他車では味わえないSモードの走りに驚愕!ノートe-POWER試乗した感想

日産 ノート e-power 2016

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日産の人気車種ノート(NOTE)のモデルとなるハイブリッド車、e-POWER(イーパワー)が遂にデビューしました。

今回発売された日産ノートe-POWER(NOTE e-POWER)はエンジンを発電のためだけに使用し、駆動はモーターのチカラのみを使用する新しいハイブリッドシステムを採用。

そのため、競合車となるトヨタのアクアやホンダのフィット3ハイブリッドと異なり、電気自動車のような乗り心地や静寂性に…。

また、このノート イーパワー(NOTE e-POWER)の試乗で静寂性以上に驚いたのが、3つ用意されているドライブモードの一つ”Sモード”の走りやドライブフィーリング。

私は以前トヨタのアクアやホンダのフィット3ハイブリッドなども試乗させてもらったのですが、Sモードにすると今まで味わった事のないドライブフィーリング・乗り心地になっていました。

そんなハイブリッド車”e-POWER(イーパワー)”に搭載されているSモードの走り心地や実際に使用してみた感想を紹介したいと思います。

2016/11/8
Chapter
日産ノートe-POWERの試乗インプレ:Sモードの走りはどうだった?
ノートe-POWER ワンペダル感覚を味わえるSモードのメリット
メリット1:疲労感を感じにくい
メリット2:操作もらくらく
■日産ノートe-POWERのドライブモード切替スイッチ
メリット3:燃費の良さ
■ノーマルモード
■Sモード
ノートe-POWERのSモードの欠点・デメリット

日産ノートe-POWERの試乗インプレ:Sモードの走りはどうだった?

この日産ノート イーパワー(NOTE e-POWER)に搭載されているSモードは加速力もアクセルペダルを離した時の回生力も強くなるのですが、実際に試乗をしてみて驚いたのが回生ブレーキの強さ。
アクセルペダルから足を離した瞬間、ブレーキペダルを踏まなくても“グッ”と強い最初驚くぐらいの回生ブレーキが働きます!

このe-POWERに採用されているSモードの回生ブレーキの強さを例えるなら、山道の下り坂でシフトレバーを1速や2速に入れた時にかかるエンジンブレーキの感じ。

日産ノートe-POWERのSモードでは、アクセルペダルから足を離した瞬間に「えっ!?アクセルを離しただけでこんなに回生ブレーキが働くの!?」と、ビックリするくらい減速していきます。

そして、アクセルを離したままいるとブレーキペダルを踏まないでも自然とクルマが停止します。
試乗に同行してくれたディーラーさんの話によれば、街中の平坦の道ならばブレーキペダルを踏まなくてもこの回生ブレーキのチカラだけで停車状態をキープできるようです。(安全面を考えて、停車したら一応ブレーキペダルを踏む事を推奨しているようですが…。)

つまり、日産ノートe-POWERのSモードを使用すると、ブレーキペダルを必要とせずアクセルペダルの操作だけの”ワンペダル感覚”で運転ができちゃいます。

これは凄いですよね。

このSモードのドライブフィーリングは他のクルマでは味わえない全く新しい感覚なので慣れは必要ですが、慣れたらとても便利な機能なのかなと思いました。

ノートe-POWER ワンペダル感覚を味わえるSモードのメリット

このようにワンペダルで運転操作ができるノートe-POWER(NOTE e-POWER)のSモードですが、実際に試乗をして次のようなメリットがあると感じました。

メリット1:疲労感を感じにくい

ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のSモードのメリットの一つは、疲労感。

このハイブリッド車のSモードはアクセル一つで操作できるため、わざわざブレーキペダルに足を移動される必要がないので、運転操作がとってもラク。

私も実際にこのクルマを20分程度運転させて貰ったのですが、ブレーキを踏むための足の横移動が無いだけで、疲労感が全く違いました。また、オートブレーキのようにアクセルペダルから足を離してもブレーキ力を保持してくれるのもとても好印象。

特に信号が多い道路や渋滞中の運転などでは、大いに役に立つのかなと思いました。

ちなみに、アクセルペダルから足を離すだけでブレーキランプが点灯するなど安全面もしっかりと考慮されているようですよ。

メリット2:操作もらくらく

日産ノート イーパワー(NOTE e-POWER)は、Sモードに変更するのもとってもラク。

このノートe-POWER(NOTE e-POWER)では、次の3つのドライブモードを用意しており、シフトレバー下のスイッチでドライブモードを変更する事が異なります。

・ノーマルモード
・Sモード
・ECOモード

■日産ノートe-POWERのドライブモード切替スイッチ

この切替スイッチを押すとノーマルモード→Sモード→ECOモードとドライブモードが順々に切り替わっていきます。そして、Sモードを選択すると、このようにメーターの右側に”S”と表示されます。
トヨタのプリウスのようにメーターデザインを大々的変えてくれた方が良かったのですが、スイッチ一つでドライブモードを切り替えることができる操作性の良さメリットの一つだと思いました。

メリット3:燃費の良さ

また、日産ノートe-POWERのSモードの大きなメリットの一つは、燃費の良さ。

Sモードはノーマルモードと比較すると加速力もアップするため燃費は悪くないそうですが、バッテリーに充電をする回生力もアップしているためノーマルモードよりも燃費が良いようです。

ちなみに、こちらはナンバーが付く前の時に撮った写真なのでガソリンがしっかりと給油されていないため航続可能距離短めですが、ノーマルモードとSモードではこのように航続可能距離はなっていました。

■ノーマルモード

■Sモード

このように見比べると、かなり違いますよね。

普通ならSモードの方が燃費が悪くなってしまいそうですが、この燃費の良さもノートe-POWER(NOTE e-POWER)のSモードの魅力の一つなのかなと思いました。

ちなみに、モード切替スイッチを押した時にメーターの中央にある運転情報ディスプレイに航続可能距離が表示されます。もしこのクルマを試乗する際は、Sモードにした時の後続可能距離を確認をしてみてくださいね。

ノートe-POWERのSモードの欠点・デメリット

このように燃費も操作性もとっても良いノートe-POWER(NOTE e-POWER)のSモードですが、実際に試乗をして気になった事も…。

それはこのSモードを使いこなすには、慣れが必要と言う事。

先ほども申しあげたとおり、このハイブリッド車のSモードはブレーキペダルを踏むことなく減速・停止をする事ができるのですが、自分が想定していた位置にクルマを停車させるのは、ちょっと難しい感じが…。

私は何度か日産ノートe-POWERのSモードで赤信号の停車を試したのですが、思ったよりもブレーキの効きが強く、白線のかなり手前に止まってしまう事がしばしは。

私の運転が下手なのかもしれませんが、自分が想定した位置にスッとクルマを停車できたのは、1度か2度ていど。自分が思った位置に停車するには、少し慣れが必要なのかなと思いました。

慣れるまでにちょっと停車位置が安定しないのは、このクルマのデメリットだと思いました。
日産ノートe-POWERを試乗させてもらったのですが、アクセルペダルだけで操作できるSモードのドライブフィーリングにはかなり驚きました。ただ、このSモードを使いこなせると、かなり運転がラクになるのかなと思いました。

試乗に同行してくれたディーラーさんの話によると、このハイブリッド車“e-POWER(イーパワー)”に装備されているSモードは、このクルマの一押しの機能のようです。

もしこれからこのモデルの試乗に行かれる方は、日産ノートe-POWERの注目の機能Sモードもぜひとも確かめてみてくださいね。
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