アコードハイブリッドのインパネ。注目のシフトレバーなどを徹底チェック
更新日:2024.09.09
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ホンダのプレミアムセダン、アコード ハイブリッドは点灯時の輝き方が異なるインラインタイプのヘッドライトを採用するなど外装・エクステリアが大幅に進化。また、外装・エクステリアと同様に内装・インパネも大幅に進化。その中で私が特に驚いたのがシフトレバー。なんと今回はスイッチタイプのシフトレバーを採用。最初はかなりの違和感を感じました。また、それ以外にもかなりの変更点が…。そんなアコード ハイブリッド(Accord Hybrid)の内装・インパネの使い勝手やデザイン性を徹底的にレビューしていきたいと思います。
2016/7/28
2016/7/28
アコードハイブリッド画像インプレッション
アコード ハイブリッド(Accord HV)の内装・インパネは、このようなデザインになっています。
このインパネの第一印象は、スタイリッシュ!ビッグマイナーチェンジをしたこのモデルの内装・インパネは、ブラックを基調に木目調パネルとメッキ調のアクセントカラーを使用しており、とてもオシャレだと思いました。木目調パネルもダークなカラーを使用しているので、シックな雰囲気の内装・インパネになっているのが、好印象でした。
また、アコード ハイブリッド(Accord HV)の内装・インパネの変更点の一つが、中央部分のデザイン。
先代モデルのエアコンコントローラー部分はシルバーカラーだったのですが、このモデルではピアノブラック調のパネルに変更。
エアコンの機能面では大幅な変更はありませんでしたが、シックで大人っぽいデザインのインパネ中央のデザインになったなと感じました。また、先代モデルではエアコンの下部にカーナビやオーディオを操作するパネル(プログレッシブコマンダー)が装備されていました。
しかし、アコード ハイブリッドのビッグマイナーチェンジでは、このプログレッシブコマンダーは撤去。その代わりにこのようにリッド(蓋)が付いた収納スペースになっていました。
しかし、アコード ハイブリッドのビッグマイナーチェンジでは、このプログレッシブコマンダーは撤去。その代わりにこのようにリッド(蓋)が付いた収納スペースになっていました。
この蓋つきの収納スペースに変わった事もアコード ハイブリッドの内装・インパネのデザイン性の良さにつながっているのかなと思いました。
アコードHVはセンターコンソールのデザインも大幅に進化
また、アコード ハイブリッド(Accord HV)は、センターコンソールのデザインも一新。
まず先代モデルと大きく変わったのは、デザイン性。先代モデルでは木目調パネルが採用されていたのに対し、アコード ハイブリッは、ラメがキラキラと輝くピアノブラック調のパネルを採用。
個人的には木目調パネルよりも高級感のあるピアノブラック調のパネルの方が好みなので、このデザインは良いと思いました。
また、後ほど詳しく述べますが、アコード ハイブリッド(Accord HV)のインパネの一番の注目ポイントは、ノブが無くなりスイッチ型になったシフトレバー。
個人的には木目調パネルよりも高級感のあるピアノブラック調のパネルの方が好みなので、このデザインは良いと思いました。
また、後ほど詳しく述べますが、アコード ハイブリッド(Accord HV)のインパネの一番の注目ポイントは、ノブが無くなりスイッチ型になったシフトレバー。
シフトレバーが装備されているクルマのセンターコンソールは、通常このような感じのデザイン。シフトレバーが無いだけで、センターコンソール全体がスッキリとしたデザインになった感じがしますね。初めてみた時は若干の違和感を感じましたが…。
また、このモデルではスイッチ型のシフトレバーの隣にドリンクホルダーが用意されていますが、シフトノブがなくなったおかげでドリンクホルダーの使い勝手も良くなったように感じました。
また、このモデルではスイッチ型のシフトレバーの隣にドリンクホルダーが用意されていますが、シフトノブがなくなったおかげでドリンクホルダーの使い勝手も良くなったように感じました。
センターコンソールの使い勝手が良くなった事は、このスイッチ型のシフトレバーにしたメリットの一つなのかなと思いました。
アコードハブリッドのインパネ 注目の装備&機能
また、今回のアコード ハイブリッドのビッグマイナーチェンジに伴って、様々な装備のデザイン性や使い勝手が進化したのも注目ポイントの一つ。先代モデルよりもデザイン性や使い勝手が良くなった注目の装備・機能を紹介したいと思います。
注目の装備1:ハンドル
