日産ノートe-POWERの加速力に不満はなかった!?【試乗をした感想を紹介】

日産 ノート e-power 2016

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エンジンは発電に使用し、モーターだけのパワーで駆動する新しいタイプのハイブリッド車、日産ノートe-POWERが発売されましたね。

先日このハイブリッド車”e-POWER(イーパワー)”を試乗してきたのですが、走行中の静寂性も素晴らしくまさに電気自動車のような乗り心地。

また、加速力や運転した時に感じる加速のフィーリングなどもトヨタのアクア(AQUA)やホンダのフィット3ハイブリッド(Fit3 Hybrid)など競合車・ライバル車とまったく異なりました。

日産ノートe-POWER(NOTE e-POWER)を試乗をした時に感じた加速力・加速感はどのような感じだったのか?実際に運転した時の感想・インプレッションを紹介したいと思います。

2016/11/10
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日産ノートe-POWERの試乗インプレ:加速はどうだった?

日産ノートe-POWERの試乗インプレ:加速はどうだった?

今回私が試乗をさせて貰ったのは、日産ノートe-POWERの最上位モデルの“メダリスト(MEDALIST)”。
まず最初にノーマルモードで運転をしたのですが、アクセルを踏み込んですぐに驚いたのはレスポンスと加速力の良さ。

アクセルを軽く半分くらいまで踏み込むと、レスポンスが良くスッと走りだします。そして、そのままアクセルをグ~~っと踏み込んでいくと、電気自動車らしく道路を滑るようにスムーズに、且つ、無音で加速をしていきます。

このクルマはエンジンとモーターを搭載しているのでハイブリッド車にカテゴライズされているのですが、アクセルを踏み込んだ時に素直に反応してくれるリニアな加速感はまさに電気自動車に乗っているような感じ。

アクセルを踏み込んだ時の加速感が、競合車・ライバル車のトヨタのアクアやホンダのフィット3ハイブリッド(Fit3 Hybrid)と全く異なりました。
また、今回の試乗では時速70km/hちょっとまで加速をしてみたのですが、エンジン音が鳴り響くことなくス~~っと滑らかに加速していく感じは、他のハイブリッド車では味わえない乗り心地。

試乗に同行したディーラーさんは、「今回発売されたノートe-POWERは、2.0リットルターボに相当するトルクとパワーを兼ね備えている。」と、言っていましたが、あながちこの表現は間違いでは無いのかなと思いました。

そのくらいこのハイブリッド車の加速力・パワーは、良かったです。

右左折をした時に競合車との違いを実感

ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の加速力の良さを実感したのは、右折や左折をした時。
モーターのチカラで走るノートe-POWER(NOTE e-POWER)は、アクセルを踏み込んだ時のレスポンスも良くまた、瞬時に十分なトルクを発揮してくれるので、ちょっと混み合った道路で右折するのがとってもラク。

アクセルを軽く踏み込むだけで、タイムラグがなくリニアにスッと前に進んでくれるので、アクアやフィット3ハイブリッドなどCVT車よりも余裕を持って右左折することができました。

電気自動車のように発進時から十分な加速力とトルクを発生してくれるのは、競合車・ライバル車よりも遥かに優れているノートe-POWERのメリット・魅力の一つなのかなと思いました。

もしこれからこのハイブリッド車を試乗される方は、右折や左折をする時のスムーズさやトルク感に注目をしてみてくださいね。

Sモードで加速力がアップ

日産のハイブリッド車ノートe-POWER(NOTE e-POWER)では、ノーマルモード/Sモード/ECOモードの3つのドライブモードが用意されています。

この中で一番加速力が良いのが、Sモード。

このクルマのセンターコンソールに装備されているドライブモード切替スイッチを操作してSモードにすると、ノーマルモードの時と比較して若干アクセルフィーリングが若干重たくなった感じが…。

ただ、Sモードにしてアクセルを踏み込むと、ノーマルモードで感じた滑らかさだけではなく、後ろからグッと押し出さるような力強さも感じられる加速力に早変わり。

ノーマルモードでも十分満足できる加速力を味わう事ができたのですが、このSモードの加速力はワンランク上。力強くて爽快な走りを楽しみたいのならSモードで運転をするのが良いのかなと思いました。
またこのノートe-POWER(NOTE e-POWER)のSモードで注目なのは、回生ブレーキの強さ。

ノーマルモードでは普通の感覚で運転することができるのですが、このSモードではアクセルペダルから足を離した瞬間に強い回生ブレーキ
発生し、あたかもブレーキを踏んだように減速&停車します。

そのためブレーキペダル操作をする事なく、アクセルのワンペダル操作だけでこのクルマを運転をする事ができちゃいます。

また、このように回生ブレーキの効きが強いので、加速力はノーマルモードよりも良くなるにも関わらず燃費性能&航続可能距離はSモードの方が良くなっています。

■ノーマルモードの航続可能距離

■Sモードの航続可能距離

ノーマルモードと比較するとSモードの方が燃費が悪くなるのが普通なので、これにはビックリですよね。

ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のこのSモードは加速力が良いだけではなく、ノーマルモードと比較すると燃費も操作性も良くなります。このように考えるとノーマルモードよりもSモードで運転をした方がメリットは大きいのかなと思いました。

ECOモードを使用すると加速力の伸びが緩やかに…

また、このノートe-POWER(NOTE e-POWER)では燃費効率を良くするECOモードも用意しています。
このECOモードにしても発進時のレスポンスの良さはノーマルモードとそれ程変わらないのですが、その後のスピードの伸びが抑えられている感じが…。

ノーマルモードやSモードの軽快な加速感に慣れてしまうと、中速域からの加速、一定のスピードで走行している巡回走行時からの加速に少々物足りなさを感じてしまうのかなと思いました。

燃費効率重視なので仕方ない部分なのかもしれませんが、運転の楽しさや運転をしている爽快さは半減しているように感じました。

また、このノートe-POWER(NOTE e-POWER)のECOモードでもSモードと同等の回生力の強さを備えています。なので、Sモードと同様にブレーキ操作する必要なくワンペダルでクルマの運転をする事が可能です。

なので、このECOモードは3つのドライブモードの中で一番の燃費効率&航続可能距離を誇っています。

電気自動車のような伸びやかな加速や軽快な走りは他のドライブモードよりも劣りますが、少しでも燃費を意識した運転をしたい方にはおすすめのドライブモードなのかなと思いました。
ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の加速力は、このようになっていました。

アクセルをグッと踏み込んだ瞬間に最大限のトルクを発揮する加速力や走りは、ハイブリッド車というよりも電気自動車そのもの。アクセルを踏み込んだ時の加速感もとても良く、大満足でした。

個人的には静寂性も含めて、競合車・ライバル車のトヨタのアクア(AQUA)やホンダのフィット3ハイブリッドよりも好みでした。

もしこのノートe-POWER(NOTE e-POWER)が気に入っているのなら、ぜひとも試乗をしてみてください。今まで発売されていたハイブリッド車とは全く異なる新たな加速や走りを体験できると思いますよ。
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