レーシングカーのようなスタートダッシュに!ローンチコントロールを搭載した車4選

ローンチコントロールとは?

ポルシェ 911 ターボ

「ローンチコントロール」とは、クルマが停止している状態から、すばやく発進加速をさせる制御装置です。

たとえば、MT車ですばやくスタートダッシュするには、最適なエンジン回転数に、クラッチミートのタイミングを合わせるというテクニックが必要になります。

文字で説明すると簡単そうですが、実際にはタイヤの持つポテンシャルを最大限に引き出し、微妙なアクセルワークと、クラッチミートを必要とする高度なテクニックです。ローンチコントロールは、コンピュータ制御によって、最高の発進加速を誰でも可能にします。

F1など、複数台が一斉にスタートするモータースポーツでは、ローンチコントロールがあることで、ドライバーはステアリング操作に集中することができます。

ホイールスピンを抑え、最適な駆動力を確保する、という点では「トラクションコントロール」と似たシステムですが、こちらは車両の挙動を安定させることが目的で、エンジンの出力を抑えたり、ABSを作動させてタイヤの回転数を落としたりすることがあります。一方、ローンチコントロールは、”停止状態からの発進加速”に特化しているという点で異なります。

ローンチコントロールは、サーキットなどの安全を確保できる場所でなければ、使用する機会はありません。しかし、スーパーカーといわれる多くの車種に備わっており、その機能をオンにすることで、クルマの持つ性能を極限まで引き出した加速を味わうことができます。

以下では、ローンチコントロールが装備された代表的なモデルと、その操作方法について紹介します。

①ポルシェ

スポーツ・プラス

ポルシェでは、PDKミッションにオプションのスポーツクロノパッケージを追加したモデルでローンチコントロールを使用することができます。

使用方法は、まずコンソール上のスイッチで「スポーツプラス」モードに切り替えます。PDKのセレクトレバーがDに入っていることを確認し、左足でブレーキペダルを強く踏み、右足でアクセルを踏み込みます。

エンジンの回転数が上がり、ローンチコントロールのインジケーターが点灯すると準備完了。あとは、ブレーキペダルから足を離せば、強烈な加速が始まります。

②レクサス LFA

レクサス LFA

レクサスが2010年に500台限定で販売したスーパーカー「LFA」にも、ローンチコントロールが装備されていました。LFAのローンチコントロールの作動の手順は少し複雑です。

まず、ブレーキを踏んで、スポーツモードを選択→シフトスピードをレベル7に設定→シフトを1速にして、パドルシフトをダウン側に5秒間ホールド→パネルに「LAUNCH」という表示→パドルシフトから手を離してアクセルペダルを踏み込む→ブレーキペダルから足を離す

これで、「天使の咆哮」と呼ばれたヤマハ製V10エンジンの快音とともに、0-100km/h加速3.7秒の強烈な加速を味わうことができます。

ちなみにLFAは、ローンチコントロールを行うとトランスミッションや駆動系に大きな負担がかかる、という理由から、連続使用ができなかったり、利用回数に上限が設定されているようです。

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