大坂なおみ選手が日産アンバサダーに!自動車メーカーのアンバサダーに就いた日本人スポーツ選手たち

大阪なおみ

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テニスの4大大会のひとつ全米オープンで、日本人選手として初めてシングルス優勝をはたした大坂なおみ選手。

おめでとうございます!そんな大坂選手が、日産のブランドアンバサダーに就任しました。自動車メーカーのアンバサダーには、どんな役割があるのでしょうか?

また、これまでどのような日本人アスリートたちが自動車メーカーのアンバサダーに就いてきたのでしょうか?

文・立花 義人

※ 2018年8月時点
Chapter
自動車メーカーのアンバサダーとは?
吉田 麻也選手(サッカー日本代表DF)
上田 瑠偉選手(トレイルランナー)
錦織 圭選手(プロテニスプレイヤー)

自動車メーカーのアンバサダーとは?

アンバサダー(ambassador)とは、英語で”大使”という意味ですが、企業の使うアンバサダーには、(企業や商品などの)広報を行うための役割をはたす立場・役職という意味に近いようです。

スポーツ選手や人気のタレント、著名人に企業のアンバサダーとして就任してもらい、企業の取り扱う商品の明確な目的やイメージを発信することで、いわゆるブランドイメージを高める宣伝手法のことを指して使われています。

今回の大坂選手のアンバサダー起用の理由について、日産自動車はプレスリリースで以下の通りに発表しています。

”日産自動車は、「人々の生活を豊かに」というビジョンのもと、「走行中の排出ガスゼロ」と「日産車の関わる死亡・重傷事故ゼロ」社会の実現に向け、電気自動車の普及や自動運転化技術の開発に取り組んでいます。今後も、「二つのゼロ」社会の実現に向け、ニッサン インテリジェント モビリティを、世界で推進して参ります。

大坂なおみ選手

そして、世界の頂点を目指しトッププレイヤーたちと熱戦を繰り広げる大坂選手の戦いが、この日産自動車のチャレンジングスピリットやグローバル企業として世界に挑む姿勢と共通するとの思いから、今回のブランドアンバサダー就任を決定しました。”

今後大坂選手は、日産自動車の広告やイベントに登場したり、大会遠征先での車両のサポートを受けるというかたちで、アンバサダーの役割をはたすようです。

では、他の自動車メーカーにも、アンバサダーとして就任したスポーツ選手はいるのでしょうか?

吉田 麻也選手(サッカー日本代表DF)

イギリスプレミアリーグ・サウサンプトンでプレーする、サッカー日本代表のDF吉田 麻也(よしだまや)選手は、2018年7月に、ジャガー・ランドローバー・ジャパンのアンバサダーに就任しています。

ランドローバーは、Above & Beyond(さらなる高みを目指せ)という理念を掲げており、プレミアリーグ7年目となる吉田麻也選手の情熱的な姿勢と、企業のブランドイメージが合致していると説明しています。

吉田麻也選手はオフィシャルブログで、「ランドローバーのような安定感のある選手になりたい!」とアンバサダー就任の意気込みを綴っています。

上田 瑠偉選手(トレイルランナー)

林道や砂利道、登山道などの未舗装路道を飛び跳ねるように駆け抜けるアウトドアスポーツ、トレイルランニングのレースにおいて、世界的な活躍を見せる上田瑠偉(うえだるい)選手は、2018年4月にルノー カジャーというSUVのアンバサダーに就任しています。

上田選手はデビューレースで大会新記録を出して優勝し、その後も数々の権威ある大会で優勝、2016年にはフランスのシャモニーで開かれる世界最高峰レース、UTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)のCCC101kmというクラスで日本人最高位の2位でゴールするなど、その目覚ましい活躍に今後が期待されるトップアスリートです。

ルノーはフランスの自動車メーカーですが、このUTMBを過去3年にわたってスポンサードしており、さらに今後は、ヨーロッパを中心に活躍する上田選手をサポートしてゆくとのことです。

錦織 圭選手(プロテニスプレイヤー)

その圧倒的なスピード感と頭脳的なプレースタイルが世界のテニスファンを魅了し、トッププレイヤーの仲間入りをはたした錦織圭選手。2014年9月に、イギリスの高級自動車ジャガーのブランドアンバサダーとして就任しています。

アンバサダー就任のきっかけは、もともと錦織選手がジャガーの2シータースポーツカー、F-TYPEを気に入ったことで、いまでは錦織選手がこだわって仕様を決めた限定車「KEI NISHIKORI EDITIONといったコラボレーションモデルが、F-TYPEやXE、F-PACEに設定されるなど、ジャガーのブランドイメージとして定着するようになりました。

世界で活躍するアスリートの持つ力強さや若々しさ、さらに上を目指して挑戦するスピリットは、自動車メーカーの持つブランドイメージと共通する部分があるのかもしれません。

これからのスポーツ選手の活躍を期待するのと同時に、どんな自動車メーカーとのコラボレーションが誕生するのか、とても楽しみですね。
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文・立花 義人
フリーライター。5歳の頃に自動車図鑑で見たアルファロメオのデザインに衝撃を受け、以降クルマに魅了される。

様々なクルマの個性を知りたいと考え、免許取得後国産・輸入車問わず20台以上を乗り継ぐ。

車検整備を取り扱う企業に勤務していた際、メンテナンスや整備に関する技術や知識を学ぶ。趣味はドライブ、食べ歩き。現在の愛車はパサート・ヴァリアント。
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