アコード ハイブリッドのハンドル・ステアリングホイールは、このようなデザインになっています。
ハンドルは4本スポークを採用。また、今回私が見たEXグレードは本革巻きを採用。このアコード ハイブリッド(Accord HV)のハンドルは、本革の中でもスムーズレザーのようなしっとりとした滑らかな素材を使用しており、手にピッタリとフィットする感じは好印象でした。
ここらへんのデザインは、他のホンダのクルマと大きく違いはありませんでしたが、ハンドルから手を離さずに色々とスイッチ操作できるのは、とても良いと思いました。また、このハンドルの左右のスイッチ部分には、センターコンソールと同じキラキラと輝く光沢感のあるピアノブラック調のパネルを採用。インパネやドア内側パネルのデザインとマッチしたオシャレなハンドルのデザインもなかなか良いと思いました。
アコード ハイブリッドのハンドルは機能面も十分。
また、アコードハイブリッドのハンドルは、機能面も魅力的。このようにハンドルの左右の付け根には、パドルシフトのようなレバーを装備。
ただ、アコード ハイブリッド(Accord HV)のハンドルの付け根に装備されているレバーは、残念ながらパドルシフトではありません。実はこのハンドルの付け根に装備されたレバーは、減速セレクターを操作するもの。今回ホンダに搭載された減速セレクターとは、回生ブレーキの強さを4段階の強さで調整できる機能の事。この回生ブレーキの強さをハンドルに装備されているパドルシフトのようなレバーで操作できるようです。このアコード ハイブリッド(Accord HV)に装備されている減速セレクターは、回生ブレーキの強さを調整するだけのものなので、シフトアップ/ダウンをして山道をキビキビと走ることはできないようです。
最初このアコード ハイブリッドにパドルシフトが装備されていると思い少しテンションが上がったので、ちょっと残念…。ただ急な下り坂でエンジンブレーキを使いたい時などは、重宝しそうだなと思いました。
最初このアコード ハイブリッドにパドルシフトが装備されていると思い少しテンションが上がったので、ちょっと残念…。ただ急な下り坂でエンジンブレーキを使いたい時などは、重宝しそうだなと思いました。
注目の装備2:シフトレバー
また、内装・インパネの一番の注目ポイントは、スイッチ型になったシフトレバー。アコード ハイブリッド(Accord HV)のシフトレバーは、このようなデザインになっています。
“D(ドライブ)”・”N(ニュートラル)”・”R(リバース)”・”P(パーキング)”すべてのポジションがスイッチに…。このようなスイッチ型のシフトレバーをまじまじと見たのは初めてだったのですが、シフトノブが無いと変な感じがしますね。慣れれば問題ないと思いますが、違和感を感じまくりでした。また、実際にこのスイッチ型のシフトレバーを触ってみたのですが、慣れないうちはスイッチを押し間違えそうな感じが…。
クルマの近くにいた女性スタッフの方に「スイッチ型のシフトレバーは面白いと思うんですが、押し間違いとかないんですか?」と、聞いてみたところ…「慣れるまではスイッチを目視した方が良いと思いますが、各スイッチの大きさや操作方法は異なるので、慣れれば押し間違いなどは無いと思いますよ。」との事。確かに一番重要なドライブポジションはメッキ調の加飾がされており、他のスイッチよりも大きなデザインになっています。
また、”D(ポジション)”などのスイッチは押して作動させるのに対し、後退する時に使用する”R(リバース)”スイッチは”手前に引く”事で作動するデザインを採用。
最初は戸惑うかもしれませんが、ホンダのスタッフの方が言う通り、数週間アコード ハイブリッド(Accord Hybrid)を運転したら、このスイッチ型のシフトレバーも慣れるのかなと思いました。このスイッチ型になったアコード ハイブリッド(Accord HV)のシフトレバーの使い勝手も今度しっかりと確かめてこようと思います。ちなみに、レジェンド(LEGEND)ではもうすでにスイッチ型のシフトレバーが採用されていますが、ドライバーさんからにはかなり高評価のようですよ。
今回ビッグマイナーチェンジをしてされたアコード ハイブリッドの内装・インパネは、このようなデザインになっていました。ピアノブラック調のパネルを多用しスタイリッシュな雰囲気になった内装・インパネは、エクステリアの雰囲気にもマッチしていて、とても良いと思いました。また、スイッチ型シフトレバーやホンダ初となる減速セレクターなど最新の装備・機能が採用されているのも魅力の一つだと思いました。
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