運転はしやすい?アコードハイブリッド2016の試乗で気付いた3つの事

ホンダのプレミアムセダン、アコードハイブリッド。アコードハイブリッドを試乗してきたのですが、静寂性が格段にアップ!また標準装備のタイヤが変わったこともあり、乗り心地もかなり良くなっていました。そんなアコードハイブリッド(Accord Hybrid)ですが、マイナーチェンジで全長が約30mmほど長くなりました。この全長は長くなったことは運転のしやすさに影響しているのか?また、視界性や見切りはどうだったのか?視界性や運転のしやすさなどについて、ホンダのアコードハイブリッドの2016年モデルを実際に試乗をした感想を包み隠さず紹介したいと思います。

2016/7/28

Chapter
アコードハイブリッドの運転のしやすさはどうだった?
その1:見切りが良くない
アコードHV ボディサイズが大きくなった影響はある?
その2:アコードHVは運転席の着座位置が低め
その3:アコードハイブリッドは小回りが効かない
アコードハイブリッドは駐車も大変
ホンダ アコードハイブリッド 2016

アコードハイブリッドの運転のしやすさはどうだった?

アコードハイブリッドを先日、20分~25分程度試乗をさせてもらったのですが、運転をするのに気を使うクルマと言った印象を持ちました。

このクルマの競合車・ライバル車でもあるトヨタのプレミアムセダン車“クラウンアスリート”を以前試乗したことがあったのですが、クラウンの方が格段に運転がしやすい印象を持ちました。

トヨタ クラウン 2016

プレミアムセダン、アコードハイブリッド(Accord Hybrid)を試乗をしていて気になった3つ事を紹介したいと思います。

その1:見切りが良くない

アコードハイブリッド(Accord Hybrid)を運転させてもらったのですが、一番気になったのは見切りの悪さ。運転席からの前方の眺めは、このような感じ。


ホンダ アコードハイブリッド 2016

これでも運転席をかなり高くしたのですが、ボンネットが長く見切りがそれ程良くないのはわかりますよね。

ホンダ アコードハイブリッド 2016

アコードハイブリッド(Accord Hybrid)は元々ボディサイズが大きく見切りが悪いのは分かっていたのですが、実際に試乗をしてみると予想以上の悪さ。私がこのクルマを試乗をしていて特に気になったのは、前方左側の見切り。

今回の試乗で細い路地で駐車をしているクルマを追い越す場面があったのですが、かなりドキドキ。普段私が乗っているクルマならぜんぜん余裕で通過できる幅があるのですが、このクルマだとかなりギリギリ・・・。

ホンダ アコードハイブリッド 2016

止まっているクルマもボディサイズが大きかったのですが、横を通り抜けるのに少し大変な思いをしました。そして、改めてこのアコードハイブリッド(Accord Hybrid)の横幅の大きさと見切りの悪さを実感しました。

また、横幅が広く、ロングノーズとなっているアコードハイブリッドの見切りを正確に把握するのはちょっと慣れが必要だなと思いました。

アコードHV ボディサイズが大きくなった影響はある?

ちなみに、アコードハイブリッド(Accord Hybrid)は、先代モデルと比べて、全長が300mmほど長くなりました。そして、日本の中型セダン車の中でも特に大きなクルマになっています。

■アコードハイブリッドのボディサイズ
全長:4,945mm
全幅:1,850mm
全高:1,465mm


ホンダ アコードハイブリッド 2016

アコードハイブリッド(Accord Hybrid)を初めてこのクルマを試乗したので、この全長が長くなった事で、運転がしにくくなったかどうか判断する事はできません。

そこで、試乗中にディーラーさんに「全長が長くなった事で先代モデルと比べて運転がしにくくなりましたか?」と、質問してみました。

ディーラーさんからは「私が運転した限りでは、先代モデルよりも運転がしにくくなったとは感じませんでした。全長が長くなったと言っても
たった30mmなので・・・。」「よほどクルマの車体感覚に敏感ではないと、この30mmの違いに気が付くことは無いと思いますよ。」との事。

このアコードハイブリッドの見切りの悪さや大きな車体感覚に慣れる必要はあると思いましたが、先代モデルよりも30mm全長が長くなった事に関しては、それほど敏感になる事は無いのかなと思いました。

