個人情報の登録なしで車の査定額が分かるシュミレーションサイトとは?

車買取

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一括査定やシュミレーションサイトで車の相場を調べる際、個人情報を入力したくないという方は多いものです。

結論から言うと、個人情報を入力しなくてもある程度の相場が分かるサイトは多数ありますが、どれも金額の精度が低く参考程度の金額しか分かりません。


正確な査定額を知る為には個人情報の登録や実車の査定が必要ですが、なぜそういった情報が必要なのでしょうか。

本記事では、個人情報が必要な具体的な理由や、精度が低くなってしまう理由を紹介し、その上でシュミレーションサイトを利用するメリットをお伝えしていきます。


後半ではおすすめのシュミレーションサイトもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってください。

愛車を相場より41万円高く売る方法とは?
  • 車は複数の買取業者に競わせることで高く売れる
  • 中には買取額が41万円アップした事例も
  • 愛車を高く売りたいならディーラー下取りに出してはいけない


買取業者1社だけに依頼すると、愛車は安く買い叩かれてしまいます。愛車を高く売るためには、複数の業者に一括で査定依頼できる「一括査定サイト」を利用するのが大切です。

その中でもおすすめなのはMOTA車買取。やりとりするのは高額査定の上位3社だけなので、少ない手間で愛車の最高額を調べられます。

キャンセルも可能なので愛車の査定額を知るのにも便利。時間が経過するほど車の買取相場は下がるので、まずは愛車の価値を調べてみては?

Yoshiki|よしき

九州エリアで中古車買取専門店に4年間勤務した経験を活かし、少しでも高く売るための方法や、輸出相場、業界の裏事情などの情報を発信しています。
そして読者の方には少しでも知識武装していただき、車で損をしたり、騙されたりしないような内容の記事を書いていきます。

Yoshiki
Chapter
なぜ正式な査定額を出すために個人情報が必要なの?:実車査定や地域差
買取業者のコンプライアンス・CSR上必要なため
実車を査定する必要性があるため
査定額に地域差があるため
売却時に必要なため
なぜシュミレーションサイトは査定額の精度が低いと言われるの?:正確な情報がない
実車の正確な状態が分からない
実車の正確なオプションが分からない
手放せる具体的な時期が分からない
おすすめのシュミレーションサイトとは?
車査定のシュミレーションについてのQ&A
シュミレーションサイトは精度が低いなら利用する必要はないの?
どうしても個人情報を業者に渡したくない時はどうすればいいの?
車査定のシュミレーションサイトについてのまとめ

なぜ正式な査定額を出すために個人情報が必要なの?:実車査定や地域差

車の価値を調べるだけなのに、なぜ氏名や住所が必要なのでしょうか。

その背景には業者側の事情と査定額に対する影響から、以下のような理由があります。
  • 買取業者のコンプライアンス・CSR上必要なため
  • 実車を査定する必要性があるため
  • 査定額に地域差があるため
  • 売却時に必要なため
まずはその具体的な理由をご説明します。

買取業者のコンプライアンス・CSR上必要なため

買取業者には「健全な買取業を通じて社会に貢献する」という社会的責任(CSR)があるため、盗難車や犯罪利用車を買取るわけにはいきません。

昨今の大手中古車販売店の不祥事で中古車業界全体が不安視されている中、日本の自動車業界はますます信頼性が重視されていくでしょう。

買取業者は依頼した本人、または家族が所有している事を確認した上で査定をし、健全な買取をしなければなりません。正確な査定額を算出するためには、個人情報の提出が必須項目となっているのです。

店頭で個人情報の提出を渋った場合、店側も提示する金額を保証できないため、査定金額を教えてもらえなかったり、査定自体を断られたりすることがあります。

実車を査定する必要性があるため

車の価値は車両の外装、内装の状態やオプションの有無に大きく左右されるため、実際に車両を査定しないと正確な金額は算出できません

査定時には自宅まで出張したり、査定する日時の連絡を取り合ったりするために住所や電話番号などの個人情報が必要です。

個人情報の入力が不要なシュミレーションサイトでは、車種・年式・走行距離などの基本的な情報しか入力しません。細かなオプションの有無によるプラス査定や傷などによるマイナス査定がなく、あくまでも平均値なので参考程度の金額提示となります。

