パッソとイグニス試乗比較。視界が良く運転しやすいのはどっち?

トヨタから新型パッソ(PASSO)がフルモデルチェンジをして、新発売されましたね。
今回新発売されたトヨタの新型パッソ(PASSO)の競合車・ライバル車として
言われているのが、スズキから発売中の人気小型SUVの新型イグニス。
この2つのモデルはボディサイズが近いコンパクトカーサイズの
クルマなのですが、実際に試乗をしてみると乗り心地や運転席からの
視界が全く異なります。
そんな新型パッソ(PASSO)と新型イグニス(IGNIS)ですが、
どちらの方が視界が良く運転がしやすいのか?
実際にこの2台のモデルを試乗をして感じた事を紹介したいと思います。
※2016年5月13日の記事です。
新型パッソとイグニス 後方の視界には大きな差が・・・。
この2台とも前方の視界は良く運転がしやすいと感じましたが、
後部座席の視界は全く異なりました。
実際にこの2台のクルマを試乗して後方視界が良いと思ったのは、
新型パッソ(PASSO)の方。
今回トヨタから発売された新型パッソ(PASSO)の後方視界が良いと思った
大きな要因の一つが、サイドウィンドウの大きさ。
今回フルモデルチェンジをして新発売されたこのクルマのサイドウィンドウは、
このようにかなり大きめ。また、このクルマはサイドウィンドウの下端の位置が
低く、斜め後方の死角が少ないデザインになっているのが好印象でした。
リヤウィンドウは高さがもう一回り大きいほうが個人的には良かったのですが、
このクルマの後方視界はとても良いように感じました。
一方、新型パッソ(PASSO)と比べるとスズキから新発売された小型SUV
新型イグニス(IGNIS)の後方視界は良くないように感じました。
このスズキの新型イグニス(IGNIS)の運転席に座って斜め後方を見ようとすると、
まず気になるのは、サイドウィンドウのサイズ。
このように見ると分かりますが、スズキから新発売されたこの新型モデルの
サイドウィンドウは、新型パッソ(PASSO)と比べるとかなり小さい。
実際にこの2台のクルマを比較するとこのような感じ。
■新型イグニス
■パッソ
このように見ると、サイドウィンドウの下端の位置が全く違うのが分かりますよね。
しかも、新型イグニス(IGNIS)のサイドウィンドウは後方にいくにつれて
右肩上がりのように下端の位置が高くなっています。
最近トレンドのこのデザインはオシャレで良いのですが、運転のしやすさや
視界の良さを考えると欠点。実際に新型イグニス(IGNIS)のサイドウィンドウを
車内から見ると、このようにパネルが埋め込まれていますし・・・。
今回スズキから新発売された新型イグニス(IGNIS)は小型SUVと言う事もあり、
全高は新型パッソ(PASSO)よりも高くなっています。そのため斜め後方の死角は
競合車・ライバル車の新型パッソ(PASSO)よりも多くなっています。
それにも関わらず、サイドウィンドウは小さめ・・・。
後方視界だけを比べると、トヨタからフルモデルチェンジをして新発売された
新型パッソ(PASSO)の方が圧倒的に良いように感じました。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型パッソ(PASSO)とスズキの
新型イグニス(IGNIS)を視界性・運転のしやすさを比較したところ、
前方視界に感じては両方と好印象。甲乙を付けがたい感じでした。
ただ、後方視界に関しては、スズキの新型イグニス(IGNIS)よりも
新型パッソ(PASSO)の方が圧倒的に良かったです。
この2台のクルマでは、後方の視界が全く異なるので、
もしこれからこのクルマを試乗される方はしっかりと確認をしてみてくださいね。