カー・オブ・ザ・センチュリー、20世紀でもっとも影響力のあった車

20世紀を代表する車たち

20世紀でもっとも影響力のあった車に与えられた自動車賞、それがカー・オブ・ザ・センチュリー(Car of the Century : COTC)です。

選考は、まず自動車企業の専門家とカークラブが作った700台のリストから専門家が200台にしぼり、33カ国の自動車ジャーナリストがさらに100台に選定。それをベースにしたインターネット投票の10台と、専門家によって選ばれた25台の計26台(インターネットと専門家の投票に9台重複があったため)が、専門家によるポイントシステム投票によって順位付けされました。

最初のノミネートが1996年で、最終発表は1999年の12月ですから、実に3年以上の月日が費やされたことになります。

知れば納得のトップ5

ポルシェ 911 (1964)

最終選考に残った26台のなかには、アウディ クワトロ(1980年)、BMW 328(1936年)、シトロエン トラクシオン アバン(1934年)、フィアット 500(1936年)、メルセデス・ベンツ 300SLクーペ(1954年)、NSU Ro80(1967年)、レンジローバー(1970年)など、自動車史に必ず登場するモデルが並んでいました。

そんな錚々たる歴史的名車を押しのけて選ばれたトップ5の5位はポルシェ 911です。

ポルシェと言えば911といっても過言ではないほど、有名なモデル。1963年のデビュー以来、伝統のRR方式そして水平対向エンジンを、かたくなに守りながら常に進化を遂げてきました。

ロードカーとしての資質もさることながら、モータースポーツでも活躍。20世紀を代表するスポーツカーです。

Volkswagen beetle タイプ1

第4位はフォルクスワーゲン タイプ1(1946年)。原型のKdFが登場したのは、第二次大戦前の1938年。ナチスドイツの大衆車構想のもと、ポルシェ博士の設計によって生まれました。

巷ではビートルの愛称で知られるタイプ1は、RRによる高い居住性と走行性能、頑丈なボディや壊れにくさ、買い求めやすい価格などが評価され、世界中で人気車両となりました。

ちなみにフォルクスワーゲンは、最終リスト26台にゴルフ(1974年)も残っていたのです。

次ページ1位はやっぱりあの車、2位、3位は?

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