車の価値を正確に査定してもらうためには、所有者との連絡と実車査定が必要となります。

査定額に地域差があるため

車の市場価値は地域ごとの気候や経済状況によって大きく変動するため、車の持ち主がどの地域に住んでいるのかは重要なポイントです。

例えば、積雪の多い東北地方では走破性の高い4WD車の需要が高く、実際に高値で取引される傾向がありますが、積雪が無い沖縄県ではあまり需要がありません。

経済面での例では、富裕層が集中する都市部では高級輸入車の需要が高い一方で、地方では移動に便利な軽自動車や、長距離移動に向いているハイブリッド車などの需要が高い為、需要の差がそのまま買取価格の差に直結します。

買取相場には地域差があり、所有者の現住所は相場にも影響するため住所や郵便番号などの個人情報の提出が必要となります。

一括査定や個人情報が不要なシュミレーションサイトでは、郵便番号だけといったおおまかな住所のみの提出で査定をしてもらえる場合が多いです。

しかし、実店舗に出向いて査定をしてもらう場合は、アンケート用紙に詳細な住所を記入する項目があります。

どうしても査定の段階で住所を特定されたくない人は、郵便番号のみで済む一括査定サイトを利用すると良いでしょう。

売却時に必要なため

そもそも車の買取金額が支払われるのは車両と必要書類全てが揃った後なので、最終的には個人情報を提供しなければ車の売却自体ができません

個人情報が記載された代表的な書類は以下のようなものがあります。
  • 車検証(所有者氏名・住所)
  • 印鑑証明書(名義変更に必要)
  • 納税証明書
  • 自賠責保険証明書
  • 委任状(署名・捺印)
  • 住民票や戸籍謄本(名義変更に必要)

車の売却後は必ず名義変更が必要で、車検証に登録されている氏名や住所が現在と異なっている場合は別途住民票や戸籍謄本などの書類が必要です。

車を売却する為には最終的に個人情報の提出が必要であり、提出をしないと名義変更ができないため買取金額の支払いもしてもらえません。

では、個人情報の登録なしで車査定してもらえるシュミレーションサイトとはどのようなもので、何を根拠に査定額を算出しているのでしょうか。

なぜシュミレーションサイトは査定額の精度が低いと言われるの?:正確な情報がない

シュミレーションサイトは個人情報の登録なしで依頼できるので、入力の煩わしさや不安がなく気軽に査定額を調べることができるという点がメリットです。

一方で、実車査定をするわけではないため、どうしても査定額の精度は低くなります。

では、シュミレーションサイトはなぜ査定額の精度が低いと言われるのでしょうか。

査定額の制度が低いと言われる理由は以下のとおりです。
  • 実車の正確な状態が分からない
  • 実車の正確なオプションが分からない
  • 手放せる具体的な時期が分からない
それぞれの理由について詳しく解説します。

実車の正確な状態が分からない

当然ですが、実車の状態が分からなければ正確な査定額は算出できません。

シュミレーションサイトに入力する基本情報は以下のとおりです。
  • 車種
  • 年式
  • グレード
  • 走行距離

これに対して、査定額を算出するために不足している情報は以下のとおりです。
  • メーカーオプションの有無
  • 社外品の有無
  • 外装の状態
  • 内装の状態
  • 異音や異臭など有無

数十万円かけて付けたサンルーフや、高額な社外ナビなどのプラス査定分は加味されず、ボディの傷やエンジンの異音などのマイナス査定分も加味されていません。そのため、シュミレーションサイトでは買取相場の平均値程度の査定となります。

