フェンダーアーチモールはどうして必要なの?

フェンダーアーチモールを取り付ける理由

フェンダーアーチモール

フェンダーアーチモールとは、4本のタイヤの上、車体側に取り付けられる部品で、幅2センチを超えないものを言います。メーカーによっては、フェンダーモール、フェンダーエクステンション、フェンダーカバーともいいます。

クロスオーバー系の車両では、オフロードを走る雰囲気を出すために付けられた飾りのようにも見えますが、タイヤがフェンダーからはみ出してはならない、という法規を満たすために必要な部品なのです。

タイヤのフェンダーからのはみ出しは、道路運送車両保安基準第18条 検査規程5-26に、タイヤの中心からまっすぐ線を引き、前30度、後ろ50度の線を引いた範囲の部分がフェンダーから出ているかどうかで判断します。

はみ出した場合は、フェンダー内に収めるか、フェンダーアーチモールを取り付けてはみ出さないようにするか、どちらかの対応が必要になります。

なぜタイヤがはみ出してはいけないのか?

日産 フェアレディZ NISMO (370Z NISMO)

万が一、回転しているタイヤに物が接触した場合、それを簡単に吹き飛ばすほどの衝撃が発生します。その勢いでタイヤが巻き上げた石が人に当たれば、大惨事になるおそれがあります。

保安基準とは、そういった最悪の事故が起こらないように、車側に安全を期するためのルールなのです。

車検を通すためには?

自動車の幅は車検証記載の寸法より±20ミリまでなら保安基準に適合します。ということは、片側10ミリまでなら広げてカバーできるということになります。

陸運局・運輸支局に確認したところ、フェンダーアーチモールを装着し、幅が広がったことで、その他の保安基準に不適合にならなければ、車検を通すことができるということでした。もしもそれを超えてしまう場合には、車の構造変更手続きをして、車検証上の全幅の寸法を書き換える必要があります。

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