後部座席の機能・使い勝手を比較。イグニスとアルトの3つの違いとは?

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スズキから小型SUVの新型イグニス(IGNIS)が新発売されましたね。

今回新ジャンルのクルマとして発売された新型イグニス(IGNIS)ですが、
リヤエンドをスッパリと切ったようなデザインなどスズキの軽自動車
新型アルト(ALTO)とソックリ・・・。

そのため新型イグニス(IGNIS)は新型アルトを一回り大きくしたクルマと
思っている人も大勢いるそうです。

そんな2台のクルマですが、後部座席の居住性・快適性は
新型イグニス(IGNIS)の方が圧倒的に上。

今回新発売された新型モデルは1.2リットルサイズの小型乗用車で車内が
広いという事もあるのですが、それ以上に違いを感じたの後部座席の快適性。

新型イグニス(IGNIS)の後部座席には、快適に過ごせる様々な装備や
機能が備わっているのがとても良かったです。

そんな2台のクルマの後部座席の機能や装備の違いについて、比較したいと思います。

※2016年3月13日の記事です。

K-コンシェルジュ

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Chapter
違い1:リクライニング機能
違い2:シートの分割
違い3:スライド機能

違い1:リクライニング機能

新型イグニス(IGNIS)と新型アルト(ALTO)の後部座席の機能の違いの一つが、
リクライニング機能。

今回新発売された新型イグニス(IGNIS)のリヤシートはリクライニング機能が
装備されており、新型アルト(ALTO)よりも快適に過ごす事が可能です。

実際にこのクルマのリクライニング幅は、これくらい。
リクライニングできる幅や段差はそれ程大きくありませんが、
このわずかの差でも腰への負担が全く異なります。

一方、新型アルト(ALTO)はリクライニング機能が装備されていません。
軽自動車は後部座席もリクライニングできるクルマが多いだけに
ちょっと残念ですよね。

クルマにのって頻繁に遠出するのなら新型アルト(ALTO)よりも
新型イグニス(IGNIS)の方が圧倒的に快適に過ごせるのかなと思いました。

違い2:シートの分割

また、新型イグニス(IGNIS)と新型アルトの後部座席の違いの一つは、シートの分割方式。
今回新発売された新型イグニス(IGNIS)は、中央分割方式を採用。

そのためこのように左右のシート独立して後部座席を背もたれを
格納したり、スライドしたりする事が可能です。
これは便利ですよね。
特にこの中央分割方式の恩恵を感じるのは、後部座席を格納する時。

今回新発売された新型イグニス(IGNIS)は、このようにシートの片側だけを
格納する事が可能です。
そのため、このような状態にしても最大で3人まで乗車する事が可能です。

一方、スズキの軽自動車新型アルト(ALTO)の後部座席は、
新型イグニス(IGNIS)と異なり一体式。
そのため後部座席を格納するとこのような状態になり、後部座席に
座る事は不可能に・・・。
全く使い勝手が異なりますよね。
このように見比べると、左右独立して格納できるのはメリットが大きいですよね。

このシートデザインの違いもこの2台のクルマの大きな違いの一つなのかなと思いました。
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