XとGグレードどっちがオススメ?ハスラーの安全装備面から比較

ハスラー東京オートサロン0005

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エクスエリアや内装のデザインが大幅に変わった特別仕様車Jスタイル2の
発売が話題になっていますが、ハスラー(Hustler)の標準モデルも
2015年12月にマイナーチェンジを行いました。

そして、今回のマイナーチェンジで上級グレードのXグレードt
中間グレードのGグレードの差が大きくなったように感じました。

特にXとGグレードの違いが大きくなったと感じたのは安全装備面。

マイナーチェンジをしたハスラー(Hustler)では、X系グレードとG系グレードの
どちらの方がよいのか、安全装備面から違いを確認していきたいと思います。

※2016年2月15日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

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Chapter
ハスラー XとGグレードのオススメグレードはどっち?
ハスラー X系グレードに装備されている安全装備
ハスラー G系グレードに装備されている安全装備
ハスラー Xグレードのみに装備される安全装備

ハスラー XとGグレードのオススメグレードはどっち?

スズキの人気軽SUVのハスラーでは中間グレードのGグレードと最上位の
Xグレードが人気ですが、安全装備から判断したときにオススメなのは断然X系グレード。

理由はこの2つのグレードに装備されている安全装備での精度・機能の違い。
この2つのグレードはそれぞれこのような安全装備が付いています。

ハスラー X系グレードに装備されている安全装備

マイナーチェンジ後のハスラー(Hustler)の最上位のX系グレードでは、
フロントガラスの上部に搭載されている2つのカメラで前方を走るクルマや
歩行者を検知する”デュアルカメラブレーキサポート”が標準装備されています。
このデュアルカメラブレーキサポートに使用されている2つのカメラは、
安全装備システムの中で一番性能が進んでいると言われているスバルの
“アイサイト”にも採用されているのと同じのを採用。

これだけでハスラー(Hustler)に装備されている
“デュアルカメラブレーキサポート”の性能の良さが分かりますよね。

実際に自動ブレーキも時速約5km/h~時速約100km/hまで対応しており、
対応範囲も十分。

また、この”デュアルカメラブレーキサポート”ではクルマだけでは無く、
歩行者もしっかりと検知して、反応してくれます。

これは嬉しいですよね。

ハスラー(Hustler)に高性能のデュアルカメラブレーキサポートが装備されたのは、
今回のマイナーチェンジの注目ポイントの一つだと思いました。

ハスラー G系グレードに装備されている安全装備

一方、ハスラー(Hustler)の中間グレード”Gグレード”に標準装備されている
安全装備はマイナーチェンジ前から装備されていたレーダーブレーキサポート。

このハスラー(Hustler)のG系グレードに装備されている安全装備は
レーダー式なので、Xグレードに装備されているカメラは付いていません。
また、”デュアルカメラブレーキサポート”のように歩行者も検知しませんし、
また、検知できる範囲も全く異なります。

つまりハスラーのG系グレードに装備されているレーザーブレーキサポートは、
“デュアルカメラブレーキサポートと比べると、自動ブレーキだけを
比べてみてもワンランクもツーランクも精度・レベルが落ちます。

ディーラーさんに話を聞いても、
「安全装備だけを比べるならば、デュアルカメラブレーキサポートの方が
機能面が圧倒的良いです。」と、言っていました。

また、自動ブレーキだけでは無く、付随して付いてくる安全機能についても
ハスラー(Hustler)のXグレードとGグレードでは、異なります。

ハスラー Xグレードのみに装備される安全装備

スズキの人気軽SUVのハスラー(Hustler)の最上位”X系グレード”のみに
装備される安全機能は、このようなものがあります。
・先行者発進お知らせ機能
たまに信号待ちをしている時にボ~っとしてしまい、
前に止まっていたクルマがいつの間にか出発していた時ってありますよね。

ハスラー(Hustler)の最上位”X系グレード”ではこのような事を防ぐために
先行車が4m以上離れても、自分のクルマが走り出さない時にブザー音などで
注意を促してくれます。

これは命を救うような重要な機能ではないかもしれませんが、
個人的には一番お世話になる機能なのかなと思いました。

・車線逸警報機能
時速約60km~100kmで走行中、不注意などで車線をはみ出すと
判断した場合、ブザー音とメーターの表示により注意を促します。

ちなみに、ハスラー(Hustler)のこの車線逸警報機能は警告を
発するだけで、車線を逸脱しないようにハンドルを自動的に戻す機能は
装備されていないのでご注意を・・・。

・ふらつき警報機能
時速約60km~100kmで走行中、クルマがふらつき運転をしていると
判断した場合、ブザー音やモニター画面で注意を発します。

居眠り運転の防止にとても役に立つ機能のようですよ。

ハスラー(Hustler)の最上位グレード”X系グレード”では、
イザと言う時に役に立つこれらの安全装備が標準装備されています。

この違いも大きいですよね。

この安全装備の違いだけでも、ハスラー(Hustler)の最上位グレードの
Xグレードを選ぶ価値はあると思いました。
ハスラー(Hustler)の最上位Xグレードと中間グレードのGグレードでは
このように自動ブレーキの性能だけでは無く、ふらつき警報防止など
Xグレードのみに装備される機能も異なります。

なので、イザと言う時の安心感が全く異なります。

資金に余裕があり、安全面も考慮したいのなら、
個人的にはGグレードよちもXグレードの方が良いのかなと思いました。

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