れるコイルリジットに変更しました。しかし、依然としてオフロード性能は、ランクルの名に恥じない走りを見せています。

ランクル 100で高級感はさらに高まり、サスペンションはさらに進化してフロントはダブルウィッシュボーン式の独立懸架となりました。そして操舵方式の改良も加わり、操安性と快適性のさらなる向上が図られました。

そして2007年、排ガス規制に適合しないなどの理由もあって、日本国内向けの生産を終了し、後のランクル200系へとバトンタッチすることとなったのです。

ランドクルーザー200のグレード展開

トヨタ ランクル 200は、GX、AX、AX Gセレクション、ZXの4つのグレード展開です。

すべてのグレードにおいて、最大出力234kW(318ps)/5,600rpm・最大トルク460Nm(46.9kgm)/3,400pm を発生する4.6リッターV型8気筒DOHC32バルブエンジンを搭載し、これに6 Super ECTとよばれる6速ATが組み合わされています。 

車両価格は、GXが482.6万円、AXが524.7万円、AX G セレクションが597.69万円、ZXが697.4万円となります。

トヨタ ランドクルーザー 200の走行性能について

トヨタ ランクル200の場合、以前はグレードによって搭載エンジンが異なっていましたが、2020年7月時点では各グレード共通の1UR-FE型エンジンです。また駆動方式は、いずれも4WDです。

最大2,690kgという重い車体を悪路でも一般道でも快適に動かせるように、強大なパワーそしてトルクを発揮する4.6リッター V8エンジンを搭載。その走行性能は他の同クラスエンジンと比べても最高水準のスペックを有します。吸・排気連続可変バルブタイミング機構(Dual VVT-i)を採用することによって低回転から高回転域まで滑らかなトルクカーブを描き、扱いやすいエンジンになっています。

また、ハイパワーなスペックを持つエンジン特性を受け止めるトランスミッションには駆動ロスを抑えた、最新のスーパーインテリジェント6速オートマチックトランスミッション(6 Super ECT)が採用されており、ワイドなギア比にすることによって高速走行においても低回転に抑え静粛性や燃費向上にも貢献しています。 

シーケンシャルモードも採用されており、ドライバーの意図するギアポジションへ素早く変速され、ストレスなく操作が可能です。オフロードでの走行性能も4WDの特性を最大限に引き出すため、路面状況に応じトラクションやブレーキを最適な状況に制御するシステムも備わっています。

現行のトヨタ ランドクルーザー 200は便利な装備が充実

近年トヨタ ランドクルーザー 200がマイナーチェンジを行ったのは、2018年のことです。

2015年に大幅なマイナーチェンジが行われたランクル 200と比較して、サイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラーへのオート格納機能や、スムーズな乗り降りをサポートするパワーイージーアクセスシステムが追加され、より快適なモデルへと進化しました。また、インテリアのカラーリングには、新色となるニュートラルベージュが追加され、スマートキーのデザインにランドクルーザーのロゴが刻印されるという細かな変化もみられました。

それでは、現行のランクル 200がほかにどのような装備を持つのかみていきましょう。

トヨタ ランドクルーザー 200の装備①トヨタ セーフティセンス

現行のトヨタ ランドクルーザー 200には、トヨタの予防安全装備としてトヨタ セーフティセンスが全グレードに導入されています。

プリクラッシュセーフティのセンサーはミリ波レーダーと単眼カメラで構成されているので、遠くの障害物もより速く検知できます。また歩行者検知機能や、安全運転をサポートするレーダー式クルーズコントロールも備わっています。

さらに、車線変更時に死角の車両情報をアシストするブラインドスポットモニターや、駐車場で後退時に接近車両を知らせるリヤクロストラフィックアラートもオプション設定されています。

トヨタ ランドクルーザー 200の装備②マルチテレインモニター

フロント、サイド、リアに備えられた4つのカメラを使い、特にオフロードでの走行での安全面をサポートするシステムです。どのカメラの映像をモニターに映すか、簡単に切り替えられるので、現状車外がどうなっているのかを素早く察知することができます。

また、アンダーフロアビュー機能が、運転席からは確認しづらい、車両下部の路面の状態を3メートル先からあらかじめ撮影し、その映像に車両位置やタイヤ位置を表示させることで、より的確な危険回避が可能となりました。

さらに、ディスプレイに水平線を表示させることで、路面形状や傾きを表現した「フロントビュー回転表示」も運転支援機能として採用されました。従来同様、「ロック」や「モーグル」など5パターンから選べるオフロード走行モード「マルチテレインセレクト」も全車に標準装備となっています。

トヨタ ランドクルーザー 200の装備③前後左右独立温度コントロールフルオートエアコン

トヨタ ランドクルーザー 200の広々とした室内空間を快適に保つため、室内のエアコンは4分割されたエリアに1つずつ、計4台が独立して搭載されています。

独立することによって、ひとつのエアコンで室内空間全てを担当することがなくなったので、効率的に室内温度を変更できるようになりました。また、ドライバーは暑いけど、後部座席の乗員は寒いといった時に、各々の体調でフレキシブルに変更できるというのも、独立型の強いメリットでしょう。

ランドクルーザー200の価格差はどれくらいあるのか?

トヨタ ランドクルーザー 200は、2007年に発売開始されて以降、マイナーチェンジや一部改良を繰り返しながら何回も価格が変更されています。2009年に登場した最上級グレードZXを例に、これまでの価格変更について調べてみました。

【最上級グレード ZXの価格推移】
1回目:2009年05月-2011年12月 → 690万円
2回目:2012年1月-2013年1月 → 630万円
3回目:2013年1月-2014年3月→ 635万円
4回目:2014年4月-2015年8月→ 653万1429円
5回目:2015年8月-2017年7月→ 682万5600円
6回目:2017年7月-2018年8月→ 683万6400円
7回目:2018年8月-2019年10月→ 684万7200円
8回目:2019年10月- → 697万4000円

8回目となる今回の価格改定は消費税率の改定によるものですが、装備が大幅に変更されるマイナーチェンジ前の2015年と比較すると約45万円のアップ、ベースグレードのGXでは約30万円のアップとなっています。数々の新装備や内外装の大幅変更を施して30〜45万円アップというのはむしろ安い方なのかもしれません。

また、もともと600万円台後半という国産車最高ランクの価格帯ですから、トヨタ ランクル 200の購買層は、高級輸入車をも狙える層と言えます。

ランクル200の中古価格は?

ランクル200の中古車相場は、大手中古車サイトによると、平均価格で343.7万円となります(2020年7月時点)

そのうち最安値が180万円、最も高値な中古車として1036万円の特別仕様グレードがあります。ランクル200はSUV車の中でも耐久性が高く、中古で販売されているモデルの中には走行距離20万km超ながら、200万円近くで取引されているものもあります。 

また、中古で販売されているモデルの中で一番在庫数が多いものは、最上級グレードのZXになります。多くのモデルの中から、自分の気に入った装備やデザインの車体をみつけたいという方には、ZXをおすすめします。
トヨタ ランドクルーザー 200は、マイナーチェンジを繰り返しながら、2007の登場以来10年以上、現行モデルとして高いポテンシャルを誇っています。

高い走破性や耐久性に加え、豪華装備や最新の安全装備など、現代のクルマに必要とされる要素を全て兼ね備えたトヨタのフラッグシップSUVとして、これからも高い人気を維持するでしょう。
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