ダイハツ キャストのスマートアシスト2の特徴【何が良くなったの?】

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ダイハツから発売された新型モデルキャスト(CAST)が発売されましたね。

今回このダイハツ キャスト(CAST)に登載されている安全装備システムは、
最新の”スマートアシスト2″。

このスマートアシスト2の大きな特徴の一つは、従来から装備されている
レーザーレーダーだけでは無く、フロントガラスの部分に単眼カメラが
追加された事。

これにより前方の対象物の検知能力が従来のスマートアシスト(スマアシ)よりも
アップ、さらに広い車速域で緊急ブレーキが作動するようになったようです。

そんなダイハツ キャスト(CAST)に登載されているスマートアシスト2の
自動ブレーキの特徴と単眼カメラが追加された事のメリットなどを
ディーラーさんに確認してみました。

※2015年12月12日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

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Chapter
スマートアシスト2 自動ブレーキの特徴と対応速度
精度はそれ程高くない?
スマアシ2になって、安全性がアップ!?

スマートアシスト2 自動ブレーキの特徴と対応速度

今回ダイハツ キャスト(CAST)に登載されいるスマートアシスト2(スマアシ2)の
自動ブレーキは単眼カメラではなく、従来のものと同様にフロントグリル内に
登載されたレーザーレーダー(赤外線レーザー)を使用。
このレーザーレーダーが前走車など対象物との距離を計測し、衝突の可能性が
ある場合には、自動ブレーキを作動させて衝突回避をサポートしてくれるようです。

そして、ダイハツ キャスト(CAST)の自動ブレーキ機能が作動するのは、
自分のクルマの速度が約4km/h~50km/hの時で、約20m以内に対象物を
捕らえている場合。

そして、対象物との速度差が約30km/h以下ならば、衝突が回避できる可能性が
あるようです。

精度はそれ程高くない?

ただ、ディーラーさんの話では、ダイハツ キャスト(CAST)に登載されている
自動ブレーキ機能の精度はそれ程高くないようです。

先ほども申したとおりダイハツ キャスト(CAST)に登載されている
自動ブレーキには、赤外線レーザーが装備されています。
このスマートアシスト2(スマアシ2)に登載されている赤外線レーザーは、
濃霧時など悪天候に弱く、近距離しか認識できないのがデメリット。

また、ダイハツ キャスト(CAST)の場合、ワイパーを作動させると
スマートアシスト2(スマアシ2)が作動しなくなるよう設計されています。

なので、従来と同様にスマートアシスト2(スマアシ2)も雨天時は役立たずです。
どうやら雨天時は赤外線レーザーの精度が落ちる事が原因のようですが・・・。

悪天候の時の方が事故が起こる可能性が高いのに、これは残念ですよね。

個人的には雨天時にスマートアシスト2(スマアシ2)が作動しない事は、
大きな欠点・デメリットだと思いました。
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