NSX、GT-R、LC…国産ハイパフォーマンスカーは、年間何台売れているの?

ホンダ NSX

ホンダ NSX

1989年2月、シカゴ自動車ショーでお披露目された初代NSXは、日本初のスーパースポーツカーともいえるクルマでした。

F1開発で培った技術を結集させて、最高の走りを実現するスポーツカーとして開発され、NSXのために、栃木県に専用工場を建設、組み立て工程の34%が手作業で製作される、匠の技の結晶ともいえるクルマです。

1990年に発売された初代NSXの価格は800万3,000円。販売初年の1990年には、日本国内で744台、世界で2,548台売れ、翌1991年には、3,849台を国内で販売しています。

そして初代NSXの発売から4半世紀を経て、2016年にNSXの新型が発表されました。こちらは、アメリカのオハイオ州にある工場で生産されており、価格は2,370万円です。

新型NSXは、日本への割り当て台数が年間100台となっており、初年度の国内販売台数も100台ほどにとどまっています。発表時の予約だけでも200台を超えたという新型NSX、日本国内で目にされた方はラッキーと言えるかもしれません。

ホンダ NSX 画像

日産 GT-R

日産 GT-R

レーシングカーとしては、NSXよりもかなり前に発表されていたGT-R。初代は、1969年に発売されたスカイラインGT-Rです。69JAFグランプリレース大会を始め、3年間で55レースに優勝しました。1973年には2代目が発売され、195台が販売されました。

1989年に3代目R32型、1995年に4代目R33型、1995年に5代目R34型と進化し、2002年にR34型GT-Rの生産終了が発表され、最終特別限定車1,000台が発表日に即日完売するという伝説を作りました。

その後、2007年10月にマルチパフォーマンススポーツカーとして、GT-Rが登場。2016年の7月に発表された新型GT-Rは、8月に発表されたGT-R NISMOと合わせて、1ヵ月で年間販売計画数の800台を超える858台を受注しました。

2018年8月、GT-Rの価格は1,023万840円〜1,870万200円、年間販売計画台数の800台は、毎年クリアされているようです。

日産 GT-R 画像

レクサス LC 

レクサス LC 500 2018

レクサス LCは、トヨタの高級車ブランド レクサスから2017年3月にフラッグシップクーペとして発売されました。最先端技術が注入され、スポーティーさと乗り心地の良さに加えて、事故や急病といった緊急時の対応力も兼ね備えた新時代スポーツカーです。LC500と、ハイブリッドモデルのLC500hがあります。

LC500の価格帯は、1,302万2,000円〜1,402万2,000円、LC500hは、1,352万2,000円〜1,452万2,000円ですが、発売1ヵ月で1,800台を超える注文があり、月間販売計画台数の50台を大きく上回る状況です。

2018年3月には、レクサスの累計販売台数50万台突破を記念してLCの特別仕様車(Structural Blue)を発表。"世界で一番美しい蝶"と言われている南米のモルフォ蝶の羽の色から着想したボディカラーが魅力的な車です。

青を使ってないのに青く見える!? レクサスLCの塗装の秘密

レクサス LC 画像


日本の自動車メーカーによるスポーツカーは、日本の車産業が誇る最先端の技術が詰め込まれた、ハイテクノロジーかつスタイリッシュな車です。

価格帯が1,000万円を軽く超えるのも納得できます。どの車も販売計画を上回るペースで売れているのは、クルマ好きとしてはうれしいですね。

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文・立花義人
5歳の頃に自動車図鑑で見たアルファロメオのデザインに衝撃を受け、以降クルマに魅了される。様々なクルマの個性を知りたいと考え、免許取得後国産・輸入車問わず20台以上を乗り継ぐ。車検整備を取り扱う企業に勤務していた際、メンテナンスや整備に関する技術や知識を学ぶ。趣味はドライブ、食べ歩き。現在の愛車はパサート・ヴァリアント。

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