イグニスの後部座席に3人乗車は厳しい!?その2つの理由とは?

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人気軽SUVのハスラー(Hustler)を一回り大きくしたような
1.2Lエンジンサイズの小型SUV新型イグニス(IGNIS)が新発売されましたね。

今回新発売された新型イグニス(IGNIS)は、1.2リットルエンジンながら
Sエネチャージと同等のハイブリッドシステムを搭載しており、
乗り心地もとっても快適。

このクルマを試乗した際も、とても軽快に加速していくのが印象的でした。

ただその一方気になったのは、後部座席の作り。
新型イグニス(IGNIS)は普通乗用車なので5人乗りなのですが、
後部座席に3人乗るのは少し厳しいように感じました。

私が試乗をして新型イグニス(IGNIS)の後部座席に3人乗車するのが
ちょっと大変だと思った2つの理由を紹介したいと思います。

※2016年2月24日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

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Chapter
理由1:クルマのボディサイズ
理由2:後部座席の機能
ヘッドレストは2つのみ
シートアレンジは、中央分割方式

理由1:クルマのボディサイズ

今回新発売された新型イグニス(IGNIS)の後部座席に3人乗車するのが、
ちょっと厳しいと思った理由は、ボディサイズ。
今回新発売されたこの小型SUV車の全幅・室内幅は同じカテゴリーの
クルマよりも狭くなっています。

新型イグニス(IGNIS)と同じサイズクルマの全幅・室内幅を調べてみたところ、
このようになっていました。

■新型イグニスと競合車の横幅比較
・スズキ 新型イグニス
全幅  :1,660mm
室内幅:1,365mm
・日産 マーチ
全幅  :1,665mm
室内幅:1,365mm
・トヨタ パッソ
全幅  :1,665mm
室内幅:1,370mm
・トヨタ ヴィッツ
全幅  :1,695mm
室内幅:1,420mm
・スズキ ハスラー
全幅  :1,475mm
室内幅:1,295mm
軽SUVのスズキのハスラーよりも全幅・室内幅は広くなっていますが、
他の同カテゴリーのクルマと比べると、一番狭くなっているのが分かると思います。

実際に新型イグニス(IGNIS)の後部座席に大人が二人座ってみると、
2人の間のスペースは拳一つちょっと・・・。
新型イグニス(IGNIS)の後部座席に座った瞬間、子供3人なら乗車する事は
可能ですが、大人が3人座るのはちょっとムリだろうなと思いました。

もしこのクルマの後部座席にゆったりと座りたいのなら、
大人2人までがちょうど良いのかなと思いました。

理由2:後部座席の機能

また、新型イグニス(IGNIS)は一応乗車定員は5名と言っていますが、
後部座席のつくりはどう考えても2人がけを想定しているような
デザインになっています。
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ヘッドレストは2つのみ
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