実車の情報不足が、査定額の精度が低いと言われる理由の一つです。

実車の正確なオプションが分からない

車のオプションには、新車の製造段階でしか取り付けができないメーカーオプションと、ディーラーに到着後に装備されるディーラーオプションの2つがあります。

これらは基本的にプラス査定となる要素ですが、シュミレーションサイトではオプションを入力する項目がありません

特にサンルーフやエアロパーツ、高額なモニターなどは、ついているだけで査定額が10万円以上違ってくることがあります。

シュミレーションで提示された金額は、本当の価値よりも低い場合があるので、鵜呑みにせず、それ以上の値段で売ることを目標にしましょう。

手放せる具体的な時期が分からない

車の価値は手放す時期によっても大きく変化します。

所有し続けている間は走行距離が伸びていくため、基本的には週単位で緩やかに価値が落ちていきます。

就職や引っ越しが増える直前の2月には需要が増えるため中古車市場全体の相場が上がり、4月や年末には需要の減少に伴って、買取金額も下がる傾向にあります。

また、海外需要のある車種では関税が緩和されるタイミングに合わせて、買取金額が突然高騰したり暴落してしまうことがあります。

手放せる時期と買取金額は大きな関係がありますが、個人情報が不要なシュミレーションサイトでは手放せる時期を入力する項目はありません。

個人情報の登録なしで査定額が分かるシュミレーションサイトは気軽に使えて便利ですが、査定に必要な情報が足りないため査定額の精度が低いというデメリットがあります。

しかし、実際に車を査定してもらう前にシュミレーションサイトである程度の相場観を知っておけば、金額交渉も有利に進めることができるでしょう。

そういった意味で、実車の査定前にシュミレーションサイトを活用することは有意義だと言えます。

おすすめのシュミレーションサイトとは?

おすすめのシュミレーションサイト3社を紹介します。
  • MOTA
  • Goonet車買取
  • ナビクル
各シュミレーションサイトの特徴を詳しく解説します。

MOTA

MOTA車買取

無料でできる一括査定サービス

MOTA車買取とは、無料で利用できる一括査定サービスです。

2023年現在、約44万件の査定実績の中から買取相場を個人情報の登録なしで検索し、シュミレーションできます。

一括査定を申し込んだ際は、最大20社に車両情報が転送され、実際に電話などでやりとりするのは高額査定の上位3社だけです。

煩わしい電話ラッシュや、個人情報の不要な拡散が無くて済みます。

MOTAで入力が必要な車両情報は以下となります。

  • メーカー/車種
  • 年式
  • グレード
  • 車体色
  • 事故歴
  • 走行距離
  • 売却時期
必要な個人情報は以下となります。
  • 氏名/カナ
  • 郵便番号
  • メールアドレス
  • 携帯電話番号
ボディカラー、事故歴の有無、手放す時期も確認することで査定額の精度を上げています。

MOTAはWeb上でも評判がよく、amazonギフト券プレゼントなどのキャンペーンも定期的に行っています。徹底的に比較をしたいけど電話対応は面倒だ!という方は、ご利用してみてはいかがでしょうか。

通常の一括査定
オークション形式
提携買取業者数
1,360社以上
大手買取業者との提携
7社 / 8社中
同時査定依頼数
20社
手数料
なし
営業電話対策
業者選択可否
JPUC監修
-
対応地域
全国

株式会社プロトコーポレーション

グーネット買取

買取相場シュミレーターが無料

Goonetは国内の大手中古車情報サイトです。カーセンサーと並んで有名な査定サイトであり、中古車を探す際に一度は見たことがあるのではないでしょうか。

Goonetにも個人情報の登録なしで、無料で利用できる買取相場シュミレーターがあります。

3年落ち、5年落ち、7年落ちで分類され、車種別でグラフ化されているため見やすいです。

Goonet車買取では必要な情報を入力後、あなたの車種の買取強化をしている近所の買取店を紹介してくれ、数か月先の相場予想グラフや、過去の買取相場グラフも見せてくれます。

Goonet車買取で入力が必要な車両情報は以下となります。

  • メーカー/車種
  • 年式
  • グレード
  • 車体色
  • 次の車検時期
  • 走行距離
  • 売却検討の状況
必要な個人情報は以下となります。
  • 郵便番号
  • メールアドレス
  • 携帯電話番号
Goonet加盟店は、買取だけでなく販売するためにもGoonetと提携しているため、強引な買取営業をすることなく、次の車も探しやすくなるというメリットがあります。