その2:アコードHVは運転席の着座位置が低め

また、アコードハイブリッドを試乗してみて、運転のしやすさに影響を与えていると感じたのが、運転席の高さ。


ホンダ アコードハイブリッド 2016

このクルマに乗り込んだ瞬間に気が付いたのですが、運転席の着座位置が競合車・ライバル車のトヨタのクラウンに比べてかなり低め。

今回このアコードハイブリッド(Accord Hybrid)を試乗をしていて、地面すれすれを走っているような感覚になりました。

この低めのヒップポイント(着座位置)はスポーツセダンとして考えれば魅力の一つなのですが、視界性・運転のしやすさの面から考えると欠点に・・・。アコードハイブリッド(Accord Hybrid)のフロントマスクは十分な大きさがあるのですが、視界の位置が低いので、遠くを見渡しづらいように感じました。

ホンダ アコードハイブリッド 2016

また、このクルマの運転席からの見晴らしの良さや視界の良さもトヨタのクラウンアスリートやカムリに遠く及ばないように感じました。

この視界の低さもこのクルマの運転のしやすさを妨げている原因・要因の一つかなと思いました。





その3:アコードハイブリッドは小回りが効かない

またアコードハイブリッド(Accord Hybrid)を運転していて、気になったのは小回り性能。

ホンダ アコードハイブリッド 2016

このクルマはボディサイズの大きさだけではなく、小回り性能を表す最小回転半径も競合車・ライバル車と比べるとイマイチ。競合車・ライバル車と比較すると、このような違いがあります。

■アコードHVと競合車の最小回転半径比較
アコードHV
最小回転半径:5.7m~5.9m
クラウン アスリート
最小回転半径:5.2m~5.4m
カムリ
最小回転半径:5.5m

このように競合車・ライバル車と比較すると、小回り性能の違いは明らかですよね。

アコードハイブリッド(Accord Hybrid)の最上位モデル“EXグレード”の最小回転半径は、5.9m。

ホンダ アコードハイブリッド 2016

今回の試乗では小回り性能も確認するために細めの路地も運転させてもらったのですが、やはり運転に気を使いました。

クラウンアスリートよりも一回りボディサイズも大きく、また小回りも効かないため、細い路地での運転は予想以上に大変。車幅ギリギリの道幅しかない路地の左折は、特に怖かったです。アコードハイブリッドで細い路地を運転したいと言ったのを後悔したほど・・・。

先ほども申した通り左前方の見切りが良くない事もあり、細い路地の運転は慣れるまでは少々大変だと思いました。

アコードハイブリッドは駐車も大変

また、バックでの駐車も同様。今回は比較的駐車場が広いスペースでバックでの駐車を確かめさせて貰ったのですが、イメージしていた旋回半径よりも一回りも二回りも大きめ。予想以上に大回りになる印象を持ちました。


ホンダ アコードハイブリッド 2016

スーパーなどの広めの駐車場なら特に問題なく駐車する事ができると思いますが、立体駐車場や少し狭いコインパーキングなどで切り替えしをしないで1回でバシっと決めるのは、最初は難しいのかなと思いました。


ホンダ アコードハイブリッド 2016

アコードハイブリッド(Accord HV)を試乗させてもらったのですが、ボディサイズも大きく、また、小回り性能も相変わらず良くないので
運転がしやすいとは感じませんでした。このクルマの運転に慣れて車体感覚を掴めれば普通に運転できると思いますが、最初は少し大変なのかなと思いました。

また、私の妻も少しこのクルマを試乗させてもらったのですが、ボディサイズが大きくて、運転をするのに疲れたと言っていました。なので、クルマの運転が苦手な女性の方が乗るのには、少々大変かもしれません。アコードハイブリッド(Accord HV)はディーラーに用意してある試乗車が少ないですが、中型セダン車の中でも特に大きなサイズになっているので、運転が不安な方は購入前にしっかりと試乗をした方が良いのかなと思いました。

乗り心地や燃費は良かっただけに、この運転のしにくさを残念に思うお客さんもいるかもしれませんね。

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