パッソの安全装備スマアシ2の欠点。競合車よりも劣る3つの事とは?

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2016年4月に3代目となった新型パッソ(PASSO)が新発売されましたね。

今回フルモデルチェンジをした新型パッソ(PASSO)はトヨタの子会社になった
ダイハツが開発したクルマと言う事で、装備されている安全装備システムは
“トヨタセーフティセンス”ではなく”スマートアシスト2(スマアシ2)”。

この”スマートアシスト2(スマアシ2)”はムーブ/ムーヴやキャストなど
ダイハツのクルマには多く採用されている安全装備システムですが、
トヨタセーフティーセンスなど他のメーカの安全装備システムと比べると
若干性能が劣る気が・・・。

今回新しく発売された新型パッソに装備されている安全装備システム
“スマートアシスト2(スマアシ2)”の3つの欠点・デメリットを紹介したいと思います。

※2016年4月25日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

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Chapter
新型パッソの欠点1:歩行者に対応していない
新型パッソの欠点2:先行車発進が作動しない色とは?
新型パッソの欠点3:雨の日にはスマアシ2が作動しない

新型パッソの欠点1:歩行者に対応していない

今回新発売された新型パッソ(PASSO)に装備されている安全装備システム
スマートアシスト2(スマアシ2)では、最近トレンドの自動ブレーキが装備されています。

この新型パッソ(PASSO)に装備されている自動ブレーキの対応速度は
時速約5km/h~50km/hと範囲が狭いのが気になりますが、それ以上に気になるのは
歩行者には対応していないこと。

新型パッソ(PASSO)のスマートアシスト2(スマアシ2)には”衝突警報機能”と
言うのも装備されており、フロントガラスに装備されている単眼カメラが
歩行者を検知すると警告音とマルチインフォメーションディスプレイの表示で
お知らせしてくれるようです。
ただ、自動ブレーキ自体は作動する事は無いようです。
これはちょっと残念ですよね。

歩行者と衝突する危険性がある場合、警告を発してくえるのは良い機能だと
思いますが、やはり自動ブレーキも作動してもらいたいですよね。

このように新型パッソ(PASSO)は歩行者にぶつかる可能性があっても警告音のみで
自動ブレーキが作動しないのは欠点の一つかなと思いました。

新型パッソの欠点2:先行車発進が作動しない色とは?

また、今回新しくなった新型パッソに装備されている
スマートアシスト2(スマアシ2)の機能の一つに、”先行車発進機能”が
用意されています。
この先行車発進機能と言うのは、信号待ちをしている時に自分のクルマの
前に止まっていた車が発進しているのに気付かなかった場合、ブザーと
マルチインフォメーションディスプレイでお知らせをしてくれる機能と言う事です。

自動ブレーキほど重要な装備・機能ではありませんが、装備されていると
嬉しい機能ですよね。私は結構後ろにクルマにクラクションを鳴らされたり
するので、とても助かる機能だと思っています。

このようにとても便利そうな先行車発進機能ですが、前に停まっている
クルマがブラック系のカラーの場合、反応し無い事があるそうです。

私は実際に東京のお台場にあるメガウェブ(MEGA WEB)で新型パッソ(PASSO)を
試乗した際、この先行車発進機能を確かめさせて貰ったのですが、
確かに黒いボディのクルマには反応しませんでした。

このように新型パッソ(PASSO)のスマートアシスト2(スマアシ2)は検知する
クルマを選ぶのも欠点の一つなのかなと思いました。
<次のページに続く>
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新型パッソの欠点3:雨の日にはスマアシ2が作動しない
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