通常の一括査定
◯※厳密には一括査定ではない
オークション形式
提携買取業者数
300社以上
大手買取業者との提携
7社 / 8社中
同時査定依頼数
10社以上
手数料
なし
営業電話対策
業者選択可否
JPUC監修
対応地域
全国

株式会社エイチームライフデザイン

ナビクル廃車買取

10社に一括査定ができる

ナビクルは、自宅近くの買取店をまとめて10社比較することができる一括査定サイトです。

加盟している買取店は日本自動車購入協会(JPUC)に認定された「JPUC適正買取店」なので、安心して利用できます。

また、相場シュミレーションが非常に使いやすく、個人情報の登録なしで過去から未来の相場予想まで表示してくれるためおすすめです。

ナビクルで入力が必要な車両情報は以下となります。

  • メーカー/車種
  • 年式
  • 走行距離

必要な個人情報は以下となります。
  • 氏名
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
サイト内ではおすすめの業者ランキングや車を高く売る方法のコラムなどを発信し、廃車や事故車の買取にも力を入れています。特に相場シュミレーションは使いやすいので、実車の査定前に確認しておくことをおすすめします。

マサハル(40代 / 男性 / 広島県)
0
5

古い車でも買い取ってもらえた

地方住まいですが、山間部であっても非常に迅速な対応をしてもらえ助かりました。

最初に電話をした際の受付から大変丁寧な接客をしてもらえたので、その時点で印象が良かったです。

また、年式の古い車でも買取してもらえたので、とても有り難く感じました。


売却した車:マツダ AZワゴン FX (2010年式、走行距離9.3万キロ)
売却金額:1.5万円

よよい1217(50代 / 男性 / 東京都)
0
5

無料でびっくりした

故障して数年放置していた車両にも関わらず、レッカー代、廃車解体費用、廃車手続き費用など、諸経費が全て無料で、大変満足しています。

電話申し込み後一週間以内でレッカー車を手配してくださいました。

廃車費用に数万円かかると思っていたのでびっくしりしたことを覚えています。


売却した車:三菱 シャリオ (1995年式、走行距離6.4万キロ)
売却金額:1万円

しょうちん(30代 / 男性 / 茨城県)
0
3

早かった

電話後1週間で取りに伺いますと言われ当日電話ありすぐ来てくれました。

年式は古かったので価格に対しては可もなく不可もなくと言った所。車検は受けず動かせない車でも引き取ってくれました。

ほぼ引き取りまで手間なく終わりました。早かったです。


売却した車:トヨタ bB (2009年式、走行距離1.2万キロ)
売却金額:1.5万円

買取実績
-
手数料
無料
0円以上買取保証
申込方法
WEB
電話対応時間
-
引取対応日時
-
キャンセル料
-
対応エリア
全国対応(一部離島を除く)

車査定のシュミレーションについてのQ&A

車査定のシミュレーションについて、以下の質問にお答えします。
  • シュミレーションサイトは精度が低いなら利用する必要はないの?
  • どうしても個人情報を業者に渡したくない時はどうすればいいの?

それぞれの質問に回答するので、最後までチェックしてみてください。

シュミレーションサイトは精度が低いなら利用する必要はないの?

自分の車の相場を知る為にも、実車査定の前に利用することをおすすめします。

見当違いの憶測だけで査定に出すと、足元を見られて安く買い取られてしまう可能性があります。

どうしても個人情報を業者に渡したくない時はどうすればいいの?

残念ながら、売却の際には名義変更のため車検証や印鑑証明書、住民票などの個人情報の提出が必須です。

不安にならないよう、信頼できる業者を選んで売却を検討してください。

車査定のシュミレーションサイトについてのまとめ

無料で個人情報の登録が不要なシュミレーションサイトは、査定前にある程度の相場を確認しておくためには便利なサービスです。

しかし、提示される金額にはオプションや車の状態といった必要情報が含まれていないため、鵜呑みにしてしまうと愛車を安く売って損をしてしまう可能性があります。

高く売却するためには、まずはシュミレーションサイトである程度の相場を調べ、その後一括査定サイトなどに登録して正式に実車の査定をしてもらいましょう。

正確な査定額を数社比較して最も高い業者へ売却する、という流れが良いでしょう。

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