ヴィッツのマイナーチェンジ2017【先代との4つの違い&変更点とは?】

トヨタ ヴィッツ ハイブリッド 2017

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今回のマイナーチェンジではハイブリッド車の登場が話題になっていますが、外装・内装のデザインが変更されるなど注目ポイントが多々あり、先代モデルよりもより洗練されたデザインになっているように感じました。

そんな(Vitz)と先代モデルとの4つの主な違い&変更点を実車画像を使って分かりやすく紹介したいと思います。
2017/1/26
Chapter
ヴィッツの違い&変更点1:ハイブリッド車の設定

ヴィッツの違い&変更点1:ハイブリッド車の設定

ヴィッツ(Vitz)の一番の注目ポイントは、ハイブリッド車が加わった事。

新しく追加されたハイブリッド車の外装・エクステリアは、このようなデザインになっています。
他のトヨタのハイブリッド車と同様にエンブレムは、ブルーカラーに…。
また、リヤやサイドの部分には”ハイブリッド専用エンブレム”を搭載
ただ、ホイールのデザインなども含めてガソリン車とハイブリッド車では、基本的な外装・エクステリアのデザインに違いはありませんでした。

また、内装・インテリアのデザインも基本的はガソリン車と同じでしたが、このようにハイブリッド専用メーターを装備。
エンジンを立ち上げると、このように”Vitz Hybrid”とロゴを表示。
また、ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)のマルチインフォメーションディスプレイの表示項目もガソリン車と異なります。

このガソリン車と異なるハイブリッド車のメーターは、この新型モデルの注目ポイントの一つかなと思いました。

ヴィッツに搭載されたハイブリッドシステムの特徴は?

このようなデザインになっているヴィッツ ハイブリッド(Vit Hybrid)ですが、搭載されているハイブリッドシステムはどうなっているのでしょうか?

ディーラーさんなどにも確認したのですが、今回このクルマに搭載されているハイブリッドシステムは、基本的にはアクア(AQUA)やカローラ(Corolla)と同じ1500cc+モーターを組み合わせたものになっているそうです。
また、搭載されているリチウムイオンの容量も同じになっているそうです。

ただ、ヴィッツのハイブリッドモデルの方がアクアよりも車体重量が重く、また、空気抵抗を受けやすいデザインになっているためかこのクルマの燃費は34.4km/Lとがアクア(AQUA)を下回る結果に…。

このように燃費が劣るのは残念でしたが、後部座席の頭上空間の余裕など居住性はコチラの方が優れています。もし居住性や快適性を求めるのならアクアよりもヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)の方が良いのかなと思いました。

ヴィッツの違い&変更点2:グレード設定の見直し

今回のヴィッツ(Vitz)のマイナーチェンジのタイミングでタイミングで
グレードど設定にも見直しが行われました。

今回のマイナーチェンジで廃止されたのが、1500ccエンジンを搭載した
1.5Uと専用のデザインとマニュアルミッションが特徴のRS。

1,500ccエンジンを搭載いた1.5Uの廃止は、1,500cc+モーターを備えた
ハイブリッド車が発売された事を考えると納得できますが、少々残念だったのがRSの廃止。

今回マイナーチェンジを行ったヴィッツ(Vitz)では、RSの代わりに専用デザインのアルミホイールやリヤルーフスポイラーを備えたスポーティーパッケージ(Sporty Package)をハイブリッド車とガソリン車に設定。

ディーラーさんの話によると他のグレードよりかはキビキビと走る事ができるようですが、残念ながらマニュアル車の設定は無し…。

長年マニュアル車を販売していただけに、個人的にはRSを残しても良かったのかなと思いました。

ガソリン車のFグレードにも若干の変更点が…

ガソリン車の下位モデルFグレードの設定にも若干の変更点&違いが…。

ヴィッツ(Vitz)のガソリン車の下位モデルFグレードには、通常アイドリングストップ(アイスト)が装備されていないのですが、アイドリングストップを標準装備した”Fグレード スマートストップパッケージ”を用意。
また、Fグレードの装備をシンプルにしてさらに価格を下げた”Mパッケージ”を用意。

先代モデルのFグレードの欠点・デメリットだったアイドリングストップの装備がない点などが解消され、購入の選択肢が増えたのは良い事だなと思いました。

ヴィッツの違い&変更点3:内外装のデザインの変更

今回のヴィッツ(Vitz)のマイナーチェンジの変更点&違いの一つが、外装・内装のデザインが新しくなった事。

外装・エクスエリアではフロントマスクのデザインが変更になり、よりワイド感を強調したどっしりとデザインになりました。
また、リヤコンビネーションランプのデザインも変更され、横広いデザインに…。実際にこのリヤコンビネーションランプを点灯すると、このような感じ。
これはディーラーオプションになっているLEDのリヤコンビネーションランプのデザインなのですが、ライン状に点灯するテールランプがオシャレですよね

内装・インテリアのデザインにも違いが…

また、今回のヴィッツ(Vitz)のマイナーチェンジでは、外装・エクステリアだけではなく、内装・インテリアのデザインも変更がありました。

内装・インテリアの大きな違いがの一つが、新しい内装色が追加された事。

女性をターゲットにしたジュエルでは、赤いインパネやシートが特徴のマルサラを、そして、上位モデルのUグレードでは落ち着いた感じのバレルブラウンを新しい内装色に設定。
■ジュエルに新設定された内装色”マルサラ”
また、新しい内装色を追加しただけではなく、ナビを取り付けるオーディオクラスター部分やシフトレバー部分など先代モデルではシルバー加飾だったパーツがブラック塗装に…。

先代モデルよりも落ち着いたシックな雰囲気の内装・インテリアになっているように感じになっているのは、好印象でした。

ちなみに、個人的には先代モデルよりも今回マイナーチェンジをしたヴィッツ(Vitz)の内装・インテリアの方が好みでした。

ヴィッツの違い&変更点4:乗り心地の改善

今回のヴィッツ(Vitz)のマイナーチェンジではデザインの変更だけではなく、ボディの骨格にも手が加えられているようです。

今回施されたが対策の一つが、スポット溶接の増し打ちやインパネまわりの板厚のアップ。これにより先代モデルより剛性感のアップを図ったようです。

また、ディーラーさんの話によると、このヴィッツ(Vitz)では新構造のショックアブソーバーを採用しているとの事。

私も先日、東京お台場にあるメガウェブ(MEGA WEB)でマイナーチェンジをしたこのモデルを試乗させてもらったのですが、このショックアブソーバーのためか
デコボコ道を運転した時の突き上げ感の収まりが若干良くなった気が…。

ただ、剛性感に関しては、先代モデルとの違いを感じませんでした。
今回マイナーチェンジをしたヴィッツ(Vitz)は、先代モデルと比較してこのような違い&変更点がありました。

このように見ると、思ったよりも変更点は多いですよね。

個人的には唯一のマニュアル車でもあるRSが廃止されてしまったのは少々残念でしたが、先代モデルよりも内装がスタイリッシュなデザインになったのが、好印象でした。

また、ヴィッツ(Vitz)でもハイブリッド車が追加され、コンパクトカーを購入する際の選択肢が増えた事も良かったのかなと思いました。
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